雪月花に酒


 金環日食のあの日。


 帰り道に立ち寄った鹿島神宮。


 朝方だったからか、宮司さんや巫女さんが本殿で祝詞をあげていた。


 お経はまだ聞くけど、祝詞は新鮮。


 荘厳な感じがする。


 お経より好きなんだよね。



雪月花に酒


 鹿島神宮の参道入り口。


 依然来たときは御影石の大きな鳥居がありました。


 あの震災で倒壊したのだとか。


 話を聞くと、大きな被害はそれだけだったとのこと。近隣の人は身代りに倒れたのだろうとも。


 3年後を目途に今度は木製の大鳥居を建立する予定があるらしいです。




 では鹿島神宮の奥にある森の中での写真を少し。



雪月花に酒


雪月花に酒
 


 風を撮影してみました。


 風が吹き抜け木々が揺れるさまがわかりますでしょうか?


 減光フィルターを買ったのでいろいろ試したものです。




 




 その男の肖像を見かけたのは買い物に自転車で出た時だった。

 エルネスト・ゲバラ

 親しみを込めてチェ・ゲバラと呼ばれた男。 


 この肖像を残した人は彼の事を知っていただろうか?

 彼の思想を少しでも知っていただろうか?

 きっと、深い意味は何もないのだろう。


 デザインとしてチェの肖像を知っていただけかもしれない。


 レゲエが好きだったのかもしれない。


 



 彼の肖像はこんな通路の中に一つ。

 他の落書きは消されていたけど。

 彼だけが残っていた。

 いや、新たに印されたのかもせん。


 意味はないのかもしれない・・・いや、かもではない。本当に意味なんてないのだろう。


 

 でも、僕には彼の肖像はあまりにも意味を感じてしまうものだったというだけの話。




 先日、伊集院光の深夜の馬鹿力をまとめて聞いていたので、いつの放送だったか曖昧なのだが、最近の放送だったはず。


 そこで、伊集院光がリスナーからの質問に答えていたのですが、

 

「ゴキブリを見かけたので殺虫剤を手に戻ってくるとゴキブリが居ません。伊集院さんゴキブリは何処へ行ったのでしょう?」


 この質問に対する答えが、


「逃げたゴキブリはあなたの心の中です」


 この回答は真理だと思うのです。


 伊集院光も説明していますが、たとえ、ゴキブリが部屋から出て行ってようが、そこら辺のゴキブリホイホイにかかってようが、その姿を確認できなかった以上、心のどこかにゴキブリはこの部屋のどこかにいて、俺が眠るのを待っている。

 そして、俺が油断して寝入ったら動き出すに違いないとそう思ってしまったら、ゴキブリはもうあなたの心の中に住み着いてしまったのです。


 これは、何も、ゴキブリに限った話ではないなぁと思ったわけです。

 

 幽霊なども同じことが言えますよね。


 一度、そこにいるかもしれないと思わされてしまったら、幽霊が居ようが居まいが、心の中に幽霊が住み着いてしまったら、それまでです。


 意識してる以上はいるのと同じようなことにもなりかねません。


 一番いいのは幽霊の正体見たり枯れ尾花のように、ちょっとしたきっかけで勘違いだとわかるのが一番なんですがね。


 あれは、心に幽霊が住み着いたお話と考えられますからね。


 

 しかし、いろいろ心に巣くってしまったような気がしますねぇ(笑)





 映画「ダークシャドウ」を見てきました。


 呪いによってヴァンパイアにされた貴族が、現代に甦って、魔女と対決するといった感じのダークコメディですね。


 もともとは60年代のテレビドラマだったとか。


 それをジョニー・デップとティム・バートンがリメイクした作品です。


 見た感想としてはとても面白かったです。


 ネタバレもありつつの話になります。


 バーナバス・コリンズはコリンズポートという町の由来になったコリンズ家の嫡男。


 彼は、召使と男女の関係を持つが、身分の差もあり、本気であったわけでもなく、最愛の彼女ができると彼女をあっさりと捨てた。捨てられた彼女は魔術を学び魔女となり、彼の両親を呪殺。さらには最愛の彼女・ジョゼットをも殺してしまう。

 彼女を追って死んだはずのバーナバスだったが、魔女の呪いでヴァンパイアとして甦る。そして、太陽に怯えつつも家業の水産業を支えるが、ヴァンパイアとしての吸血衝動に流され、村人を襲っていた。


 それを知っていた魔女は村人を先導し、バーナバスを鉄の棺に閉じ込めると山の中に埋めてしまう。


 そして時は流れ1972年。


 土地の開発中に棺が掘り起こされ、バーナバスは甦る。


 ここで、「喉が激しく乾いているのですまん」といって11人の作業員を皆殺しにするあたりが、ヴァンパイア。


 コリンズ家を訪ねると、家は没落。魔女の水産会社が町を牛耳っていた。


 コリンズ家再興のためにバーナバスは動き出す。



 バーナバスの200年という時を超えた浦島太郎感覚はとても面白いです。


 ジョニーデップの演技力もあっての事なのですが。


 後はそれぞれが自分勝手なんですよね。


 バーナバス自身も、家族のため一族のためと言いながら催眠術を使うし、なによりヴァンパイアから人間になりたいと思いながらもヴァンパイアとしてヒッピーの若者たちを襲って血を吸ったりする。


 ほかの家族も子供以外は思惑があって動いてたりする。


 そこが魅力でもあるかな。


 魔女も自分を裏切った男の一族への復讐を200年間も飽きることもなく続け、200年ぶりに再会すれば、バーナバスにまた言い寄る。


 バーナバスも溜まっていたのか、誘惑に応じてしまうし、そして、すっきりしたらもう誘惑には乗らないぞって宣言するとか、本当に人間らしい。


 後、バーナバスの死んでしまったフィアンセの幽霊を見続けてきた家庭教師の女性ヴィクトリアは、ジョゼットに生き写し。


 当然二人は惹かれあうわけです。


 そして、二人はお互いの気持ちを伝えあうが、またもや魔女の呪いによって彼女は死を選ぼうとする。


 彼女をぎりぎりでバーナバスは救うが、彼女はこのままではダメだという。同じヴァンパイアにならければ、一緒に生きていくことはかなわないと崖から身を投げる。


 バーナバスは彼女を追いかけ落ちる前にその血を吸う。

 

 打ち付けられたあと意識を取り戻した二人は、愛を確かめ合うのだが・・・


 ここのシーンでバーナバスがヴィクトリアって声をかけるとね。彼女はジョゼットよって答えるの。


 これは、ヴィクトリアの意識は死んでると考えるべきなのかなぁって。


 ジョゼットはそのためにヴィクトリアに憑りつきここまで導いたのでは?

 

 そう思えるんだよね。


 精神病院を抜け出して、仕事を探すときに、コリンズ家の家庭教師を指差したのはジョゼットだしね。


 夜な夜なあらわれては、ヴィクトリアに助けてとか伝えてたのも・・・


 



 そういったところとかいろいろ含めてとても面白い映画でした。




 ピグアイランドが始まってしばらく、我が宇津帆島での生活も楽しいものかもと思いつつあります。


 そんな中で、ヤシやらマホガニー、ガジュマルと伐採をしている時に思ったのです。


 人の業の深さを。


 こんなゲームで思う事ではないのかもしれません。


 しかし、木々を伐採し、鉱石を採掘し、島の生活を豊かにするための道具を作る。


 そして、島が狭くなったら、埋め立てて島を広げる。


 人の業そのものという気がしてきます。


 昔、人から聞いた話があります。


 遺跡となったその町はかつて大いに繁栄したそうです。


 それは、鉄などの鉱石を加工する技術に優れていたのだとか。


 鉱石の加工には、火が必要でした。


 その町は川の河口にあり、上流にある森で木々を伐採しては、町へ運びそれを薪として、生活に金属加工にと大量に流用していたのです。


 町はその無尽蔵とも思えた森のおかげで大いに栄えました。


 あるとき、町で疫病が流行ります。


 それは、マラリアだっただろうといわれています。


 森に木々がなくなり、砂が川に流れ、下流には大きな砂州ができ、川には泥がたまるようになっていたために、多くの蚊が発生したのです。


 その蚊が広めたマラリアは町中に伝播し、その町は廃都と化してしまったといいます。


 そうして放棄された町が遺跡となって発見されたのだとか。


 うろ覚えなのですが、こんな話です。


 ふと、アイランドのマホガニーの切り株を見て思ったのです。


 ああ、業の深さよ・・・と。


 まあ、ゲームでそこまで考える方がどうかしてるんだと思うのだけどね。


 思っただけで、伐採はするわけだし、なぜならゲームだから(笑)