先日、ベルンで行われた日本祭にボランティアとして参加してきました。
このお祭りは、ベルン日本人会が毎年市内の歴史博物館で開催しているもの。
私は2日間、片道2時間かけて通いながらお手伝いをしてきました。
スイスで日本のお祭りがどのように開かれているのか、この目で確かめてみたかったのです
会場に到着してまず驚いたのは、舞台となる歴史博物館の立派さ(↓写真)
お庭と館内をフルに使った大規模なお祭りで、屋外にはステージや縁日遊びコーナー、食べ物屋台が並び、館内にはバザールや体験コーナーが各階に広がっていました。
浴衣姿で訪れる現地のお客さんも想像以上に多く、日本文化を楽しみにしてくれている様子が伝わってきます。
ステージでは三味線や剣道のデモンストレーション、館内では折り紙や書道、水引、てるてる坊主作りなど体験コーナーも盛りだくさん。
週末を通して大勢の人で賑わい、日本の人気を改めて実感しました。
ボランティアを通じて出会った、ベルン周辺に住む日本人の方々にも感動しました。
お祭りを成功させるための企画力やチームワークは本当に素晴らしく、またスイスで育っているティーンエージャーの子どもたちが積極的にボランティアしている姿も印象的でした。お母さんが日本人でお父さんがヨーロッパ人という子が多かったのですが、皆さん日本語・ドイツ語・英語を自在に使いこなし、ドイツ語の対応を積極的に手伝ってくれました。
今回のお祭りは、私にとって「スイスの日本事情」を知る大きな学びの場にもなりました
そして、日本をこれほど愛し、楽しんでくれている人たちがいることに、心から嬉しさを感じた週末でした
