どんよりとした中杉通り、久しぶりです。
夫の母のお見舞いに、
介護している義弟に、おでん🍢持って行ってきました。
義母の、写真で見た感じより
生き生きとした表情を見られて、少し安心しました
今の義母の仕事は
弟が口に運んでくれる、ほとんど水分に近い流動物を喉に詰まらせない様に
頑張って嚥下する事
そして義弟は24時間体制で義母を介護しています
世間には色々な意見があると思いますが
認知症を患った親を、ヘルパーさんがたまに来るとはいえ
殆ど一人で看ると言うことは、並大抵の気持ちでは出来ません
私の父も義理の父も病気の為に家で静養
とても介護は大変でしたが、家で看取られて
苦しい内にも幸せな最期だったと思います
母の方は元気でしたが
或る日自宅で足を骨折してしまい
現役で働いている姉の手に負えない為
手術後に病院から家に帰らず
施設に入居
数年後、コロナ襲来の2020年に介護施設で逝きました
あの頃は何度電話しても、コロナの為に面会許可が得られず
今でも母がいなくなった実感がありません
施設入居とは言え、毎日母の身の回り品を持って行ったり
母の状態を毎日確かめに行っていた姉でさえ
面会禁止になってしまった為
私たち姉妹は会いたくても母親に会えず
病状が悪化したと言われても
自分達の目で見ていない為に信じられませんでした
人生を、勝ち組負け組で分けたがる人が世の中には居ますが
勝ちも負けも無く
ただ幸せは毎日の小さな出来事の積み重ねの中から
生まれて来ると、私は感じます
家族と過ごせる義母も、義母を看ている着弟も
互いに信じ合って心を寄せて生きている
幸せな家族だと思います
義弟が義母に話しかけながら
介護してくれているのを見て
有り難く、頭の下がる思いです
なかなか義母に会いに行けませんが
何かと弟が連絡して来てくれるので
遠くには居ますが、少しでも支えになれたらと思います