十字軍の歴史 | "永遠の中から” 私たちは どこから 来たのだろう?

"永遠の中から” 私たちは どこから 来たのだろう?

何の始まりもない 永遠の時から
主ご自身のみが 存在していた
懐かしい 故郷 エデン

全く一つ、エハッドであるイスラエルの神
イエシュアの永遠の完了の業で、救われて
新しい人として生きる ヘブライ語原典聖書
からの発見記録

十字軍に関しての一般の解説ですと、

イスラム教からキリスト教を取戻す目的で行なわれたと

有ります。

 

1096年に始まった十字軍のその時代に、聖地を

イスラム教徒から奪い返すと言う目的で、

勃発した運動だったのです。

 

フランスに約20万人の一般の人達、職人、農民が集まり、

軍団が形成されたのです。

 

そして、何が起こったか?

 

いざ出動となっても、近隣にイスラム教徒なる人達が

居ない。となると、次のターゲットは、”ユダヤ人”。

ユダヤ人は、イスラム教徒と同じおぞましい存在であり、

イスラム教徒と同じ穴のムジナ=異端者だと言う考え。

詰まり、ユダヤ人は西洋新宗教ローマ皇帝カトリック教の、

敵だとされていたからです。

 

そして、聖地に向かってヨーロッパを進軍する途中に、

ユダヤ人達の町を破壊し、殺戮し、暴行、略奪を繰り返して

行ったのです。

 

ユダヤ人の先祖に、その十字軍の攻撃を受けた人達が居ます。

ユダヤ人は誰しも、家族、先祖の中に、”迫害”、十字軍、

ホロコースト体験をした人を必ず持っています。

日本人ならば、家族の祖先の誰かが、いくつもの大戦を、

経験したように。

 

イスラエルには、ホロコーストを生き延びた人達を

ケアする、所謂老人ホームの様な場所があります。

そこに、ボランティアでお世話をさせて頂く事が出来ます。

 

ユダヤ人には、肉に染み付いたおぞましい記憶である事を、

ある人が話してくれた事があります。

その方の親が経験した、惨事。

ホロコーストの世界。町中血みどろの世界。

ユダヤ人迫害の世界。

ヨーロッパの中のとある町、そこに人々が攻め込んで来た。

その町の中に誰一人生きて居る人はいない中、全ての人が

殺されてしまった。

小さい子どもであったその子だけが納屋のトイレに

潜んでいた。

次の日に、全ての人が去った後、外に出てみると、

そこは雨も降っていて、血の海。

本当にこの世の地獄の惨状だったそうです。

 

ユダヤ人は、”十字架”を見ると、イコール、迫害、

ホロコーストと繋がってしまうそうです。

 

十字軍の殺戮とマッチして、十字架が愛の印など、

ユダヤ人の目には、映らない事を知りました。

今でも、ユダヤ人は、十字架をその様な意識で

見ますし、イスラエルでは、十字架を身に付ける事は、

イエシュアを信じている人でも居ないのです。

 

いや、イエシュアを信じていると言う事は、イスラエルに

住む場合、公に言えない、

イスラエルの現状があるのですが。

 

その様な歴史背景と、プラス神の仰せ=聖書には、

別のものを身につけよと書かれていても、十字架を身に

付けよとは書かれていない理由からです。

 

十字架を掲げて、イエシュアの名により、

ユダヤ人を殺戮しに、十字軍が来たのですから。

 

十字軍がエルサレムに到着する頃には、

十字軍は約60万人に達していたそうです。

イスラム教徒と共に、その近隣に住む、

イエシュアを信じるユダヤ人達も

殺されてしまったのです。

ベイト カネセット=ユダヤ人の会堂を火で燃やし、

同時にユダヤ人も生きたまま、

殺されてしまったのです。

 

社会全体が、”反ユダヤ、ユダヤヘート、

反トラー”を掲げていても、その中に腹に書かれた

トラーに沿って、その様な行為をする事に対して

抵抗を感じた人達も必ず居るはずだと思います。

第二次世界大戦中に、多くのユダヤ人達を命がけで

守った人達が居たことも事実です。

 

日本人でも、杉原千畝さんの様に、自分の職を失う

かもしれない<結果失いましたが>ユダヤ人のために

自分の独自の判断で、政府から許可されないまま

他国へ逃れるための、日本経由をするための

ヴィザをリトアニア日本領事館で発行した。

その時の、杉原さんは、この人達の命を救う事は、

神の前に正しい事だと確信したと言われました。

直接聖書の神の言葉から語りかけを受けたそうです。

 

しかし、世の中一般市民の殆どが、反トラー、

反ユダヤ意識で生きて居るとは、

一体どんな世界だったのか。

ある国民である事で、社会全体で、人から嫌われ、

殺されてしまう世界だったのです。

 

人は人間の考えで愚かな破壊を繰り返して

行くものです。

トラーに書かれている、人間の姿とは

遠くかけ離れた生き方。

神の言葉に敵対=反トラー、神の選びの人、

いや実際は家族、兄弟姉妹に対しての敵対。

反ユダヤ思想。

神の言葉を退け、神の言葉を運ぶ役割を

与えられたユダヤ人を退け、殺害する。