育苗の方法について
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[家庭菜園の野菜作り、上達のコツと菜園ライフの楽しみ方] 目次
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■今日のテーマ:(4-1-2)
育苗の方法について
種は直接畑に撒く方法(直播)と
育苗して発芽させ苗にしてから畑に植える(定植)方法
と二つあります。
野菜の種類によって選択して施用します。
春の種選びから始まり、次は種を発芽さすことになります。
今日は育苗についての話です。
野菜の作り方と栽培法(第4部)
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◆ 育苗の方法について(作物編)
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●種の発芽率について
昨年度自分で採取した種又は
園芸店から良い種を購入して準備すると
次は種を発芽させます。
普通だと園芸店から苗を購入すれば良いのですが、
畑が広くなると購入苗代もばかになりませんので、
自分で種から苗を育てる方が安く経済的です。
また種から育てることによって、より愛情が湧きあがります。
数日して芽が出た時はうれしいものです。
発芽率とは
例えば100個の種を撒いて、発芽した数のことで、
80の芽が出たとすると、80%となります。
種の種類や温度、環境により違うと思いますが、
普通購入種でも70~90%ぐらいの発芽率と思います。
古い種だと発芽率が落ちますので、芽が出ない時もあります。
ガッカリしますね。こんな時はすぐ別の種を植えましょう。
古い種ほど発芽率がおちますので覚悟して使います。
購入種は一袋買っても種の数は相当ありますので、
全部使いきれません。
しかし保存状態が良ければまあまあの発芽率でいけます。
やはりその年内で使い切るのがベターといえます。
それと信頼のおける種苗メーカーの種を選ぶと良いでしょう。
●発芽をよくする
種はそのまま苗床に撒いてもよいのですが
殻の固い種等は
コップの水の中に数時間浸してから
使うことも発芽を高める方法です。
また薬剤コーティングした種は
水ですすいで薬剤を落としてから使うのも良いでしょう。
種も生き物ですから水と温度、光によって
眠りから覚め、活動を開始させるようにします。
しかし水につけない方がよい種もありますので
注意ください。(細部は後段で)
●苗床を用意する
苗床は培養土を使います。
ピートパンやさし芽の土とか培養土がありますので
園芸店にいけばいろいろありますので用意します。
培養土は肥料成分は必要ありませんので
苗床には肥料は与えません。
ペーハー調整が必要ですので
極端なアルカリ性や酸性は避けたいですから
やはり市販の培養土を購入した方が簡単です。
私は乾燥した薄いピートパンを使っています。
ピートパンが一番簡単で便利です。
作り方は簡単です。
トレーに乾燥したピートパンを入れ、水を加えれば良いだけです。
ピートパンが三倍程に膨れ上がります。
これで苗床の出来上がりです。
●育苗の時期は適切に
定植の時期を見計らって、育苗の準備に入ります。
南北に長い日本ですのでその地方の気候に合った時期に行います。
野菜の種類によって発芽の適温が違います。
トマトやナス等のナス科は温度が低いと発芽しません。
適温は18~25℃ですので、最低でも15℃、最高で30℃ぐらいで
発芽させます。寒い春先は室内で管理します。
また強い日差しの直射日光を当てると
焼けてしまいますので、注意します。
この場合は遮光して光と温度の調節を試みます。
●育苗管理
タネまきと覆土(土かけ)
まき方もそれぞれの野菜に応じてするとよいでしょう。
・割り箸で線を引くようにして溝を作ってまく溝まき、
・割り箸の先で穴を刺してつくる穴まき、
・ばらまき
等の手法でタネをまきます。
覆土(土かけ)はタネの厚みに対し、
2~3倍ほど土をかけるとよいでしょう。
水やり
表面が乾いてきたら、水やりをします。
あまり一機に水をかけないで表土を湿らす程度で
下に水を浸みこませるようにかけます。
水で発芽を促進させるようにしますが、
沢山やりすぎてトレー一杯に水を溜めないように
注意します。腐れの原因になります。
保温
夜間はどうしても温度が下がりますので
トレーの上にビニールか布切れをかけて
保温します。
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今日のポイント
育苗は温度と水、光の管理に気をつけます。
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●野菜の種類別発芽管理
温度と水が十分でも発芽ができない場合があります。
それは光の効用です。
育苗中に光を好むものと、好まないものがあります。
これを好光性種子、好暗性種子といっています。
好光性種子はレタス、ミツバ、ハクサイ、カブ、ツケナ類、
シソ、ニンジン、ゴボウ等のように光がないと発芽しない
野菜です。
好暗性種子はトマト、ナス、キュウリ等のウリ科、
ダイコン、カボチャ、ネギ、タマネギ、ニラ、トウガラシは
暗くしないと発芽しません。
ですから好光性種子は心持薄く覆土に気をくばることです。
このように野菜の種類によって、土かけの深さ、
また育苗時の場所で光の度合いを考えてあたると
うまくいきます。
またナスビの場合は常時高温だけでは育たず
温度の高低変化が必要といわれます。
夜の冷え込みと日中の高温、15~30℃ぐらいを
繰り返すような状態で発芽が促進されます。
水につけてはいけない種子
一般的に事前に水につけると発芽が促進されるわけですが、
水につけないほうが良いものもあります。
ナスやホウレンソウ、マメ類は水につけないようにします。
水につけることで水分が多すぎて腐れやすくなります。
腐れは水から雑菌をひろい繁殖しますので、
かえって発芽が悪くなったりしますので
気をつけましょう。
ショック発芽法
私がよく使う方法です。
ホウレンソウ、マメ類は別のショック発芽法で行います。
50~60℃ぐらいのお湯でホウレンソウ、マメ類の種を
さっとかけてショックを与えて、目ざませる手法です。
これを畑に直播しますと発芽がそろってよくなります。
これはよく大豆からモヤシを作る時にこうします。
これを応用したものです。
以上が私が実践している種の発芽法です。
ぜひこれを参考にして菜園ライフにあたってみてください。
【三倍増収への挑戦】----------------------------------
私が実践しているエコア有機栽培は、
家庭菜園においてエコロジーの観点から
完全無農薬有機栽培の手法を実践したもので
土作りや堆肥作り、種選びから定植、栽培法まで
独特の方法を講じて、三倍増収まで高めようと
常日頃から研究をしている栽培法です。
【Copyright(C)ECOARS (有)エコア技研All Rights Reserved.】
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◆ 終わりに★ -=☆☆
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回のメールいかがでしたでしょうか。
少し長くて読みにくいかと思いますが
お役にたてたでしょうか。
次回は上手な野菜作りのコツの大事な所である、
「定植の方法」についてお伝えしたいと思います。
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