生誕衣装にお色直ししてアンコール。革ジャンベースに肩からお袖は紅芋色のファー素材(隣のモフのオタクが「モフだー!!」って沸いてて拡大解釈ウケた)、身頃とボトムスにはペイントで誕生日の日付や名前、襟はどギラギラのビジュー、中の黒シャツからなんかひらひらが出ててロックスターみたいな日がさん。このギラギラ(大好き!)は絶対idmさんってすぐわかる。
紅「先程歌った歌、みんなびっくりしちゃったかな?ごめんね!だけど僕がものすごく届けたかった歌なので最後に持ってきました」
『ごめんね!』なんて言う理由あるわけないのに、慮ってくれる優しい子。
そしてお手紙を読んでくださいました。
ここBLAZEで生誕祭がやりたかった理由を「『絶対に埋まらないワンマンライブ』の映像をyoutubeで見ていて、夢みたいなステージだなと思っていたから」と言っていてクラクラしてしまった。全部つながってここまで来た。BLAZEには何度も来ているけれど、特典会に並びながら思い出したのはやっぱり2017年11月のことで、フロア下手で特典会をやるのがわたしはあの日以来4年ぶりだった(ミキぺい生誕は上手だったし、わたしが行けた他の対バンイベントはいつも段上を使っていました)から、当時と同じ列の向きで並びながら4年前にオタクたちとしてた会話を思い出したりもした。バイトと大学の話でオタクの情緒が大変だったんだよ……
色んな企画も考えたけれど、「この1年、ライブを通して色んなことを学んで成長できたから、できる限りたくさんの曲を届けたい。今だからこそ、ライブだけで伝えられる自信ができた」と。
今までは辛いことがあっても笑っていれば大丈夫だと思っていたし、応援してくれる人たちがいてくれたから明るくいられた。けど、その中で一枚の壁を作っていたんじゃないかと二丁魁に入って気づきました。人に愛されることをおそれて、それを具体的に考えないように、深刻にならないように笑ってやり過ごしてきたんじゃないかと気づいた話。
ホモサピエンスの『誰かを好きになって愛されたいと願うから僕たちは』の歌詞や、泣いているおなカマを見て、こんなにもたくさん悲しみと向き合っている人たちがいるって思ったら、その人たちを愛したい、その人たちに愛されたいと思ったんです、と切実な声音で教えてくれた。
「ミキさん!僕たちの居場所を守ってくれてありがとうございます!ミキさんの歌詞がたくさんの人の心を動かして、僕のパワーにもなっています」
「ぺいさん!すっごく丁寧に何もかも教えてくれて、僕がミスしてもフォローしてくれる頼れる先輩です。ぺいさんは相手の気持ちをいつも考えて、優しい言葉を届けてくれます。
『最初は私も問題児だったよ。紅と似てるところ多いから、あんたも大丈夫よ』って言ってくれたり、励ましてくれて本当にありがとう。僕たち陽気組😄✌️みたいなので、一緒にぴかぴかに、二丁魁もみんなも輝かせていきましょうね。いじわるは程々にしてください!」
「ふでさん!実は羨ましいって思うことが多いんです。表現力もすごく、言葉の力もすごい、なのに穏やかで優しいふでさんをとってもリスペクトしています。ふわふわに見えて、芯はしっかりしていて、みんなへの愛はものすごく強いと思います。同期なのですが、頼れるお兄ちゃん!たまぁに抜けてるけど、そこも含めて僕たちってバランスが取れてますね。これからも噛み合いそうで噛み合わないお話たくさんしていきましょう!」
「支えてくれたスタッフさん、お友だち、家族のみんな」呼んだあと、視線をそれぞれそこにいるであろうところに回したのを見て、なんかもう日が紅を育んできたすべての環境に感謝したくなった。大切にされてきた子だし、その恩をてらいなく自覚している子だ。
「僕が元気に笑っていられるのはみんながいたからだよ。今こうやって二丁目の魁カミングアウトのメンバーとしてステージに立ってることがほんとに嬉しいの」
「最後に!決意します!僕はこれからもみんなを照らしていきます。君たちが泣いてる時は、僕が手を差し伸べて笑います。君たちが笑っている時は、一緒にカチャーシー踊ろうね。僕がいるから、大丈夫だからね!暗い部分も僕がすべて照らしていきます。日が紅」
泣くかと思った………………ぺいにゃむちゃんのご挨拶でもほとんど泣いたことないのに
本当に本当に『大丈夫』だった。“ありのまま”をおなカマが肯定してくれたからそんな自分をさらけ出せたと言ってくれて、それが一周してまたわたしたちにも返ってきたのだと思った。わたしたちもまた、イイカッコしいで虚勢を張ったり取り繕うのではなくて、そのままでいいのだと言ってもらえたような気がしました。
押し付けがましい『お前も笑えよ』の圧ではなくて、『照らす』って言葉がこんなにふさわしい人わたしはくれちゃん以上に知らない。
「小さい時の自分に、もしくはまだ出会ってない人とか悩んでる人とかに届けたい歌です」ともう1曲、ソロで選んでくれたのは鶴亀でした。
「本日は本当にありがとう!僕はみんなと一緒に、ずっと一緒に居続けたいの!!だからこれからも僕についてきてね!!」
居続けたいの!の語尾が可愛くて可愛くて、こんな子どうしたって大切に愛さなきゃって責任感すら芽生えてくるようだった。これが母性か。
ぺ「イェーーーイ!かっこいいじゃん!かっこよかったよ!!」
頭にトゲトゲ付けた3人登場。ぺ「(ヘアアクセ)テンション上がる」かわいい。わたしは鋭利な芋けんぴかと思ってたら答えは『幾何学』だった。誰が正解できるんだ。
紅「暗い部分も明るい部分も全部引っ張っていきたいと思ったので、このようなライブにいたしました」
ぺ「紅のパワーだと思う。真面目に喋ってる中で『〜〜ね』とか、紅の柔らかい部分っていうか、紅の中の紅じゃないけど、太郎くんの部分なんだなって、この子はほんとにたくさんの人に愛されるべき人だなって思いますね」ミ「鶴亀の『僕はみんなと一緒にいたいの!』って」ぺ「かわいかった」ミ「かわいくてそこで泣きそうになった」紅「僕そんなこと言ってました!?」ミ「自分のほんとの心の声が出てるんだなっていうのがわかってかわいかった」
ぺ「ホモサピもね、紅の芯の部分が、感情剥き出しのホモサピエンスのような、ほんとに伝えたいんだな歌いたいんだなっていうのが見えて」ミ「ほんとにあなたの明るさとか笑顔で救われてる人たくさんいると思うよ。あたしたちもだし」
紅「世の中には笑顔しか見せられない人もいるじゃないですか、そういう人たちに二丁魁を見てほしいし、僕みたいな人を、大層な言い方ですけど救ってあげたいんですよ。うちのプロデューサーが歌詞を書いて振り付けもしてるんですよ!その表現者としてふでさん、ぺいさん、僕がいる訳じゃないですか!こんな素晴らしい二丁魁をもっと世の中には知らしめたいんです僕は!」
それを聞いて「あなたが……」ミキさんが話し出した途端泣いてしまって、「(ほええ!?)」って鳩豆顔するぺいちゃん。わかるでしょうに。
ミ「優しさなんだよ。そういうとこを頑張って見せて、自分の悲しいことがあっても笑顔でいようって優しさでしかなくて、ほんとに優しい子なの。毎日優しさに触れてるから分かるんだけどさ、たまには甘えてほしいし、要望とか……言ってほしいし、そうやってさ、自分と向き合って(笑顔しか見せられない人を)『元気にさせる』って言ってくれるのが嬉しいし、これからも優しい紅のまま成長して元気を届けてほしいなと思います」
ぺ「自分をさらけ出すのって怖いんですよ。私も紅に似ていた部分があるので思うんですけど、でもさらけ出しても愛してくれる人がいるってことをおなカマに教えてもらったじゃない。ミキティー本物に、筆村栄心に教えてもらったから今こうやって言えるんじゃないですかね?」
ミ「大好き!もうあたしと付き合う?」紅「ちょっとそれは……」ミ「あたしがプレゼント❤️」紅「ヤーーーー 素晴らしい〜」汎用性が高い言葉。
集合写真撮影。ポーズどうする?ってなって、ぺ「みんなあれ(バッグドロップのモデル顔)やろうよ!」ミ「みんなあれで撮ろ!ウアハハハ!!」栄「イイ顔しないと。気持ちよさそうな」ミ「ちゃんと快感を得てる顔してよ!」ぺ「悦に入ってる顔!」
公式で載せてくれたお写真見たら今までで一番よくわかんない仕上がりでとても良かったと思います。
ラストスパート、紅「まだまだ盛り上がる準備できてる!?」ぺ「こんなんでいいの?」紅「こんなんじゃダメだよもっと盛り上がる準備できてるー!?……あれ、さっきより(反応)薄くなってない?」
ってくれちゃんの煽りを見たぺいさんの反応!!!「(いい腕持ってんねえ〜!)」みたいなイジワルお姉ちゃん。
パラ♪考えると のターンでなびくポニテが完璧。2サビミキさん♪僕を騙して〜え〜え〜をラ#〜ラ#〜ラ〜で半音下げたの超かっこよかった。わたしの記憶では初めて。
ラスサビ♪それもパラレル〜 ミキかっこよかったー!その前の♪僕は泣いて ぎりぎりまで背を丸めて小さくなって、♪いるだろう 跳ばなかったんだよ!これいつもそうなんだっけ!?♪それも〜 で3人の間を圧倒的な風格で闊歩するんですけど、最初はちょっと地味め?と思いきや♪ワールドかぁ〜 で“統べる者”になるのが最高だった。覇……
♪なにひとつも〜 パルクールみたいなターンでミキさんと近づくぺいちゃん!質量〜〜!!どこまで意図的かわからないけど、こんなに体大きく旋回して歌がブレないのどういうことなんだ。
紅「こんなもんじゃねえだろ!もっと来いよ!!」4人で勇者!嬉しい!!
2サビ♪殴り合うことで〜 ぺいさんくれに足絡めてのしかかり。ウーーーーかわいい!!!!
Cはメンバーも一緒にくれちゃんに全員ケチャ!これだーいすき!ミキさんがやり慣れてなくて下手くそなのかわいい。
落ちサビはミキさんが体育座りのくれちゃんの横に屈んで肩を抱いた。くれちゃんは嬉しそうにまたその右手をぽんぽんと優しく叩いてから👍して、やっぱりくれちゃんらしい反応でした。
「俺たち!!」のぺいちゃんのがなり大好き!1111から印象深くなりました。
♪使命を果たすこと〜 4人寄り添って肩組んで歌うの見てたら多幸感でひたひたになった。これがわたしの推しアイドルグループです!!!!って全世界に叫びたい。
紅「次がほんとにほんとに最後の曲です!」
アナウンスがあってよかったね……(オタクうちうちの話)
ラストはあるある!イントロで顔を伏せながら笑ってるぺいさん。わたしはオタクのサイリウムパキパキに反応したと思ったんですけど違うの!?
ふで台詞パート、上手でポスターポーズするぺいちゃん女ビルダーみたいだった。
ホモサピや鶴亀で「もらったサイ折りてえ!!」ってめちゃくちゃ思っていて(普通に自分で買って持ってくるべきだった大反省🐶)、あるあるって普通に考えたらまず焚かない曲だと思われるんですけど、終わってみたらなんかすごい大団円でこの曲のサプライズで良かったなあって気持ちになりました。
遅番で入場して、3列目の上手か段上かで行ったり来たり行ったり来たり迷って段上にしたんですが、わたしはここが大正解だったなあ。眼下に一面の紫の光る棒を掲げたカチャーシーが見れました。
くれちゃん一人で閉幕のご挨拶。最後まで本当に心強くて、かっこよくて、かわいくて、愛おしくて仕方がないアイドルでした。
◇◇
後夜祭キャスメモ
紅「おなカマの愛情をめちゃくちゃ感じて、愛で溢れてる空間で、僕のこと大好きで届けようって思ってくれてるんだなって思ったらめちゃくちゃ嬉しくて」
【2人ずつの選曲について】
紅「二人の関係性をライブで見せたかったんですよ」
🐱青春→僕とミキさんって歳はあんまり変わんないんですけど、大先輩じゃないですか。ミキさんのAメロにガツンと来たんですよ。まだ歳を重ねないと分からないことを僕に教えてくれたミキさんと一緒に歌いたかった。
ミ「一番年齢が離れてる私たちが歌うことで広い世代に届くんじゃないかなって思って。若いパワーと、お局じゃないけどババアパワーで。先輩と後輩、親子テーマ」
栄「歌ってる(=前に立ってる)人が引っ張って、それを(後ろで)支えるように踊ってるのが本当に素敵だと思った」
ミ「♪53.54〜 で初めて顔を見合わせて近くで歌うのは、スタートは違ってもゴールは同じで、寄り添うって意味で振り付けた。年齢は違えどたどり着く場所、進む場所は一緒だよって」
🧸フレ→同期の可愛らしさ、仲良し感をお伝えしたかった
ぺ「ふでくれにしかできないどこフレ」栄「どっちが先輩後輩とかないので、素直な気持ちで表現できました」ぺ「念願の『ね💜』もできたじゃん」
🌻シーユー→ぺいさんと似てるとこが多くて、多分ライバルみたいな感じで見えた方が僕たちかっこよく見えるんじゃないかなと思ったんですよ。世界観の中で曲が映えるのかなと思って。
ミキさんとの時はしっとり、アダルティーじゃないですけど、等身大の日が紅。ふでさんとは元気で明るい日が紅。ぺいさんとは目に闇じゃないですけど、悩みとかがあって、それを内に秘めてて外にさらけ出したいって強い意志をもつ日が紅。
ぺいさんとだったらバチバチに火花が散るようなライブができるんじゃないかなと思って。
ぺ「紅からの挑戦状なんだなって感じて、そう思ってくれてるなら本気で返さなきゃって気持ちがすごいあったので、私も全身全霊で望むところだって感じでやりましたね。
1番はバチバチだったんだけど、最後向き合うとこは笑顔でやったら紅がいい感じに乗ってきてくれて、自分の中のまっすぐなパフォーマンスだけじゃなくて色んな周りとか見て自分も合わせるとか、臨機応変にできるようになってきたなって思いましたね。
紅「引き上げるところ、最初は一人ずつ立とうと思ってたけど、結局は僕たち仲間じゃないですか。だからぺいさんを今の気持ちの表情で引っ張り上げてもいいんじゃない?って(ミキさんと相談して)なって」
ミ「最初ぺいちゃんが引き上げようかって言ってたけど、私たちもあなた(紅)に引き上げられてきたからって気持ちがあって紅が引き上げることになったんだけど、見てて勝手にエモマリ子になった」
ぺ「自分で立ってさ、周りを連れていくじゃないけど、自分の力で立ち上がって、そうやって私たちを引き上げてくれて日が紅って名前の通りのような、表情も優しい顔で、『笑顔でハッピーにします』っていうのが意図せず出てるんだなって思いましたね。私だったら紅の頭掴んで(引っ張り上げる)」紅「こわあい!!!」
紅「ありのままの日が紅をさらけ出したくて、このセトリのテーマは『日が紅』でした。さらけ出さなかったら全部明るい曲で組んでたと思うんですよ。でも暗い部分も切ない部分もこの1年で学んできたから、それをみんなに伝えたいと思って、生誕祭だからハッピーにしたい気持ちもあったんですけど、かっこいいところも切ないところも色んな日が紅を見てほしかったので」
ミ「(勇者は)『みんなで歌いたい』って言った。一人で歌った後にみんなで歌うのもすごい意味のあるセトリだった」
紅「こんなに愛されてて、幸せじゃないですか。それを独り占めするのってずるい!僕たちも愛をあげたいってすごい思ったんですよ。何百倍何千倍にして届けたい!って思います」
ぺ「(サイリウムサプライズは)踊ってる時に紅の顔は見えないんだけど、きっと嬉しそうな顔してるんだろうな〜って踊ってて想像ができるっていうか、色んなものが溢れちゃうんじゃないかなって思いましたね」
紅「(紫の光る棒で)カチャーシーしてくれたの超最高で!もっと色んな人とこうやってカチャーシーできるってワクワクするし、こんなにも嬉しいんだなって改めて思いました」
◇◇◇
「僕が照らすからね」と、当日の特典会でもオンライン特典会でも言ってくれた。
それならば、こちらもできる限り心を磨いてつやつやに近づけて、くれちゃんのくれた光を反射して照らし返せるようになりたいなと思います。
(「プリンセス?」と言いながら手を差し出してくれて、ディズニーアニメから出てきた王子様かと思った)
本当におめでとうございました!どうか末永く幸せな日々を。大好きよ!