まだ街は眠っている中、何度も日本に向けて出発した事を
思い出しています。
風景を見る度に、忘れていた遠い日の思い出が一瞬にして
甦って来る。あの時も今もずっとずっとアバ父の中。
生ける水に浮かんで、ずっとずっと運ばれて居たのだなと
思いだす。
生ける水=子宮 絵画的言語は容易に理解出来ます。
この世に居乍ら、この世のものではない、神の中に
居て、運ばれている。お母さんのお腹の中にいる
赤ちゃんの様に。実は神に運ばれている。
そして、その時住んでいた場所の匂いや、
車の窓から眺めた景色や、街並。
シャバットや、祭り、そして神殿の中での様々な教育
ツールも、全て瞬時に、五感を通して思い出す事に
繋がっている事が分かります。
匂い、見る、肌に感じる、聞こえる、食べて味わう。
それを全部駆使して、大事な事を神が子供達にインプット
するのです。喜び、楽しみを通して教える。
何を思い出すのか?
自分が誰か?今どこに居るのか?イスラエルの神が
どんな方かと言う事。
イスラエルの神がどんなに良いお方なのかと言う事。
私達がどんなに尊く神の目に価値ある存在なのかと
言う事。神の似姿に造られている存在である事。
これから、4月10日に過ぎ越が来ます。
その日から種無しパンを食べる1週間が有って、
初穂を数える7週が有ります。7回のシャバットがある。
完了の業の強調です。
全部、出エジプト、購われた事実から、新しくされた
人を思い出す日々です。
そしてシャブオート=五旬節がやって来ます。
この日に、トラー=婚姻契約がシナイ山で与えられた
その時期と重なるのです。
全部繋がっているのです。一つだけ取り出しても意味が
無い、シャバットを中心に神の定め全部の祝い日で
ワンセットで祝う様にされている。永遠不変の定めの日。
神の言われる事、デザインされた全ては全然複雑ではない。
その通りに受け取り生きれば、如何にシンプルで、
かつ奥が深いか分かります。
複雑ではないと駄目なのだ、たくさんの理屈付けないと
ならないと思うのは、宗教思索です。
子どもでも分かる。その通りに聞いて生きれば分かる。
神の言葉を聞いているのに、キャッチ出来ないのは、
どうしてでしょう。神が目の前で神の言葉=聖書からはっきり
語られていても、自分に対して語られている事が分からないのは、
なぜでしょう。
ソロモンが言った言葉があります。
列王記1 3:9 それゆえ、聞きわける心をしもべに与えて、
あなたの民をさばかせ、わたしに善悪をわきまえる
ことを得させてください。
だれが、あなたのこの大いなる民をさばくことが
できましょう」。
神の言葉を聞く事が出来る頭脳、理解する頭脳を
下さいとソロモンが懇願したのです。
自分の中の先入観で全てを眺めると、神に目の前で神の言葉
の中から語られていても見えないと言う事が起きるからです。
あなたの言葉を聞く頭脳、それを理解する事が出来る頭脳を
与えて下さい。
それが本来の私達の頭脳です。エデンの園の頭脳。
ピュアなエッセンス、神の似姿のエッセンスぴったりの
本来の頭脳を取戻しているのですから、それで
神の言葉を聞く事が出来る、理解する事が出来る。
今日も、テフィラー=祈る、神の前で神の声の中で、
言葉の中で、神の意図通りかを思いめぐらし続ける
その訓練です。
もうすぐ祭りがやってくる。
この祭りは終ったものではなく、代々に渡り祝いなさいと
神が言われた通りを聞く頭脳、理解出来る頭脳があれば、
今年も皆が招かれている、応答する人はそれに加わる事が
出来る、素晴らしい物です。
ためしにやってみる。
パン種除去掃除をやってみたら、それぞれその年で
分かる事が必ずあります。
神の言葉は、神の言葉を信じて、単純でバカバカしいと
思わないで、その通りにした人には、扉が開く世界が
ある事は100%確実です。
続く