"永遠の中から” 私たちは どこから 来たのだろう? -3ページ目

"永遠の中から” 私たちは どこから 来たのだろう?

何の始まりもない 永遠の時から
主ご自身のみが 存在していた
懐かしい 故郷 エデン

全く一つ、エハッドであるイスラエルの神
イエシュアの永遠の完了の業で、救われて
新しい人として生きる ヘブライ語原典聖書
からの発見記録

ヨハナンが黙示録を書いた時代、神殿崩壊から20年後ですが、

その1世紀の時代、どのようなことが、ローマ帝国下で起きて

いたのでしょうか?

これ以前に、ダニエル書(バビロン帝国捕囚時代)エステル記

(ペルシャ帝国)そして、ギリシャ帝国でも、ユダヤ人は、

殲滅される危機に常に直面して来ました。

 

ギリシャ帝国では、マカバイ記に記されている通り、ハヌカの祭りが

祝われるようになった、神殿を取り戻したマカバイ戦争があったのです。

それは、ヨハナンの黙示録を書いた時代と同じ、ローマ帝国下でも同じ事、

ユダヤ人が、トラーを生きることに対する迫害、皇帝崇拝、偶像、

異教の神々を強制的に拝ませる屈辱、神に対する冒涜行為を国の

勅令でさせていたのです。

このような背景を知る必要があります。

 

1世紀のローマ帝国の皇帝は、ユダヤ人に対して、何をして来たのでしょうか?

 

アウグストゥス(在位:前27年 - 14年)

【帝国の直轄地化と重税の始まり】 アウグストゥス自身はユダヤ人の信仰をある程度尊重し、比較的穏健な政策をとっていました。

しかし、アウグストゥスが結んだ「妥協」の中身があるのです。

「皇帝を」拝むのではなく、「皇帝のために」祈る ユダヤ人が

エルサレム神殿で「皇帝アウグストゥス(という神)」に

生贄を捧げることは拒否するのを認めました。

その代わり、「ユダヤの神に対して、皇帝の健康と帝国の平和を

願って、神殿の祭壇でコルバン(毎日2頭の子羊と1頭の雄牛)を

捧げ、祈る」という形にさせたのです。 

これにより、ユダヤ人は信仰を汚さずに済み、ローマ側も

「ユダヤ人は帝国に忠誠を誓っている」とみなすことができました。

 

神殿税(貢ぎ物)の許可とローマへの納税 アウグストゥスは、

世界中のユダヤ人がエルサレム神殿に送る「神殿税(半シケル)」

の送金を公的に保護しました。その代わり、ローマ帝国という

国家に対する住民税や貢納(租税)は当然しっかり納めさせました。

 

 歴史の明暗を分けたポイント アウグストゥスが作ったこの

「特例(信仰の免除)」のおかげで、彼や次のティベリウスの時代

までは、ユダヤ地方は比較的おだやかでした。

しかし、後を継いだカリグラが「俺は神だから神殿の中に俺の像を

建てろ!」とこの約束を破ろうとしたり、ネロの時代の総督が

神殿の財産を強奪したりしたことで、アウグストゥスが保っていた

絶妙なバランスが崩れ、最終的な大反乱(ユダヤ戦争)へと突き進んでいくことになります。

紀元6年、ユダヤ人の支配者(アルケラオス)を無能として

罷免し、ユダヤ地方をローマの直轄属州に組み込みました。

これにより、ユダヤ人はローマ直属の総督による支配と、

過酷な人口調査(税金を課すためのもの)に直面することになり、

後の反乱の火種が作られました。

 

ティベリウス(在位:14年 - 37年)

【ローマからの追放と強制徴兵】 紀元19年、ローマ市内でトラー

契約に根付く生き方への改宗者をめぐる詐欺事件が起きたことなどをきっかけに、ユダヤ人をローマから追放しました。

更にユダヤ人の若者約4,000人を兵士として籍を入れ、

劣悪な環境で治安が悪かったサルディニア島などの地域へ強制的に

送り込みました。

 

カリグラ(ガイウス)(在位:37年 - 41年)

【エルサレム神殿への偶像設置命令】 自らを「神」と信じ込ませた

カリグラは、一神教であるユダヤ人が自分の像を拝まないことに

激怒しました。ユダヤ人がトラーを実践するなら、純金で100万円

相当の税金を納めるか、もしくは、税金を支払うまで、家族の一人を

投獄するという、餓死処刑をしたのです。

彼はエルサレムの第二神殿の内部に、自分(ゼウスの姿を模したとされる)の巨大な像を建てるよう命令しました。

これはユダヤ人にとって絶対にあってはならない最大の冒涜であり、大規模な暴動寸前までいきました。

これは、ギリシャ帝国で行われたこと、神殿乗っ取りと、神殿を

豚と豚の血で汚して、ゼウス神像を設置したことと、同じことを

ローマ帝国皇帝もしたのです。ゼウス神設置が実行される直前に

カリグラが暗殺されたため、辛うじて最悪の事態は免れました。

 
クラウディウス(在位:41年 - 54年)

【二度にわたるローマ追放令】 アレクサンドリアなどでユダヤ人と

ギリシャ系住民の衝突が激化したため、ユダヤ人の集会を禁止

しました。

さらに紀元49年頃、使徒言行録にも記述があるように、

「クレストス(キリスト)の件で騒動を起こした」として、

ユダヤ人を再びローマから追放しました。

 

ネロ(在位:54年 - 68年)

【大反乱への武力鎮圧を開始】 ネロが派遣したユダヤ総督フロルが

神殿の財産を略奪したことなどが引き金となり、紀元66年に

「ユダヤ戦争(第一次ユダヤ大反乱)」が勃発しました。

ネロは容赦ない鎮圧を命じ、名将ウェスパシアヌスを総司令官

として現地に送り込みました。ローマ軍はユダヤ地方の町々を

次々と血祭りにあげ、徹底的な虐殺と破壊を行いました。

この皇帝は、精神異常でもあり、妊娠中の自分の妻も殺害するような

人でしたが、母親が子を支配する毒親であり、ネロを皇帝にするためなら暗殺もいとわなかった残忍な実母アグリッピナは、ネロが皇帝に

なった後も彼を操り、私生活にまで異常に干渉しました。

精神的に追い詰められたネロは、西暦59年に実の母親の暗殺を

命令します。いくら憎んでいても、当時にとって「親殺し」

は最大のタブーであり、この罪悪感がネロの精神を決定的に病ませたと言われています。

 

ウェスパシアヌス(在位:69年 - 79年)

【過酷な追撃と「ユダヤ人税」の創設】 ネロの死後に皇帝となった

彼は、息子のティトゥスに現地を任せて反乱を鎮圧させました。

反乱後、ウェスパシアヌスはすべてのユダヤ人に対し、

それまでエルサレム神殿に納めていた神殿税を、ローマのジュピター(ユピテル)神殿に納めさせる「ユダヤ人税(フィスクス・ユダイクス)」を創設しました。自身の信仰を否定する偶像の神殿への

貢ぎ物を強制されるという、屈辱的な経済的迫害でした。

 

ティトゥス(在位:79年 - 81年)

【エルサレム神殿の完全な破壊と略奪】 紀元70年、将軍時代の

ティトゥスはエルサレムを包囲し、これを陥落させました。

この際、ユダ人の信仰の生命線であったエルサレム神殿を完全に

焼き払い、徹底的に破壊しました。110万人のユダヤ人が虐殺され、生き残った人々、9000人は奴隷として売られました。

神殿の至宝(七枝の燭台メノーラーなど)はローマに略奪され、

現在のローマにある「ティトゥスの凱旋門」にその略奪の様子が

刻まれています。

 

 

ドミティアヌス(在位:81年 - 96年)

【ユダヤ人税の過酷な取り立てと処刑】 ウェスパシアヌスが始めた「ユダヤ人税」の取り立てを異常なほど厳格化しました。

元ユダヤ人や、隠れてトラーを実践して、イスラエルの神を信仰している者を見つけ出すため、衣服を剥ぎ取って割礼(ユダヤ人の身体的特徴)の有無を確認する

ような屈辱的な検視を行いました。

「無神論(ローマの神々を拝まないこと)」の罪で、

ユダヤ人の信仰に好意的だったローマの貴族や自身の親族さえも処刑・

追放しました。

1世紀のローマ皇帝たちによるこれら一連の迫害と神殿の破壊は、

ユダヤ人が故郷を失い、世界中に離散(ディアスポラ)していく

決定的な契機となりました。

 

そして、エペソ、その他の地域同様、ローマ帝国下にある人々は、

ローマ帝国皇帝を神と拝まなくてはならない。

そして、他の神々も崇拝し、他の神々の祭りにも参加しなくてはならない。

もし神々の祭りに参加しないなら、それはローマの繁栄を司る神々を

怒らせる行為、そして、ローマ帝国の繁栄を阻止する異端因子だ!

とみなされたのです。

生活の全てが、ローマ帝国宮殿、異教の神々の神殿が中心なのです。

その中に、銀行があり、市場があり、皇帝が全ての金を管理し、ビジネスその他も

全て、皇帝が管理、それを異教の神々の神殿祭司がやっていたという

このような生活環境なのです。

 

生活の全てが、皇帝=神、異教の神々の下で営まれるという環境なのです。

 

その意味が分かるでしょうか?詰まり、ユダヤ人の歴史、

4つの獣で表される帝国でも分かるように、神の教え=契約を破り

異教の神々と人間、王、皇帝を拝まされる、そのような環境の下に

ずっとユダヤ人は住んでいたのです。

 

エステル記でも分かる通り、王のNo.2のハマンを入り口の門で

平伏して神と拝まなくてはならない。

それをしなかったモルデガイに憤慨し、ユダヤ人殲滅を企んだのが

エステル記の事件の背景なのです。

ダニエル書も同じです。バビロンの王の王宮に仕える彼ら4人の

若者は、イスラエルの神の教え=トラー=契約に違反した生き方は

できない!それを、した時に、火の炉にくべられ、ライオンのおりに

入れられたのです。

全部同じ危機であり、預言書のテーマは、神の契約=教え=トラー

にどんな時も違反せず、迫害に屈せず恐れず、偽物の教えとの融合

迎合を決してしてはならない!

これが、預言書のテーマであり、神の契約=トラーからズレて生きた

人たちへ、神の教え=トラーに戻れ!という同じ警告なのです。

 

捕囚は、神の契約に違反した生き方をした人たち、それは、神の契約に根付いた生き方をした、ダニエルや、エレミヤ、エゼキエルという

預言者たちも、一緒に捕囚の民として連れて行かれたのです。

 

キリスト教の世界では、神の教え=契約が廃れた!という聖書とは

全く関係のない、ローマ帝国の思想を信じていますが、

それでは、聖書を読む前提が最初から完全にずれていることに

気がついて下さい。

 

この世の終わりの大惨事などと言って皆が黙示録をそのように語りますが、黙示録には、迫害下に生きた人たちへ、神の教え=契約を捨てた人たちへ、神の契約の教えに戻れ!そこから、離れるな!

それが、黙示録、預言書のメッセージの中心なのです。

 

西洋人が作った宗教だから、西洋宗教と呼ばれるのです。

それは、ヘブライ、イエシュアが教えた、父の教え、トラー

契約に根付いた生き方を教えない、人が作った宗教の教えです。代わりに

ローマ教の宗教の実践を教えているのです。

 

イエシュアは、エデンの園の最初から教えられているのです。

2000年前に突然、新しい、贖い、救い、聖霊が与えらたという

読み違え、勘違いをしているから、見えないのです。

 

全ては永遠に完結しているのです。どの時代においても、神は契約に根付いて、イエシュアの日をアブラハムと同じく、待望していた残りの民を確保して来たのです。

ありてあるものと訳されるのは、過去、現在、未来、永遠の中から

神は同時に全てを同時に見て、存在している事実から考えないとならないのです。

 

2つの群れ、カハール、エクレシアだけが、神に賞賛されました。

その群れは、2つ=契約の板、トラーの題目、神への生き方と

人への生き方、関わり方が書かれている、聖書の題目です。

トラーは、この10の題目の全てを細かく解説しているものです。

それは、神が造られた、神の性質通りを生きること、神の教えの

詳細であるのに、これを、異邦人には関係ない廃れた教えだ!

と意味不明な戯言を言い続けているのです。

 

黙示録2:7 耳のある者は、御霊がカハール,ケヒラー、エクレシアに言うことを聞くがよい。

勝利を得る者には、神のパラダイスにあるいのちの木の実を食べる

ことをゆるそう』。

 2:8 スミルナにあるカハールの御使に、こう書きおくりなさい。

『初めであり、終りである者、死んだことはあるが生き返った者が、次のように言われる。

2:9 わたしは、あなたの苦難や、貧しさを知っている(しかし実際は、あなたは富んでいるのだ)。また、ユダヤ人と自称してはいるが、その実ユダヤ人でなくてサタンの会堂に属する者たちに

そしられていることも、わたしは知っている。

2:10 あなたの受けようとする苦しみを恐れてはならない。

見よ、悪魔が、あなたがたのうちのある者をためすために、

獄に入れようとしている。あなたがたは十日の間、

苦難にあうで

あろう。死に至るまで忠実であれ。そうすれば、いのちの冠を与えよう。

2:11 耳のある者は、御霊がカハール,ケヒラー、エクレシアに言う

ことを聞くがよい。

勝利を得る者は、第二の死によって滅ぼされることはない』。

 

 

クリスチャンがユダヤ人の会堂=サタンと勘違いして、解説していますが、神の教えに反する教えをする人は、いつの時代のどんな人種にもいるのです。

 

スミルナがどんな場所で、どのような環境で、どのように、神の教え

トラー、契約に忠実に根付いて生きたのでしょうか?

 

続く