布団も日焼け
天気のよい日に、布団を干す方は多いかと思います。
天日干しすると、布団に残った汗の水分を飛ばせ表面に付着したダニ対策にもなります。
しかし、直射日光を当て続けると、繊維の劣化が起こり。羽毛布団などは、劣化の影響で保温性が低くなってしまいます。
ダニ対策としての布団の天日干しは効果が低いです。
ダニは、50度以上の場所に20分以上おかないと死滅しません。
日光だけで50度以上の温度まで温めるのは難しく、効果があるのは表面だけです。
布団に住むダニは、生地の表面だけにいるのではなく、内側の温度が高くなりにくい部分にもたくさんいます。
天日干しをして表面に付着したダニが死んでも、死がいは残ったままです。
むしろ、死がいが空気中に舞い上がりアレルギーの原因になる可能性があります。
布団のダニ対策をするなら、水洗いが一番効果的です。
水洗いすると、ダニのエサになる汗や皮脂汚れ、ダニの卵や死がい、ダニ本体を洗い流せます。
その後高温の乾燥機でじっくり乾燥させれば、より効果は高まります。
ダニ対策に布団の天日干しをすると、日焼けのデメリットの方が、上回る可能性があります。
その服の洗い方、もしかすると間違ってるかも!
服の寿命を縮めている
服に付いている洗濯表示を、確認していますか?
衣類の素材はどれも同じではありません、素材に合ったお手入れをしていないと、服の寿命を縮めてしまう事も!
服の寿命を縮めない為にも洗い方に注意してみてください。
1.洗濯ネットを使用しないまま洗う
素材によっては、洗濯ネットを使用しなければ型崩れしてしまう衣類があります。
・ニット類…毛玉ができやすくなる
・紐がついている服…他の服と絡まり、型崩れを起こしやすい
・生地が薄い物…ブラウス・ストッキング・下着類
・ほかの衣類に引っかかる付属品があるもの…ボタン・ビーズなどの装飾品・ブラジャーのホックなど
服の特徴や洗濯表示の確認して使用すべきかを見極めましょう。
2.強い脱水をかける
強力な脱水をかけると、衣類に水分が残らないので早く乾きやすくて便利です。しかし、服に多くの負担をかけてしまう恐れがあります。
・型崩れする
・強い力で、衣類が伸びてしまう
・ボタンなどの装飾品が取れる恐れがある
・服に深いしわができる
素材によっては強い力で脱水をかけてしまう事がむかない物があります。
3.洗剤や柔軟剤を多く使っている
適切な量でないと洗っているつもりが、服に悪影響を起こしている可能性があります
・洗剤や柔軟剤が落ちきれず、服にこびりついたままになる
・洗剤や柔軟剤の量が多くなると、設定している水の量では落としきれないことがあり洗剤・柔軟剤のシミを作る事がある
4.洗濯機のメンテナンスを行わないまま洗濯している
本来服をきれいにするはずの洗濯機の状態がよくないと、思いがけないトラブルが起きる可能性があります。
・カビ臭さが取れなくなる
・カビが服に付着する
・生乾きのとき、カビが繁殖して服に黒いぽつぽつが現れる
服の寿命を縮めないための洗い方
・洗濯表示を確認し、指示されている方法で洗濯する
・洗剤と柔軟剤の量を守る
・生乾きのまま放置しない
・脱水は素材の合った方法で行う
・洗濯槽のお手入れを、定期的に行う
まとめ
服は、洗わなければどんどん汚れが蓄積されていきます。汚れを蓄積させないためにも、正しい方法を守って服を洗いましょう。
ワイシャツをクリーニングに出すメリット
1,洗濯では取れないシミや汚れを落とせる
クリーニング店では業務用の洗剤や高温の洗浄水が使用されるため、襟や袖、脇などに付いた皮脂汚れによる黄ばみや黒ずみを、しっかりと落とせます。
家での洗濯では落ちない汚れやニオイを除去し、清潔感を保つことができます。
2,洗濯やアイロンがけの手間が省ける
洗濯後のアイロンがけは手間がかかり、大きな負担です。アイロンがけをさぼるとシワが目立ち、清潔感が損なわれます。
ワイシャツをクリーニングに出せば、ハンガーにかけられた状態や畳まれた状態など、お好みの状態で受け取ることができ、忙しい人にとって大きなメリットです。
ワイシャツにのり付けをする事により、型崩れを防ぐことができ”パリッ”とした仕上がりになり、シワになりにくく、汚れも染み込みにくくなります。
ワイシャツをより長持ちさせることができます。
3,ワイシャツのクリーニング費用の目安と頻度
ワイシャツのクリーニング費用は、1枚あたりおおよそ150~350円です。
シミ抜きのオプションを追加すると、500~1000円程度の追加料金がかかる場合があります。
ワイシャツをクリーニングに出す頻度は、一般的には1~2週間に一度がよいといわれています。しかし、「着用するたび」「汚れが気になるとき」「季節の変わり目」など、自分のペースに合わせて利用しましょう。
例えば、月曜日から金曜日までの週5日分のワイシャツを月に2回クリーニングに出すと、費用は1500~3500円程度かかります。
ワイシャツの所有枚数、汚れ具合、予算などに合わせて、自分に適したクリーニング頻度を見つけましょう。
4,ワイシャツをクリーニングに出す際の注意点
・クリーニング前に、ポケットの中に物が入っていないか、ほつれや破れがないか、ボタンが取れかけていないかなどを確認する
・汚れがひどい場合は、事前にスタッフに伝えておく
5,あとがき
ワイシャツのクリーニング後は、ビニールを取り除いて保管しましょう。ビニールを付けたままにしておくと、湿気によってニオイやカビが発生する可能性があります。
汚れがひどい場合や破れなどがある場合は、事前にスタッフに伝えておくと、適切な対応やアドバイス、メニューの提案をしてもらえます。
費用を少しでもおさえる為にワイシャツ回数券などお得なサービスの利用もおすすめです。
浴衣のお手入れ
浴衣の洗う手順
1:浴衣の洗濯表示を確認する
洗濯表示(絵表示)に水洗いできるマークがあるか
確認。 ※水の温度設定の確認も忘れずに!
2:浴衣が色落ちしないか確認する
濃色・柄物の浴衣は、洗濯をする前に色落ちを
しないか確認。
色落ちの確認方法
白い布に使う洗剤をつけて浴衣の目立たない
部分をこすります、布に浴衣の色がつく場合は
色落ちの可能性がたかいです。特に、柄の中に
白や淡色が含まれている浴衣は柄の中に色が
移ってしまうと着れなくなってしまうので自分で
洗うのは避けクリーニング店に相談しましょう。
3:浴衣にシミがついている場合は前処理をする
浴衣にシミがついてしまった場合は先にシミ抜きを
します。どの前処理剤を使う場合も必ず色落ちしな
いか確認してください。色落ちしてしまうようなら、
クリーニング店に相談しましょう。
ファンデーションや日焼け止め
クレンジングオイルを直接汚れの部分につけて
歯ブラシで一定方向に優しく擦り、すすぎます。
食べこぼし
中性の食器洗い洗剤をシミの部分につけて歯
ブラシで一定方向に優しく擦り、すすぎます。
泥汚れ
ドライヤーなどを当ててしっかりと乾燥させ、歯ブラ
シで一定方向に擦り泥をはらい落とします。固形
石鹸をつけて歯ブラシで優しく一定方向へこすって
すすぎます。
4:洗う前に浴衣をたたむ
生地の傷みや型崩れ、余計なシワを防ぐために、
浴衣はたたんで洗うのがおすすめ。
5:浴衣を洗う
洗濯機で洗う場合
1. 折りたたんだ浴衣を洗濯ネットに入れます
浴衣を入れるネットはできれば、たたんだサイズ
にピッタリのものを準備しましょう。
ネットが大きすぎると、浴衣がネットの中で動い
てたたんだものが崩れ、傷みや型崩れの原因に
なります。小さすぎると、浴衣の生地が余計に重
なって均等に洗えません。
2. 洗濯機に浴衣を入れたら「ソフトコース」で洗いま
す、使う洗剤は、おしゃれ着用の中性洗剤を使
用しましょう。
手洗いで洗う場合
1. たらいや洗面台に洗濯表示の指示通りの温度の
水をはり中性洗剤を溶かします
2. たたんだ浴衣を入れて、やさしく押し洗いします
3.洗い終えたら洗濯ネットに入れて、一番弱い設定
で1分程度脱水をします
4.新しい水をため、優しく押し洗いしてすすぎます
5.最後に一番弱い設定で1分程度脱水します
7:浴衣の干し方
浴衣を干すときは「日陰で竿干し」が基本です。日光
に当てると色あせを起こす可能性があるので必ず
陰干ししてください。
可能であれば物干し竿に浴衣の両袖を通して干し
ましょう。竿を使わずに、和服用のハンガーを使っ
て干すのもおすすめです。
8:浴衣のアイロン
洗濯後の浴衣はシワを残したままにせず、アイロン
をかけキレイにシワを伸ばしてからしまいましょう。
アイロンをする時に、のりスプレーを使うとパリッと
仕上がり、次回すぐに着ることができます。
浴衣の「洗濯表示(絵表示)」を確認して、アイロン
の温度を設定します。浴衣は直線縫いのみででき
ているのでアイロンも直線に動かしてください。
袖・襟・見頃の順番にアイロンをかけると綺麗に
仕上がります
9:浴衣をしまう
アイロンがすみ綺麗にたたんだ後たとうしに、浴衣
を入れて保存保管がおすすめです。浴衣を湿気、
カビや虫から守ってくれます。
10:あとがき
自宅で洗うことができる浴衣ですが、洗い方・干し
方・たたみ方が洋服とは違うので、面倒なことも多
いですね。また、せっかくきれいに染まっている浴
衣が色落ちしないかも心配です。
そんな大切な浴衣の洗濯はクリーニングでお手軽
に、お手入れするのをおすすめします。
年に数回しか着ないことも多い浴衣だからこそ、シ
ーズンが終わったらしっかり汚れを落として、来年
綺麗に着られるようにしましょう。