楽じゃないのは分かっている。
新しい事に挑戦する。
大変なのはわかっている。百も承知だ。
全く知識のストックが無いのは辛い。何しろ自分でものを考えられない。
自分でモノを考えられない=主体性の危機。
それまでの慣れた世界では、自分の判断が通用するから、居心地がいい。
でも、新しい環境では、一時的に我を捨てなきゃいけない。
ここが辛い!
今家庭教師を務める高3・高1の兄弟に、英語を教えてて思うこと。
英語が苦手な人は、全く自分の中にストック無く、それ故自分で何もできない。
しかし、根気強く正しいデータに大量に接するようにしてやると、だんだん頭の中のデータ量に理解が追いついてくる。
そうなると、もう自力で考え、自分で判断し、進み始める。
自力で新しい内容を理解できるようになると、またやりたくなる。
そしていつしか、歯を磨かなきゃ気持ち悪くて寝られないように、勉強せずには気持ち悪くなってくる。
これが「習慣」のレベル。
ここまで行けばもう将来は明るい。
もっと主体性もっと、を自力で育てられる、自立した人間を1人でも多く育てたいものだ。
そのための苦労なんて、微塵も感じない。
楽じゃないのはわかっている。
だからこそやるのだ。