APC事務局長のブログ -25ページ目

四川省・成都


私が初めて四川省成都市へ降り立ったのは、1997年の雨の夜でした。


当日は四川省に豪雨が降っており、成都の空港に降り立つことができず

お隣の雲南省の昆明に着陸しました。


しかし、当時は携帯なんてもんはその便に乗っている乗客の中でも

どうやら1~2人しか持っていない様子。


当時一緒に行っていた上司の佐藤さんは、「成都空港でメイミン(出迎えに

来る人)が待ってるやろ!今この状況を伝えなアカンやろ!」 と一言。

※それやったら、お前がその弁当箱みたいな携帯電話(当時の呼称で

「大哥大」)を持っているおっさんに借りてくれよ。。。。


恐る恐る、「可以借用一下你的手机吗?」 (携帯お借りしても良いですか?)


商社マン1年生の頃ですので、私の発音は外人チョンバレ。あっさりと、

「可以啊」(ええで~)と。

無事メイミンに電話し、(というか、彼は彼で成都空港で聞いてますからこんな

ことイチイチ伝えなくて良かったんですけど)遅れる旨を伝えました。

お返しにセブンスターを1箱あげました。


しかし、そこから、今度は昆明空港一帯が、雷鳴は止まず、雨は湖のように

水が滞留するほどの豪雨。そのまま明け方の4時まで。


なんと朝5時、搭乗開始、そのまま成都へ直行~50分で到着。


そして朝イチで成都の工場へ行き、佐藤さんと一緒に検品。(そんなに気合い

入れずに、取りあえず、少し仮眠して午後からでええやん。)と思っていましたが、

この時休まなかった貯金が、帰国間際のハプニングで効いてきたのでした。


※この時の格言、 (中国では)『明日できることも今日する』!





中国の交通事情

上海-北京間の新幹線「和谐号」が開通したものの、飛行機が

一斉に値下げし、和谐号への顧客離れを食い止めたらしく

乗車率が随分低調になっているらしいのですが、私なら、


小刻みに移動するなら(例:上海-北京-ハルピン-延吉)


⇒高速鉄道を利用します。



1、2ヶ所のみの移動なら(例:関空⇒上海⇒成都)


⇒飛行機で。



というのも、中国の(国内線の)飛行機は95~99%、定刻に

離陸しません。一つ狂うと全体の予定に影響が出てしまいます。


先日の出張でこんなことがありました。


13:00 発  上海虹橋空港⇒広州白雲空港 


        ⇒突然、欠航。(先ずこれにビビりますよね。こんなこと

         日本では先ずありませんから)


         「由于机器原因,不能按时起飞」 メカの故障で離陸

         できずですって。(軽々しく「メカの故障」とか言わないで)

         しかも山東省の煙台から上海に来て、それから広州に

         飛ぶ予定だったのですが、山東省を出てないと。


代替便は 14:00発に決定(ホンマかいな) 便は既に北京を出ているとか。

元来は上海に着陸後にメンテナンスに回る機体を代用するらしいです。



時刻は13:00 「由于北京首都,天气原因,不能按时起飞,起飞时间待定」

(北京は悪天候で、飛行機が離陸できません、離陸時間は追って通知します)


いよいよホンマかいなって感じです。


その間、「娃哈哈」(中国の大手飲料メーカー)の怪しげな海賊版のような

ジュースと申し訳程度の軽食が配られました。

※要はとんでもなく遅れることが予想されていたんでしょうね。


その後、なんだかんだで 17:00になりました。搭乗ゲートには20~30名の

搭乗客が、「いったい全体、今飛行機はどこや!」 「預けた荷物返せ、俺は帰る」 

「そうやそうや 俺は別の飛行機に乗る」 とか 「弁償しろ!」 とか 強烈な口論が

始まってました。


18:00 いよいよ 空港職員と乗客とがつかみ合いに。もう目も当てられません。


18:30 (ところが一転、搭乗準備が完了)ようやく搭乗開始


19:00 滑走路が混んでるとかで、待ち。その間 エンジン止めてるからか、

     機内は蒸し風呂状態。その間、私?ただ、ひたすら耐える。

     これにつきます。ひらすら事務処理をこなしていきます。


19:30 ようやく離陸。


実に6時間30分遅れです。おかげで打ち合わせしようと思っていた

在広州の講師とは会えませんでした。


すったもんだの末に、『結局飛ばない』 とか、悪天候で『隣の省に着陸』 

とかも経験してますので、まあ、これくらい、よくあることって感じです。 




他方、鉄道は、「庶民の移動手段」ということもあるため、とにかく駅は人が多いし、

荷物が多い場合カートもありません。まして、鉄道を利用する外国人はあまり多く

ありませんので、全てが粗雑です。


でも、とりあえず、時間の前後1-2時間以内にはおそらく到着できる。

先日の落雷で立ち往生したりなんかも2時間程度だったらしいです。


どちらが良いのでしょうか?


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寝る為だけに入った広州から深センへの移動は新幹線で。





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これが噂の『和谐号』。




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車内の様子です。割とマシですね。


講師の出身地について

現在、イーチャイナ登録講師の出身地ですが、


黒龍江省、遼寧省、山東省、広東省、四川省、湖北省など

多岐に渡っています。


これに対して、一部のお客様の声&質問として、北方の講師の

ほうが綺麗な標準語を話すと聞いたことがあり、北方の講師と

レッスンをするのが良いのではないか?


といった声を時折耳にします。


大変恐縮ですが、これについては、中国語ネイティブの私、

イーチャイナ・事務局長としてお答えさせて頂きます。


『NO、とまでは言いませんが、出身地による標準語の明瞭度は

学習過程においてほとんど関係ありません』


というのが当方の回答になります。




1.ゼロから独学で学んだ私自身が、面接を行い採用した講師達です。

 標準語が不明瞭、もしくはレッスンをするにあたり、支障がある講師は

 おりません。


2.程度の差はあれ、せいぜい、滑舌の良し悪しといった差の範囲を出ません。


3.現実の中国社会で綺麗で明瞭な標準語を話す人はあまり多くありません。


4.(特に綺麗な標準語を話すと言われる)一部の北方人に多いのですが、

 語尾に必要以上に『儿』(er)がつき、聞き取りにくい。



これらをまとめると、


『相応の教養があり、標準語教育を受けている世代(※)は、総じて明瞭な

標準語を話すことができ、講師それぞれの癖は少なく、どの講師の標準語を

模倣しても良い。ただ、一部北方地域については、極端な語気音が存在し、

逆に聞き取りにくいこともある。というよりも、中国では完全な標準語で話す人

は先ずいないので耳を鳴らす意味でも、逆に言うと北を外しても良いのでは

ないか?とも思います』


という形になろうかと思います。


※)信じられない話しかもしれませんが、我々で言う「東京弁」(標準語)を話せない

  中国人は50代以上の高齢者を中心に相当数います。

  逆に50代以上で標準語を話すことができる人は教養の高い人、と言えるかと

  思います。確かに中国暗黒の時代である文化大革命時代(1960年代~1970年

  初頭)の時代に下方されていた世代などは学校にも行っていませんので、

  標準語を話せない、というのも分かりますが、それ以前に、テレビのアナウンサー

  以外に標準語を使う人というのは少ない、ということが挙げられるかと思います。


「じゃあ、今勉強している標準語は中国の現地では用を成さないのか?」という

ご質問がありそうですが、私自身、弊社H.Pのyoutubeで公開しているレベルの

中国語で20年近く、中国全土を回ってきています。

標準語が通じないことはありません。


いずれにしましても、何か今後ご自身が中国語を習得されるうえで、遠回りがあって

はならない、と思われる方は是非メール、スカイプなどにてご連絡頂ければと思います。

小生が誠心誠意お答え致します。