☆青空 Interceptor☆ -14ページ目

思ってたことと違う

思ってたことと違うこと

 

多分そろそろ1年くらいたつと思うんですよ、
fhana関係の人とコンタクト取るようになって。

というのも、そもそも論自分からコンタクト取らないようにしてた
(これに関しては今でもそうなんですが)
というのと、正直どうかかわっていいかわからないというのが強くて
どちらかというと避けていたが正しい表現かも

その前も挨拶する程度というのはあったんだけれども、
WWWLの東京公演あたりから話し出して、
アニサマの時に大量にフォローしたりされたり

それでも(当時は)正直しんどいと普通に思ってた。
というのも・・・
僕は別にアニメ好きというわけでもなければ、
アニソンアーティストが好きなわけでもなくて、
用は見てる角度の差異に、正直付いていけないだろうなと思ったりしてた。
年齢の差も感じていて、全体的に若すぎて・・・
ましてや、「エモい」や「強い」、「優勝」という言葉を常用している時点で
あー無理、絶対に無理だわって思った。

思ってたはずなんだけど、気が付いたらこうなってた。
きっかけは調布祭だと思うんだけれども。
人間やってみれば(追い込まれてみれば)まぁ大丈夫なもんだなって
なんとなく思ったりもした。


ここまで書いてお察しの通り、若干のコミュ症なのである


距離の取り方もそうなのだが、考え方の差異による距離感
(まぁでもこの距離というのは時に面白く約立つものだったりもするんだが。)
この間の取り方が絶妙なまでにへたくそで、それはまぁ困ったものである。

それでも、今やこんな感じで飲むようになってたり、
なんかよくわからんうちに頼りにされていたり
とてもうれしいことなんだなと思っております。


なんかこう1年前と思ってた状況は一変するもんだなと
思った。

 

 

fhánaの奇妙な冒険 Looking for the World Atlas Tour

fhánaのLIVE Tour参加された方お疲れ様でした。

先日、ツアーのFinalも終わり、自分の思えることを書いてみようと思ったり。

(こういうのは一応Finalまで取っておく派)

 

 

今回のfhanaのツアーはジョジョの奇妙な冒険 Part.7 スティール・ボール・ランみたいだった。

パクったとかそういう話ではなくて、多分偶然に一致と言うか、

いわゆるテンプレートに近いものなのかもしれない。

 

多分fhana好きでジョジョを読んでいる人はあまりいないかもしれないので簡単に書くと

ジョジョの奇妙な冒険と言うのは「ジョースター家」と「ディオ」の因縁であり、血統の物語である

1部~6部ではジョースター家とDIOの因縁を描き、

第6部ではジョースター家の子孫である承太郎と、その娘の徐倫がディオの石を引き継いだ

エンリコ・プッチとのバトルになる

 

この戦いの結末の詳細は省略するが、

エンリコ・プッチの「時を加速させるスタンド」により、地球が消滅する

そして、時は加速し続け、再び太陽系が生まれ、地球のような惑星が誕生し、

生命が誕生し、そして人が生まれる。

前の地球と同じ人物ではないが、同じような人間が生まれる

 

この物語の続きにあたるのが第7部の「スティール・ボール・ラン」である

前作から1周した世界で行われる19世紀末、馬によるアメリカ横断レース

この物語がスタートする際に、最初に発せられる言葉が

 

「失敗というのは……いいかよく聞けッ! 真の失敗とはッ!開拓の心を忘れ! 困難に挑戦する事に、無縁のところにいる者たちのことをいうのだッ!このレースに失敗なんか存在しないッ!存在するのは、冒険者だけだッ!」

 

そして、この物語はアメリカを横断しながらの主人公「ジョニィ・ジョースター」の成長の物語である

 

物語はジョニィは過去の傲慢さゆえトラブルを起こし、

下半身不随となりその後は後悔と失意に満ちた人生を送るところからスタートする

 

アメリカを横断しながらの未知への探求と成長の物語であり、

当然、1周した地球の物語で有るがためか、レース中に行われるバトルも、

ジョジョの1部~6部をなぞっているように思える。

彼の成長とともに、波紋からスタンドへと成長していく

 

面白いところはこのスティール・ボール・ランのラスボス「ファニー・ヴァレンタイン」のスタンド能力は

平行世界を行き来することのできる能力つまり、存在しているであろう違う世界線へ

自由に行き来することのできる能力である

 

また、旅路の途中では「時間を6秒だけ戻すことのできる」スタンドが現れ、

森の中を延々とさまよい、同じ場所を周り続けるなんてシーンも有る

 

 

さて、話をfhanaに戻してみる。

このツアーは「Rebuilt world」から始まる。

これは佐藤さんがツアー中にもかかわらず、公式にネタバレを表記した楽曲でも有る。

それだけ意味の有る1曲であり、1曲めに持ってくることへの意味があるのだと思っている。

 

この曲はピアノのイントロからスタートする。

このピアノのフレーズはイントロと感想と随所に登場するフレーズでは有るのだが、

最後のサビのフレーズでは感想からループの状態でtowanaのボーカルが乗ってくる

 

これはfhanaがデビューして、Rebuilt worldによって世界が1周し、

1周した同じfhanaの世界が誕生し、イントロのフレーズにtowanaが乗っかり、

そしてその4人で旅に出る。

同じ音楽が生まれ、そしてファンも同じように居続けている

でも微妙に違うこの世界、そんなメンバーと皆で新たな挑戦へ向けての旅路なのだろうか・・・

と勝手におもってみていた。

 

名古屋でなんとなくそんなことを思い、パンフレットで色んな想いを知り、

それを踏まえた上で、東京はゆっくりしっかり見ると決め込んでいた。

(だからわりかし早い番号にも関わらず、段差がある最前の柵を陣取った」

 

世界を壊し、そして新たな世界地図を作り、探す旅

そして、その世界地図を探す旅の先にあると思われるのが、発表された3rdアルバムの「World Atlas」

ここ最近のfhanaのツイート、特に10thシングルの青空のラプソディ関連に関しては色々察するものもあった

towanaの件に関しても、今回のツアーにおける観客動員数にしても同様に。

そこまで詳しいわけでも、業界人でもないけれど、

大まかにL社の今までの流れは見てきたつもりだし、おそらくその流れに乗っているのであろうと思える

 

そんな中、fhanaが皆と辿った世界地図を作る旅

個人的に最近のいわゆるアニソンLIVEにおける状況には多々思うところがあったりする

LIVEを「見る」ではなく「僕を見て欲しい」と言う個人的には狂ったような世界に思える昨今、

今回のfhanaのツアーにおけるふぁなみりーの空気は本当に素晴らしいものがあって、

盛り上がっていないわけではない、しかしながら客側もしっかりとLIVEとして成立している

この素晴らしい空気は、いろんな箇所を巡った皆の空気感であって、

この空気感を作り上げてきたふぁなみりーは本当に素晴らしいと思った。

流石に東京公演でのこの空気感は無理だろうと開演前はおもっていたが、

始まってみたら驚くことに、会場中が素晴らしい空気で、演者はもちろんながら、観客の出す空気

それは見ていて本当に素晴らしいものがあったし、皆で作り上げる世界地図という感じだった

 

そしてアンコールの最後である「Outside of Melancholy ~憂鬱の向こう側~」で各公演を終える

僕は全通はできなかったのだが、もしかしたらこのツアーは各公演ごとに世界が1周し、

それを幾千回のループの後、ツアーファイナルで構築された世界でこれから皆と旅路に出る

そんなようなツアーだったのかもしれないなとおもったり。

 

 

これからアニサマや深窓と、大きな舞台・・・と言う、ある意味戦場のような地へ向かっていくわけだが

歌、ギタボ、ダンスと様々な見せ方を手に入れたfhanaが、この戦場をどう戦い、

そして大きくなっていけるかどうか・・・それがとても楽しみであったりする。

 

 

僕は今回のツアーで、fhanaにおける遠征は多分最後になるであろうと思っている

それでも、東京公演があれば、必ずそこへ行こうと思える良い音楽で良いLIVEだった。

イヤホン人生変わった話。

イヤホン人生変わった話。

タイトルのまま。何となく書きたくなったんもで。


僕はもともと小学生のころからピアノをやってたのもあって、
小室やI've、3人の頃の五十嵐ELTの楽曲をはじめ、
シンセの入った打ち込み系のサウンドが大好きで、
いつもピアノじゃなくてエレクトーンをやりたいと思ってた人で、
それでもなんか好きでピアノはずっとやってて、
そのせいか、キーボードが入ってないバンド音楽に一切興味が無く、
GLAYやラルクのバンドブーム、
モー娘。をはじめとしたハロプロブームの間も
間もっていうか、今もなんだけど、ずっと小室ばっか聞いてて、

 

そんな中僕が中1の頃だから・・・もう18年以上前に、
ポータブルMDプレイヤーを買ってもらったんですよ、乾電池で動くどこのブランドかもわからないの
で、イヤホンを使用する頻度が増えて・・・

当時は耳かけ型のヘッドフォン通称?(音漏れ君)使ってたんですが、
そのころはどこでも見かけなかった、今では当たり前でもあるカナル型のイヤホンを見つけて、
それがまぁすごいこと凄いこと。

それ以降は当たり前になりましたが、なかなかに早い段階であれを見つけたと思います。

 

それと合わせて手に入れたのがmp3プレイヤー
当時は32MBで、しかもプレイヤーに書き込み機能がないから、
USBメモリーライターに挿して書き込んだもの使ってました

そのせいもあって、音楽聞く環境はすごいあって、
色々イヤホンを変えて楽しむ余裕というか、場所には有りました。

 

そんななか自分のイヤホン人生変えた機種その①が
Bose TriPort OE

この低反発クッションと、軽さ、そして何より良質な低音
デブじゃない低音に惹かれて、ヘッドフォンってすげぇとなってました。

 

そこからさらに数年後、いろいろと興味が出て買ったヘッドフォン②が
ULTRASONE DJ1Pro
これはもう完全にI'veを聞くためだけに買ったやつで、これまた音の広がりが良くて
フラットなんだわさ。
ドンシャリからかまぼこを経て、フラットというのがよくある道ですが、
いきなりフラットへ飛び越えたわけです
(もともとI'veがボーカル無しのインストも多いのも影響して)

 

ただ・・・社会人になって通勤中にDJ1Proはデカい、困った
ましてやこの頃からハットをかぶるようになってて、ヘッドフォンできない

 

となった時に買った、僕のイヤホン人生変えたイヤホン①が
monster turbine pro copper
分解能がむちゃくちゃ良くて、I'veという音楽も相まって、
ここから一気に解像度の道へ・・・
今でもこのイヤホンはむちゃくちゃ好きで、
故障してしまったので買い直したいなと思うほど

 

 

で、このイヤホンが故障して困った、どうしようと色々探した中で、
多分僕のイヤホン人生完全に変えたイヤホンに出会うわけで、それが
Westone4
このイヤホンは今でもユニバーサルの中で究極級だと思ってるし、
自分のイヤホン人生狂わせたイヤホンだとも思ってて、
分解能、膨らみ、広がり、フラットすべてを兼ねそろえたイェエエエエエエエエ!!!!
って感じ。

 

僕はこの後断線したのでWestone4R、そしてWestone ES60という
カスタムIEMにまで手を出したわけです。
ちなみにES60はデザインも入れたので191,000円

 

そしてこのWestone4Rにしたころ、現れるのですよ、やつが
今でもこの音が出るプレイヤーは欲しいけど、音以外はほんと糞
iBasso HDP-R10
ですよ。このプレイヤーで音楽聞いた時は、今までのがすべて無に思えるほど
音源はmp3の320からすべてWAVに取り込み直し
今まで僕は何を聴いていたのだろうかと思えるほどに大反省
価格は当時88,000円とむちゃくちゃ頭を悩ませて買ったわけだが、
音は確実にぶっ飛んでたし、これを使ってのイヤホンの試聴は
今までのものとくらべものにならない音がしたのは今でも覚えてるわ


いろんなターニングポイントあったけど、各1で上げろと言われたら
確実にiBasso HDP-R10とWestone4

今でこそ解像度やデュアルDACという点でAK120Ⅱがいい感じと思えているが、
やはり音はHDP-R10を求めているような気がする
なんかスペック表見る限り、AK KANNにデュアルDAC版出たら
それに似たような感覚を得られる気がしてならないわけだが、
シングルDACでもKANNがどうかは割と気になっているところでもあったり

 

とここまで書いて、あの機種が出てこないんですよ、そう10pro
僕のイヤホン人生で10proを通ってないんですよね。
それを通っていればまた違ったのかもしれないけれども、
I'veとの相性が抜群に良すぎるWestoneが大好きなんですよ。

 

Westoneの音は

高音は刺さりそう・・・刺さりそう・・・のギリギリラインで刺さらず、

低音は主張過ぎない代わりにすごい広がりがよくて、他の音を一切邪魔しない

全ての域に対して、広がりが良いのに解像度が良いという、

本来であればありえないであろう組み合わせを両立している

女性ボーカル打ち込み系を聴くにはもうこれ以外あり得ないというメーカー

 

そして本日ES80の情報がリリースされて、
20万超えるとかT本さんに言われてたけど、まさかの198,000円
マジで感謝しかないし、もしかしたら買えるかも何て思い始めてもいたりしてる

さてどうなることやら・・・

攻殻全シリーズ見て、攻殻大好きな僕がゴースト・イン・ザ・シェルを見た感想

タイトルの通り
「攻殻全シリーズ見て、全部購入してる僕が見た実写版攻殻の感想」
です

全部っていうのは、
原作、GITS、イノセンス、SAC、2ndGIG、SSS、ARISE、新劇
全て円盤買っちゃうくらいには好きで、攻殻SACより面白いアニメ存在しない
と思ってる僕が書く感想です

 


紆余曲折有りながら、やっと完成して上映された実写版攻殻
公開初日に4DX日本語吹き替え版を見てきました。

というのも、もし糞実写だった場合、
4DXで日本語吹き替え版なら1回ですべて済ませられるため。
そんでもって僕は映画ファンではなく、攻殻ファンなので、
日本語吹き替え版がマストというか、必須。むしろ字幕の価値ない。

まぁそこまで悪いとは思ってなかったんですよ正直なところ。
というのも、予告映像で流れるシーンすべてが上手にGITSを再現してるから
Twitterでは「高級ホテルって書いてあるこれ完全に海外の勘違いジャパニーズだろwww」
とか見かけたんですが、いやいやいや、押井の攻殻の街並み完全再現でしょwwww
って笑ってみてましたw
光学明細での格闘シーンなんかも、「これ良くできてるって」って思ったくらいで

まぁでもキャスト見る限りなぜかクゼが出てくるし、
どーせ後半謎の恋愛ものに発展してくんだろうなという気持ちで見に行きました


結果から書くと
「攻殻愛にあふれた監督が脳みそ使わなくていい大衆向け攻殻を上手に作ったな」

という感じ


攻殻の全シリーズのいろんなシーンを絶妙に組み合わせながら、
GITSの抜いちゃいけないシーンを抜かず、
大衆向けかつ、映画1本に収めるために抜く・・・というよりも切る部分は切る
綺麗にまとめた実写版の攻殻という感じでした

攻殻ファンで実写が気になるくらいなら
4DXの日本語吹き替え版を1回見に行くというのが最善手というか、
行ってもいいと思います


以下感想には本編の内容を含みますので、ネタバレ嫌な方は戻るを

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


上記にも書きましたが、切るべきところを切ったというのは、
電脳やネットの話、義体化した私のゴーストは・・・
という実はGITSの本質の本質の部分を切っちゃってますこの映画

でも見方によっては、一般人が一番理解できないであろう部分で、
これを組み込むとなると映画1本ではたして完結しただろうか?
というのが僕の中にはあって、無理にぐちゃぐちゃするよりかは
簡潔に組まれたストーリーだったので良かったかなと思います


じゃあ実写版のテーマはなんなのさというと
実写版は儀体化の経緯と、記憶ってところでしょうか

最高の義体として出てきている少佐ですが、
少佐が出来上がるまでには幾度となく失敗があり人体実験があったと
そして、人体実験の末に出来上がった少佐は、過去の記憶を消去され、
別人として、少佐として9課に配属されていると

最初名前が違うのかよ!!ってなりましたが、
実は人体実験された昔の名前が草薙素子だったというのは
なかなかに面白かったし、
最後のバトーの「お前のもう一個の名前・・・あるんだろ」
はなかなかにかっこよくてしびれました


まぁこれも攻殻のテーマとして充分成立してるし、
実は義体化の経緯って本作でもあまり扱ってないんですよね
(強いて言えば、SACの≠テロリスト、2ndGIGの草迷宮ですが)
両方とも実験に実験を重ねた失敗があったというのは
実はあまり触れてないかな?


この難解な攻殻機動隊というストーリーから
テーマを絞って簡潔に、大衆向けにして、
でもテーマとして攻殻機動隊であるというのは
僕は結構素直に評価できると思いました。

 

上記しましたが、原作愛がすごいのか、
GITSの抜いちゃいけないシーンを抜いていないうえに、
各シリーズの設定を上手に盛り込むという驚き

 

GITSの義体が作られるところからスタートし、
ビルからの単独突入、まさかのダレ場すら再現し、
街並み、多脚戦車との戦闘、最後のシーン
と全体的に小さなものから大きなものまで

 

イノセンスからは
子供の義体、ハラウェイ教授、ハウンドドック

 

S.A.C.からは
芸者ロボット、クゼとの関係性、ネットで個を維持する集合体
テーマとして≠テロリスト、草迷宮
というかあの母親とのシーンは草迷宮を意識してたとしか思えない感じが良い

 

ARISEからは
バイクのハイウェイシーン、義体は会社の持ち物である
記憶の上書き、消去

ぱっと思い出すだけでこれくらい

 

これだけまぜこんでちゃんとハリウッドSFっぽく仕上がってるので
何というか、糞なところ探してやろうって見てたら、
あれ?なんかニヤニヤしてみてる俺みたいなwwww


特に最後のシーンはむっちゃしびれて、
多分昔の実験体97人のゴーストとネットで融合したと思われるクゼが
少佐にこっちの世界に来いと言った後の
「私の生きる世界はこっち」
という、あたかもGITSではネットと融合した少佐の世界線に対して
劇場版では現実の少佐として生きて行くというのは結構キタし、
その後の少佐が光学迷彩でビルから飛び降りるシーンはもう最高

その上EDがオリジナルと同じものって・・・これは良かったよ。


日本語吹き替え版にしても
少佐、バトー、トグサ、イシカワ、クゼがオリジナルメンバーなうえ
メインどころである田中敦子、大塚昭夫、山寺宏一、小山力也が、
当たり前なんだが洋画の吹き替え最高に上手なんだわ。

歴代攻殻シリーズで順位を付けるなら最下位だけれども、
それでも黒歴史というか、越えられない壁というか、そういうのではなく
全然楽しく僕は見れました。

 

まぁハリウッドだからだと思うんだけれども、
荒巻課長は完全にヤクザになってたのは草wwwwwww

完全にヤクザでした。


そして僕の中で最後まで解決しなかった問題があって、
公安9課に急に現れたお前誰だよwwwwwwwwwwwwwwww

みんなが知らないI've Soundの世界

マツコの知らない世界を見ていて、ふと
I've Soundの世界を語りたくなってしまって、どこに書こうかと考えてここに。


I've Soundのここが凄い!①
「PCゲームに音楽という付加価値を付け、曲買いという言葉も作った」


I'veは元々PCゲーム・・・というか、いわゆるエロゲーの音楽を作っていて、
PCゲームのパッケージにI've Soundを使用している表記を示すロゴマークが付けられています。
そして、I've Soundとして使用されたOPやED、BGMのCDがエロゲに付属することが多いです。
エロゲはフルパッケージで1本8,800円します。
I've Soundの曲1曲のために、8,800円を出して買う「曲買い」という言葉が作られ、

音楽を買ったらゲームがツイてきたと言う言葉が生まれ、

中には「クソゲーだけどI'veが3曲も入っていることに価値がある」
というレビューもされたほど。
I've Soundを使用して、エロゲのパッケージにI'veを示すロゴマークがついている
これだけでエロゲの価値を上がっています
ちなみにI'veは結成当時に億単位での借金を抱えていましたが、
約2年(非メジャー)で完済したとのこと

 

I've Soundのここが凄い!②
「流通会社を作ってしまった」


上記のようにエロゲーに楽曲が使用され、ゲームの初回限定版として付属することの多かったCD
これをCDとして販売しようとしたところ、そもそもエロゲの会社なのでCDを流通させる場所と経路がない
そこで、エロゲの販売店に母体であるビジュアルアーツの馬場社長自ら営業を行い、
CDを置くスペースを作ってもらい、そのCDを販売する流通させるため、
I've SoundのCDを流通させるための会社を、流通の会社が作ってしまったほど。
I'veの為に売り場を作り、流通まで整備させてしまったほどの影響力というのは
今考えてもすごいことだと思うし、革命と言っても過言ではないくらい。
今現在、このようにこの業界のCDが流通しているのは確実にI'veの功績と言っても過言ではないです

 

I've Soundのここが凄い!③
「どんな人が曲を作ってて、どんな人が歌ってるのかさっぱり分からない」


今でこそ見た目が評価されてしまっている音楽業界ですが、1999年から活動し始め、
I'veのクリエイターやアーティストの顔が表に出てきたのは2003年頃。
それまでは顔は一切映らない上に、まったくもって誰だか分からないという・・・
ジャケットには顔が映らず、雑誌のインタビューも顔はピントが合っておらず、
分かっているのは北海道在住ということ、名前だけ。
しかも公式HPはなく、出来上がっても全く更新されず、情報もなく、謎の集団と呼ばれ
公式ページではなくファンサイトによって支えられていました。
純粋に曲と歌の実を評価されていたということです。

 

I've Soundのここが凄い!④
「サウンドクリエイターチームの元祖的存在」


今でこそ「fripSide」や「Elements Garden」、「MONACA」、「Q-MHz」と言った
サウンドクリエイターチームが注目されていますが、それの元祖と言ってもいいくらいで、
(実際にfripSideとElements GardenはI'veに影響されたところが大きいとのこと)
その上I'veは他と違い、作曲、レコーディング、トラックダウンまでの作業をすべて自社スタジオで行い
最近でこそ楽曲提供を行っていますが、クリエイターとアーティストを含めた
サウンドチームというのは今でもかなり珍しく、当初からアーティストではなく
クリエイターがメインで注目されていたと言うのも凄いです。
また、極端にクリエイターの増減がなく、I've Soundとして一定の括りを保持し続けているというのも
後世に次いでいく、育成するという面ではいまいちですが、昔も今もI'veとして存在している
という部分はかなり魅力

 


I've Soundのここが凄い!⑤
「エロゲ業界初の武道館LIVE」


今でこそ当たり前のように開催されている武道館LIVEですが、
当時のオタク業界で武道館公演を行っていたのは
「椎名へきる」と「水樹奈々」の2人だけ。
2005年にI've Soundとして武道館公演を行っています。
(しかも前者二人はメジャーデビュー済み)
ファンクラブも無く、メジャーでもなく、エロゲの音楽を作ってる北海道の人たちが
武道館に立つと言うのは奇跡に近かったです。
(KOTOKOと川田まみはメジャーデビューしていたが、I've in BUDOKANの後援は非メジャー)
また、この武道館公演ですがアニメイトでチケットが先行販売され、
アニメイト秋葉原店には3日前から列ができるという今でも驚きの凄さ
チケットは瞬殺・・・どころか二重販売を行ってしまうトラブルまで。

 

I've Soundのここが凄い!⑥
「ファンが熱くて過激」


某巨大掲示板がまだまともに機能していた昔の話ですが、
とにかくエロゲはI'veを使え!と言われるくらいファンが熱く、それに答えるように
メーカーもI'veの楽曲を使用するようになっていきました。
で、昔はエロゲメーカーのHPにはファンの交流をする掲示板がよくあったのですが、
某メーカーの某ソフトが、I've Soundを使用したにも関わらず、CDは付属せず、
ゲームのデータをひっくり返してみてmp.3しか収録されておらず、
これにブチ切れたファンの方々が掲示板に凸、大荒れして閉鎖
なんてながれもあったりしたくらい、ファンが音楽として熱をいれていました


I've Soundのここがすごい!⑦
「割とどこかで聴いている」

I'veって言われても多分パッとしない方が多く、
I've所属のアーティスト名を挙げると「!?」となりやすいことが多いみたいです
KOTOKO、川田まみ、MELL、島みやえい子、詩月カオリ、C.G mix、IKU、Larval Stage Planning・・・
そして、国歌とされている「鳥の詩」もI've Soundであり、Keyの印象が強いですが実はI'veという。
また、I'veとしてではなかった時代に、音ゲーのDDRでかなり有名楽曲である
IF YOU WERE HEREや、ネプリーグのファイブボンバーのBGMもI'veがEUROをやってた時代の曲です
業界にもファンが多く、ハヤテのごとく!のアニメはOPとEDがほぼI'veで埋め尽くされているという

最近では外部への楽曲提供も多く、
Rayの1st albumはすべてI'veプロデュース、
黒崎真音のX-encounter、井口由香のLostrage、南條愛乃の今日もいい天気だよ、
茅原実里のFLAGSHIP FANFAREと、割と耳にしたことがあると思います

 

なんかもう語りたいこと山ほどあるんですが、
ここがすごいぞ!!!っていうのだけなんか書いてみました。
興味ある方は布教用のCDやDLコード持ってるんで是非!!