雪月花に酒

 

 海岸線には色々なモノが運ばれてくる。

 

 日本海側にくらべれば、怪しげなものは少ない。


 ゴミだと言ってしまえば、それまでだが、被写体になってくれるモノもある。


 これは、硝子。



雪月花に酒

 これは、木の実。



雪月花に酒

 かつて、大学生だった柳田国男は、椰子の実が漂着しているのを三度見かけた事から海流によって人や物が移動する事を思い付き、後に「海上の道」をまとめる事になったとか。


 私は柳田青年の後ろに立ち、そっと、視線を追うことが出来る。彼が残してくれた本によって。


 柳田国男はこの話を、島冊藤村に聞かせたそうだ。


 すると、「君、この話を僕にくれないか。誰にも話すことなく僕にくれ」といったとか。


 そして「椰子の実」が生まれることになる。


 



雪月花に酒

 河津桜を撮影に九十九里浜へいった時に撮影したものです。


 波打ち際の貝殻をアップで撮影してみました。


 外の撮影で、クローズアップレンズを使ってみたかったというのがあります。


 テストを兼ねての撮影です。


雪月花に酒

 

 個人的には二枚目の方が空が映ってたりするので、好きですね。


 主を亡くして砂と海の狭間にたゆたう殻は何を思うのでしょうかね。



雪月花に酒


 千葉県といえば、菜の花なのでしょうか?


 小学校では菜の花体操とかありますから。


 以外とありふれていると思うのは千葉に住んでいるからですかね。


 菜の花が黄色い花をつけ始めたので、写真におさめてみました。


雪月花に酒


 黄色の花に青空というのもありなのではと思うのです。


 ハワイアンバーガー食べました。

 

 普通に美味しかったですよ。


 個人的には、ニューヨークバーガーがベストですね。


 発売期間が短すぎると思うのは私だけ?




雪月花に酒

 『恥の多い生涯を送って来ました。

  

  自分には、人間の生活というものが、

 

  見当つかないのです』


 太宰治の「人間失格」が映画化されたので見てきました。


 そして、退廃的な気分に浸るためと、太宰先生と、生田斗真ら素晴らしき役者陣への感謝を込めて、とっておきのアイリッシュ・ウィスキーで一杯。


 映画は良い出来でしたが、良く出来すぎているので、面白いかというと難しいですね。


 元の作品が、あんな感じなので。好きな人は良いんですけどね。

 

 アレンジ要素の一つとして、葉蔵の行きつけのBARには、文豪が集まってるんですよ。

 

 中原中也、井伏鱒二、菊池寛など多くの文豪がね。


 それが、太宰自身を投影したかのような葉蔵との関わり合いなどが面白いですね。


 この映画に、希望や明るさは無く、暗く退廃的で、絶望が垣間見える作品です。楽しい作品では無いですよね。

 

 それでも、一度読んで、色々考えたり、感じたりしたことがある人はこの映画を見たくなるのかもしれません。


 映像としての「人間失格」は、はやり、読んだ時の印象とはまた違う何かを感じ取れるのではないだろうか。


 大正、昭和初期に憧れる私は、今、この一時ぐらいは、退廃的に酒を飲み、太宰に、葉蔵に思いを馳せてもいいかなって思わせてくれた作品でした。


 この作品って、前向きだったり、挫折を知らなかったり、もしくは、後ろ向きや挫折が心底嫌いな人、厭世感を抱いた事の無い人は見ないと思うけど、万が一見たら面白いのかな?


 見方や楽しみ方は人それぞれなので、何とも言えないのですけどね。


 実際、映画館の廊下では若い女性達が、生田斗真くんの裸身について語ったり、葉蔵と別れた妻・良子のその後が気になっていたりと感じ方はそれぞれだなと思いましたからね。


 原作が好きか、好きな役者が出ているというなら見てもいいかもね。


 


 

 

 



雪月花に酒

 「Dr.パルナサスの鏡」を見に行って来ました。


 テリー・ギリアム監督の作品です。


 監督の作品だと「12モンキーズ」が私の中では印象深いですね。

 

 「ブラザーグリム」は見てないですしね。

 

 主演のヒース・レジャーが撮影途中で亡くなってしまった事でも話題になりました。


 ヒースの代役として友人である、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの三人が立ち、その出演料は、ヒースの幼い一人娘に譲られるという。


 この作品、そう言った意味でも注目されていますが、内容はどうなのかという話です。


 この先、ネタバレを含んでしまうと思います。

  

 千年の時を生きるDr.パルナサスが誘う世界は、人の想像力によって描かれる無限の世界。


 舞台の鏡を潜ると自身の想像力の世界へと旅立てます。


 しかし、そこに待つ選択は、簡単に言えば、天国と地獄。


 誘惑に落ちれば、悪魔の元へと誘われます。


 しかも、これは、パルナサスと悪魔の賭け事の対象になっているのです。


  夢の世界の恐ろしさは、現実の恐ろしさに通じるものがあります。

 

 現実と鏡の世界が入れ替わったりするので、人によっては疲れる映画かも。


 個人的な感想としては、面白かったというか、役者の演技力に舌を巻きました。


 ジョニー・デップやジュード・ロウ、コリン・ファレルの演技がヒースが中に入ったような感じがします。


 それぞれが、ヒース演じる「トニー」を演じているのですが、違う演技なんですが、根本にヒースを感じるような芝居なのです。


 その演技が、とても、面白かったです。


 作品全体としても、映像的な美しさや面白さの影に常に現実の恐ろしさが垣間見える面白い作品だったと思います。


 そろそろ、終わりそうなので、少しでも興味がある人は見に行った方が良いです。


 ただ、「12モンキーズ」が辛いと感じた人は辞めた方が良いかも・・・