過越の祭りから、シャヴオートは1つとして繋がっている福音の要素を表す祭りです。
贖われて救われ神のものとされた人の、一人一人の人生の歴史と
重なる事が、聖書には書かれています。
過越で、子羊の血の贖いで代価を神が払い、奴隷であった国、
エジプトを出てから、神の声を聞ける「ミッドバア」に導き出され、シナイ山に到着するまでの7週間を過ごしました。シャヴオート、婚姻契約を受け取るまでに、どこを通り、何が起きたのでしょうか?
1)苦い水が甘くなる 出エジプト15:22−26
出エジプト15:22 さて、モーセはイスラエルを紅海から旅立たせた。彼らはシュルの荒野に入り、三日のあいだ荒野を歩いたが、水を得なかった。
15:23 彼らはメラに着いたが、メラの水は苦くて飲むことができなかった。それで、その所の名はメラと呼ばれた。
15:24 ときに、民はモーセにつぶやいて言った、「わたしたちは何を飲むのですか」。
15:25 モーセは主に叫んだ。主は彼に一本の木を示されたので、それを水に投げ入れると、水は甘くなった。その所で主は民のために定めと、おきてを立てられ、彼らを試みて、
15:26 言われた、「あなたが、もしあなたの神、主の声に良く聞き従い、その目に正しいと見られることを行い、その戒めに耳を傾け、すべての定めを守るならば、わたしは、かつてエジプトびとに下した病を一つもあなたに下さないであろう。わたしは主であって、あなたをいやすものである」。
15:27 こうして彼らはエリムに着いた。そこには水の泉十二と、なつめやしの木七十本があった。その所で彼らは水のほとりに宿営した。
12のオアシス〜イスラエルの12部族、ヨセフの12兄弟。
そしてナツメヤシ70本。生ける水、そしてナツメヤシはそのデザイン通り、天にまっすぐ向かって葉を広げて、喜びあふれる様子が見えるデザインの木です。70という数字も、ヤコブの家族の人数と同じ、7の数字で表される神の民。
もしも〜あなたが神の声に「よく聞く〜シャマするならば!」
神の声=言葉=教えをよく聞いて、理解したら、神が言う通りにするでしょう、だから「従う」と訳されているのです。
神の言葉を聞いて、理解しないから、神が言う事をしないで、
神が言ってない違う事をするのです。
それは神の言葉をよく聞いていない状態なのです。
神の家の一員として生きる事は、条件付きなのです。こういう事でしょう。神が与える一番親しい関係の関係、そして人との関係、シャローム=何も欠けのない状態で神がデザインした通りを生きる事をあなたが願うなら!それならば、神の言う通りを生きないとその状態は実現しない。
エデン〜喜びが溢れ出る生き方を神が人に教えるから!それを聞いて生きるなら、あなたは本当の意味で生きれるからと、最初から教えているのです。
マニュアルに反する事をして、電化製品やパソコン操作しても、デザイン通りに機能しないでしょう。それと同じなのです。
創造主直々に伝える、神が創造された神の性質に造られた人間はこう生きるように造られています、と教えているだけです。
どうして、こうも複雑な教えに変形して考えているのでしょう?
読んでみればそんな難しい事など書いてない事が、分かるのです。人は、神の言う通りになどしたくないだけなのです。
神の教えは拒否!それもありでしょう。神は人に選択肢を、最初から与えているのです。
でも、神が言う通りがベストだと、なぜ分からないのでしょう?なぜ、神の教えを与えられ、律法で縛られるなどと、反感を持ちながら、そのように考えるのでしょう?それは、偽の教えを放り込まれ刷り込まれた!ローマに神の教えは古くて悪いと教えられたから、それが本当の原因です。
婚姻契約に記された神との親密な関係の中に生きる事を与えられたのに、それを拒絶?律法だ〜。それはローマ化した、イエシュアを教えられてしまっているからそう思うのです。
2) 天から降ったマナ 出エジプト16章
出エジプト16:1 イスラエルの人々の全会衆はエリムを出発し、エジプトの地を出て二か月目の十五日に、エリムとシナイとの間にあるシンの荒野にきたが、
16:2 その荒野でイスラエルの人々の全会衆は、モーセとアロンにつぶやいた。
16:3 イスラエルの人々は彼らに言った、「われわれはエジプトの地で、肉のなべのかたわらに座し、飽きるほどパンを食べていた時に、主の手にかかって死んでいたら良かった。あなたがたは、われわれをこの荒野に導き出して、全会衆を餓死させようとしている」。
16:4 そのとき主はモーセに言われた、「見よ、わたしはあなたがたのために、天からパンを降らせよう。民は出て日々の分を日ごとに集めなければならない。
こうして彼らがわたしのトラーに従うかどうかを試みよう。
16:16 主が命じられるのはこうである、『あなたがたは、おのおのその食べるところに従ってそれを集め、あなたがたの人数に従って、ひとり一オメルずつ、おのおのその天幕におるもののためにそれを取りなさい』と」。
16:17 イスラエルの人々はそのようにして、ある者は多く、ある者は少なく集めた。
16:18 しかし、オメルでそれを計ってみると、多く集めた者にも余らず、少なく集めた者にも不足しなかった。おのおのその食べるところに従って集めていた。
16:19 モーセは彼らに言った、「だれも朝までそれを残しておいてはならない」。
16:20 しかし彼らはモーセに聞き従わないで、ある者は朝までそれを残しておいたが、虫がついて臭くなった。モーセは彼らにむかって怒った。
16:28 そこで主はモーセに言われた、「あなたがたは、いつまでわたしの戒めと、トラーとを守ることを拒むのか。
16:29 見よ、主はあなたがたに安息日を与えられた。ゆえに六日目には、ふつか分のパンをあなたがたに賜わるのである。おのおのその所にとどまり、七日目にはその所から出てはならない」。
16:30 こうして民は七日目に休んだ。
16:34 そこで主がモーセに命じられたように、アロンはそれをあかしの箱の前に置いてたくわえた。
文字で記された婚姻契約書=トラーを与えられる前から、既に
創世記の最初の創造で教えられているように、シャバットが書かれています。第7日目は止まる。2日分のマナを与えられる。
聖書は、時系列上に書かれていません。永遠から同じ事を神が語っているからです。
3 )岩から水が出る 出エジプト17:1-7
17:1 イスラエルの人々の全会衆は、主の命に従って、シンの荒野を出発し、旅路を重ねて、レピデムに宿営したが、そこには民の飲む水がなかった。
17:2 それで、民はモーセと争って言った、「わたしたちに飲む水をください」。モーセは彼らに言った、「あなたがたはなぜわたしと争うのか、なぜ主を試みるのか」。
17:3 民はその所で水にかわき、モーセにつぶやいて言った、「あなたはなぜわたしたちをエジプトから導き出して、わたしたちを、子供や家畜と一緒に、かわきによって死なせようとするのですか」。
17:4 このときモーセは主に叫んで言った、「わたしはこの民をどうすればよいのでしょう。彼らは、今にも、わたしを石で打ち殺そうとしています」。
17:5 主はモーセに言われた、「あなたは民の前に進み行き、イスラエルの長老たちを伴い、あなたがナイル川を打った、つえを手に取って行きなさい。
17:6 見よ、わたしはホレブの岩の上であなたの前に立つであろう。あなたは岩を打ちなさい。水がそれから出て、民はそれを飲むことができる」。モーセはイスラエルの長老たちの目の前で、そのように行った。
17:7 そして彼はその所の名をマッサ、またメリバと呼んだ。これはイスラエルの人々が争ったゆえ、また彼らが「主はわたしたちのうちにおられるかどうか」と言って主を試みたからである。
4 ) アマレクとの戦い 出エジプト17:9-16
17:9 モーセはヨシュアに言った、「われわれのために人を選び、出てアマレクと戦いなさい。わたしはあす神のつえを手に取って、丘の頂に立つであろう」。
17:10 ヨシュアはモーセが彼に言ったようにし、アマレクと戦った。モーセとアロンおよびホルは丘の頂に登った。
17:11 モーセが手を上げているとイスラエルは勝ち、手を下げるとアマレクが勝った。
17:12 しかしモーセの手が重くなったので、アロンとホルが石を取って、モーセの足もとに置くと、彼はその上に座した。そしてひとりはこちらに、ひとりはあちらにいて、モーセの手をささえたので、彼の手は日没までさがらなかった。
17:13 ヨシュアは、つるぎにかけてアマレクとその民を打ち敗った。
17:14 主はモーセに言われた、「これを書物にしるして記念とし、それをヨシュアの耳に入れなさい。わたしは天が下からアマレクの記憶を完全に消し去るであろう」。
17:15 モーセは一つの祭壇を築いてその名を「主はわが旗」と呼んだ。
17:16 そしてモーセは言った、「主の旗にむかって手を上げる、主は世々アマレクと戦われる」。
<アマレクは、エサウの子孫>
出エジプトして45日目、シバンの月の新月の日にシナイ山に
到着します。第3の月の1日=新月=神の定めの日です。
19:1 イスラエルの人々は、エジプトの地を出て後三月目のその日に、シナイの荒野にはいった。
19:2 すなわち彼らはレピデムを出立してシナイの荒野に入り、荒野に宿営した。イスラエルはその所で山の前に宿営した。
19:3 さて、モーセが神のもとに登ると、主は山から彼を呼んで言われた、「このように、ヤコブの家に言い、イスラエルの人々に告げなさい、
19:4 『あなたがたは、わたしがエジプトびとにした事と、あなたがたを鷲の翼に載せてわたしの所にこさせたことを見た。
19:5 それで、もしあなたがたが、まことにわたしの声に聞き従い、わたしの契約を守るならば、あなたがたはすべての民にまさって、わたしの宝となるであろう。全地はわたしの所有だからである。
19:6 あなたがたはわたしに対して祭司の国となり、また聖なる民となるであろう』。これがあなたのイスラエルの人々に語るべき言葉である」。
19:7 それでモーセは行って民の長老たちを呼び、主が命じられたこれらの言葉を、すべてその前に述べたので、
19:8 民はみな共に答えて言った、「われわれは主が言われたことを、みな行います」。モーセは民の言葉を主に告げた。
19:9 主はモーセに言われた、「見よ、わたしは濃い雲のうちにあって、あなたに臨むであろう。それはわたしがあなたと語るのを民に聞かせて、彼らに長く(オラーム 永遠に)あなたを信じさせるためである」。モーセは民の言葉を主に告げた。
シナイ山の麓で天が神が降りてくる
シャヴオート
19:16 三日目の朝となって、かみなりと、いなずまと厚い雲とが、山の上にあり、ラッパの音が、はなはだ高く響いたので、宿営におる民はみな震えた。
19:17 モーセが民を神に会わせるために、宿営から導き出したので、彼らは山のふもとに立った。
19:18 シナイ山は全山煙った。主が火のなかにあって、その上に下られたからである。その煙は、かまどの煙のように立ち上り、全山はげしく震えた。
19:19 ラッパの音が、いよいよ高くなったとき、モーセは語り、神は、かみなりをもって、彼に答えられた。
19:20 主はシナイ山の頂に下られた。そして主がモーセを山の頂に召されたので、モーセは登った。
文字で記された神ご自身から直接出た言葉、教え、トラー〜婚姻契約が、イスラエルの神の聖なる民、花嫁となった人達にあたえれました。その代表はイスラエルという国民、イスラエルという
国家が正式に神により形成されました。肉の生まれはイスラエルではない異邦人も同じく出エジプトして「イスラエルの国家の民」地上で天の神の国、聖なる祭司の国の民を地上で反映して
生きる代表者が世界中の中から唯一選ばれたのです。
神の婚姻契約に生きる事、これ生きる、これに戻る!イスラエルの神、イスラエルの神の言葉、教えを生きる事に全世界の人が戻る為に唯一このイスラエルという国民を聖なる民として選び出したのです。