西洋宗教の長い歴史で、”永遠不変”の神の定めの時、
”特別に会見する日”を、全く祝う事も、教えられる事も
なく来ています。
その福音の中心でもある、
シャバットから始まり、一年の中のサイクルで、
福音の全てを網羅する神の定めの時の意味や、
内容を語らえる事も、実際に”神との関係=婚姻契約の
中に生きる”証、印を生きて世界に表明すると言う事も
無いまま来たので、これらが一体何なのさ〜?程度にしか
扱われていない事実があります。
馴染みの無い、”モアデイム”ですから、それらの
日程の意味を書いて見ようと思います。
ユダヤ暦 第一の月=ニサンの月の第14日の日没から
始まる”過ぎ越”。
過ぎ越が始まる13日は、パン種除去をする大掃除の日。
イエスさまが木にかけられた年の可能と考えられる
”過ぎ越の日程”。
ケース 1
火 ニサン 14日 準備の日
水 ニサン 15日 祭りのシャバット
木 ニサン 16日
金 ニサン 17日 シャバットの準備
土 ニサン 18日 シャバット
ケース2
水 ニサン 14日 準備の日
木 ニサン 15日 祭りのシャバット
金 ニサン 16日 シャバットの準備
土 ニサン 17日 シャバット
ケース3
木 ニサン 14日 準備の日
金 ニサン 15日 祭りのシャバット、シャバットの準備
(二つの事が重なる)
土 ニサン 16日 シャバット
ケース4
金 ニサン 14日 ダブル シャバットの準備 祭りと
通常のシャバット両方の準備
土 ニサン 15日 シャバット
マタイ 27:59–62
マルコ 15:42–43
ルカ 23:50–54
ヨハネ 19:30–31; 40–42
”祭りの準備”があるので、その前に遺体を引き取りたいと
記述があるその時も、金曜日の日没と言う特定は
絶対に出来ず、何曜日のいつなのかも実は、
不明と言う事なのです。
その日が、金曜日以外と言う事でもあるのです。
”祭りの準備”のためと言うのが、金曜日のシャバット
なのか、金曜日以外の別の曜日の祭りの支度の”シャバット”
であるか完全に不明!なので、金曜日の日没で、
復活されたのが日曜日だと100%限定不可能な
事実なのです。
そして、たとえ金曜日の日没だとしても、
いつ昇天、蘇りをされたのか、不明なのです。
週の始めの日は、土曜日の日没から始まるからです。
そして、3日3晩の数え方も私達の世界とは、
まるで違うのです。