さて、ノースバンクーバーからバンクーバーのイーストブロードウェイのシェアハウスに引っ越し、再び心機一転の生活が始まりました。
学校に通うのにも、そこからだと、スカイトレインを利用して3駅目にガスタウンステーションに着けたと思うので(違ったかな?)、とっても私にとっては便利な場所でした(治安はあまりよくないと言われていましたが...
)。
私が引っ越して二週間くらい後に、そこを紹介してくれたMcちゃんは、バンフでツアーコンダクタの仕事が見つかり、そっちの方に移って行ってしまいました。
せっかく仲良くなれたのに、私はちょっぴり寂しく思ったのを覚えています。
しかし、そのMcちゃんが去った後の部屋に、今度はMちゃんが引っ越して来る事になったのです。
その頃、Mちゃんは、語学学校も終え、仕事を探し始めていた時だったと思います。
彼女が引っ越してくる理由になったのは、ステイ先のホストファザーの存在がありました。
彼は、Mちゃんのお尻を触ったり、キスをしようとしたりしてきたそうです。
初めのうちは、彼女も気のせいだと思っていたようなのですが、次第にエスカレートしてきたらしく、流石のMちゃんも危機感を感じ、出る事を決意したようです。
それと食事が、殆ど何時もソーセージとジャガイモ関係の物を出され続け、飽き飽きしていたのもあるようでした。
因みに、ホストファザーはドイツ人(60歳代)、マザーはラテン系の人で、ホストマザーが外に働きに行っている間は、ホストファザーと二人きりになることが多かったようです。
そんな話を聞かされていた私は、Mcちゃんがいなくなった私の隣の部屋が開いているから、次の落ち着き先が見つかるまで、家に来てみたら、とMちゃんを誘ったのです。
そこで、早速彼女は、そのセクシャルハラスメントオヤジのいるステイ先を出て、私の住むシェアハウスへと引っ越して来たのでした。
あくまでも、当座の仮住まいとしてでしたが...。