想像や神を知ることに逆らって高ぶるあらゆるものを打ち捨てなさい。
イーロン・モスク氏がしている首飾りのヘッドのデザインに注目して下さい。
ギリシャ語のオメガシンボルに目が施されています。
今回はこのビデオで述べられている事を訳しませんが、オメガ点について少しだけ詳しく触れてみる事にします。
黙示録22章13節
わたしはアルファであり、オメガである。最初であり、最後である。初めであり、終りである。
ESVI am the Alpha and the Omega (Ω), the first and the end, the beginning and the end.
HNVI am the Alef and the Tav ( ת
x ), the First and the Last, the Beginning and the End.
◎オメガ点◎
オメガ点とは、宇宙全体が最終的な統一点に向かって螺旋を描くという、理論上の未来の出来事についてのものです。
この用語は、フランスのイエズス会(秘密結社)のカトリック司祭ピエール・ティヤール・ド・シャルダン(1881-1955)によって考案されました。
彼は、オメガ点はキリスト教のロゴス(神の言葉)、すなわちキリストに似ていると主張しました。
キリストは、ニカイア信条の言葉にあるように、「神から出た神」であり「光から出た神」、また「真の神から出た神」であって、「彼によって万物は造られた」とし、ヨハネの黙示録の中で、キリストは自らを「アルファでありオメガである。最初であり最後である。初めであり終りである」と数回繰り返し出て来ます。
ティヤールの死後数十年経ってから、ジョン・デヴィッド・ガルシア(1971年)、パオロ・ソレーリ(1981年)、フランク・ティプラー(1994年)、デヴィッド・ドイッチュ(1997年)らの著書において、オメガ点の考え方が拡張されました。
◎技術的特異点◎
技術的得意点とは、人工的な一般知能が再帰的な自己改良を行なえるようになり、不可逆的な機械知能の爆発をもたらし、人類に未知の影響を与えるという仮説です。
キリスト教的トランスヒューマニズムの提唱者であるエリック・スタインハートは、世俗的な特異点とティヤールの宗教的なオメガ点との間には、考え方の重要な重なりがあると主張しています。
スタインハートはレイ・カーツワィルの言葉を引用しており、カーツワイルは、「進化は、決してこの理想に到達することはないものの、不可避的に我々の神の概念に向かって進んで行く」と述べています。
カーツワイルと同様に、ティヤードは、人類とテクノロジーが融合する急速な技術革新の時代を予測しています。
彼は、これがヌースフィア(人間の思考の圏域)の誕生と「地球の精神」の出現を意味すると考えていますが、ティヤード的特異点はその後に訪れます。
カーツワイルとは異なり、ティヤードの特異点は、人類の知性の進化が山場に達し、人類が「トランスヒューマン(超人)」から「ポストヒューマン(進化した人類)」へと昇華する事を意味します。
以前にも書きましたが、獣のシステムは、私たち人間を神の似姿から完全にかけ離れたニューヒューマン(新人類)へと作り変えようとしています。
それが、神の創造された人間ではなく、神に成り代わろうとする奢った人間(反キリスト)が作り上げる新人類(666)なのかもしれません。
高次の意識は、私達を神の真理から遠ざけます。
第二テサロニケ2章
9)不法の人の到来は、サタンの働きによるのであって、あらゆる偽りの力、しるし、不思議がそれに伴い、
10)また、滅びる人たちに対するあらゆる悪の欺きが行なわれます。なぜなら、彼らは救われるために真理への愛(キリスト)を受け入れなかったからです。
11)それゆえ神は、彼らが偽りを信じるように惑わす力を送り込まれます。悪魔ではなく神がなさっているのだという事に気付いて下さい。
12)それは、真理(キリスト)を信じないで、悪を喜んで(認めて)いたすべての者が、さばかれるためです。
第二コリント11章
14)しかし、驚くには及びません。サタンさえ光の御使いに変装するのです。
15)ですから、サタンの手下どもが義のしもべに変装したとしても、格別なことはありません。彼らの最後はそのしわざにふさわしいものとなります。
宇宙人は堕天使(悪魔)であるという事に気付いて下さい。
そして、一度堕落してしまった天使達は二度と元には戻れないのです。