映画「ダークシャドウ」を見てきました。
呪いによってヴァンパイアにされた貴族が、現代に甦って、魔女と対決するといった感じのダークコメディですね。
もともとは60年代のテレビドラマだったとか。
それをジョニー・デップとティム・バートンがリメイクした作品です。
見た感想としてはとても面白かったです。
ネタバレもありつつの話になります。
バーナバス・コリンズはコリンズポートという町の由来になったコリンズ家の嫡男。
彼は、召使と男女の関係を持つが、身分の差もあり、本気であったわけでもなく、最愛の彼女ができると彼女をあっさりと捨てた。捨てられた彼女は魔術を学び魔女となり、彼の両親を呪殺。さらには最愛の彼女・ジョゼットをも殺してしまう。
彼女を追って死んだはずのバーナバスだったが、魔女の呪いでヴァンパイアとして甦る。そして、太陽に怯えつつも家業の水産業を支えるが、ヴァンパイアとしての吸血衝動に流され、村人を襲っていた。
それを知っていた魔女は村人を先導し、バーナバスを鉄の棺に閉じ込めると山の中に埋めてしまう。
そして時は流れ1972年。
土地の開発中に棺が掘り起こされ、バーナバスは甦る。
ここで、「喉が激しく乾いているのですまん」といって11人の作業員を皆殺しにするあたりが、ヴァンパイア。
コリンズ家を訪ねると、家は没落。魔女の水産会社が町を牛耳っていた。
コリンズ家再興のためにバーナバスは動き出す。
バーナバスの200年という時を超えた浦島太郎感覚はとても面白いです。
ジョニーデップの演技力もあっての事なのですが。
後はそれぞれが自分勝手なんですよね。
バーナバス自身も、家族のため一族のためと言いながら催眠術を使うし、なによりヴァンパイアから人間になりたいと思いながらもヴァンパイアとしてヒッピーの若者たちを襲って血を吸ったりする。
ほかの家族も子供以外は思惑があって動いてたりする。
そこが魅力でもあるかな。
魔女も自分を裏切った男の一族への復讐を200年間も飽きることもなく続け、200年ぶりに再会すれば、バーナバスにまた言い寄る。
バーナバスも溜まっていたのか、誘惑に応じてしまうし、そして、すっきりしたらもう誘惑には乗らないぞって宣言するとか、本当に人間らしい。
後、バーナバスの死んでしまったフィアンセの幽霊を見続けてきた家庭教師の女性ヴィクトリアは、ジョゼットに生き写し。
当然二人は惹かれあうわけです。
そして、二人はお互いの気持ちを伝えあうが、またもや魔女の呪いによって彼女は死を選ぼうとする。
彼女をぎりぎりでバーナバスは救うが、彼女はこのままではダメだという。同じヴァンパイアにならければ、一緒に生きていくことはかなわないと崖から身を投げる。
バーナバスは彼女を追いかけ落ちる前にその血を吸う。
打ち付けられたあと意識を取り戻した二人は、愛を確かめ合うのだが・・・
ここのシーンでバーナバスがヴィクトリアって声をかけるとね。彼女はジョゼットよって答えるの。
これは、ヴィクトリアの意識は死んでると考えるべきなのかなぁって。
ジョゼットはそのためにヴィクトリアに憑りつきここまで導いたのでは?
そう思えるんだよね。
精神病院を抜け出して、仕事を探すときに、コリンズ家の家庭教師を指差したのはジョゼットだしね。
夜な夜なあらわれては、ヴィクトリアに助けてとか伝えてたのも・・・
そういったところとかいろいろ含めてとても面白い映画でした。