会社のこと2
9月末までということで決着した。
これでもう、コケない限り、
雇用・被雇用という関係性のなかで
労働することはないだろう。
新人事制度の違和感について。
言うなれば、経団連路線というかネオリベ路線ベッタリの「人事制度」だから、
「反グローバリゼーション・反ネオリベ」をテーマにしている本を作っている僕が、
違和感を覚えない方がむしろ不自然であって、
そういう意味では、
「僕の会社の新人事制度」への違和感というよりは、
「資本主義先進国の会社という枠組みのなかでの労働」への違和感を、
あらためて認識させられた、ということだろう。
一応、噛み砕くと。。
評価の視点は次の3つ。
①成果 ②プロセス ③仕事をする上での身振り
もちろん、評価の比重の重さは、①②③の順である。
理屈としては、
仮に①がダメでも、②がきちんとできていれば、そこで評価する。
仮に①も②もダメだった場合でも、③ができていれば、そこで評価する。
という感じ。
で、僕が一番ひっかかるのは、評価の比重としてはもっとも軽いけど、
③の「身振り」だ。
出発の時間だ(盛岡出張)。つづく・・・かも。
会社のこと
僕の会社では、4月から新人事制度が導入された。
「会社が社員に求める働き方」と
「僕の〝働き方〟に対する考え方」には
大きな乖離があり、接点が見出せないから、会社を辞めます。
なんてことを「退職の主な理由」として、
直属の上司に説明せざるを得ない状況になってしまい、
その「大きな乖離」「接点が見出せない」、
つまり「違和感」に関して、人事部長に説明を求められたので、
昨日面談した。
人事部としては、「多様な働き方を受け入れたい」という意図もあるようで、
僕の話を真剣に聞いてくれて、概ね理解してくれたと思う。
※作っている本のテーマと関連性がないこともないので、面談の内容を以下に。
●前提として、以下を上げてから、僕の「考え方」を説明した。
1.人には「賃労働」以外にも大切な「仕事」があって、例えば「子育て」「将来の夢に向けた取組み」「社会活動」等。それら「仕事」のプライオリティは、人それぞれの「考え方」や「置かれた状況」により異なるものだ。
2.人は、「頭で考えたこと」や「心で感じたこと」に従って「身体を動かす」という側面がある反面、「身体の強制」によって「考え方」や「感情」が無意識に従わされてしまうこともあり、むしろ、日常的にはそっちのケースが多い。
※ここで大きく意見が食い違うと、その先何を説明しても分かり合えない、と思ったから。幸いにも同意してくれた。
●新人事制度(評価制度)の概要
評価の視点が3つある。
①90年代に流行った「成果主義」をベースに、
②当時の「成果主義の失敗」を補う恰好で「プロセス」の評価視点を設けている。
③更に、「成果・プロセス」だけではなく、等級にあった「行動・役割」、つまり「振舞い方」の評価視点を設けている。
●違和感について
作業の時間だ。つづく・・・かも。
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