ミキティー本物生誕祭2021②/二丁魁 | quarters

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いろんなライブの記録。二丁目の魁カミングアウト・きのホ。・ONIGAWARA・ RAG FAIR・ズボンドズボンなど。

本編終了。客電も点かない中、お客さんはおのおのどうにか光にかざしてミキさんのお手紙を読んでいました。正真正銘のラブレターだった。
大きめの地震が来て、なんつータイミングだ と思った。

生誕衣装でミキさん登場。今年もidmさんにお願いしたキラキラの燕尾服!


─去年は世界的にも二丁魁としても色んなことがあって、当時は思考回路がおかしくて、もう生誕祭なんてできないと思ってた。それでも今こうして生誕祭を開催できたのはみんな一人一人のおかげなんだけど、どんなに言葉で言っても届いてない気がする、みんなが思ってるよりもずっとみんなのおかげ。

ということをミキさんらしい率直な言葉で伝えてくれました。

◇◇◇

どうしたら恩返しできるんだろうってずっと考えてた。でも物とか一日二日とかで返せるものじゃない。私は『もしかしたら悲しんじゃう人がいるかな』とか自分が発信したものがどう届いてるかって一生気にしてしまう、けどそれがミキティー本物で、小さいことを気にしながら、全部引っくるめて、幸せも悩みも一緒に、喜んでる人も寂しいなって思ってる人も包み込んでいられる私でいたいって思った。

みんなが悲しまない恩返しの方法、やっと一個思いついたの!あたしは、もう、これから先ずーっとアイドルとして、二丁魁のミキティー本物として、ちゃんとまっすぐ活動していこうと思ってて、一日二日で恩返しできないのは分かってるから、何年かけてもあたしの人生全部使ってでもみんなに返したいなって本当に思っていて、アイドルを応援して切なくなっても、『ミキティー本物がいれば大丈夫』って、みんなが迷うことがあっても導いていけるように強くなろうと思って。

包んであげられるようなパワーを持って、『ミキティー本物がいる、だから大丈夫だ』って思えるような私を目指して頑張りたいと思います。

言葉で伝えられなくて!私もう一日で恩返ししようとか一曲でとかやめたの、一生使うから私の。それが私のやりたいことなので。厳しい目で見てて!

『最近全然応援できなくてごめんね』って言う人もいるけど、出会ってくれただけでありがとうって気持ちしかないです。生まれてきてくれてありがとう、みんなにありがとうって気持ちでいっぱいです。


この一年間みんなに届けたかった歌。
昔はやなことがあると『隕石落ちてこないかな〜』と思ってたけど、これからは流れ星に祈りを込める自分でいたいなって気持ちで書きました。
そう思えたのはみんなのおかげなんです。
そんなあなたに捧げます。

◇◇◇


2020年3月17日の感情を、わたしはすごく覚えています。ミキさんも、ぺいはくも全然ツイートがなくて、オタクは祝いたいけど祝っていいのかもよく分からない雰囲気で怖くて、やっと23時前にミキさんのツイートwithパスポート写真来て、ぺいちゃんのお祝いツイも来たけどそっちは既出の動画添付だし、それから75秒だけの『隕石』。あの日のわたしは正直歌詞の意味が全然わからなくて、ずっと「???」の一日でした。

タイトルが変わった『隕石に願いを』はあの日のもやがしゅわ〜っと溶けていくようなミキさんの歌でした。歌詞もやっとなんとなく分かった気がした。翌日のトークキャスで『後悔』の話をしていたのもそう、この曲は後悔や痛みを全部一緒に連れていく歌なんだなあと思った。わたしの歌、と言い切るのはまだおこがましいなぁと思ってしまうけれど、でも思い浮かぶ景色はたくさんあって、きっとミキさんの中にあるものと同じだと思った。わたしたちの歌だった。



メンバー戻り。黒シャツに黒パンツ、赤の蝶ネクタイ。ミキさんの燕尾服に合わせたのか、シャツの丈が長くて新鮮でした。ミ「正装ですね」

ミ「緊張した」ぺ「『緊張する緊張する』って言ってて珍しいミキティーの姿だなって」

隕石で少し泣いちゃったけど、鬼の顔にはならなかった!ってミキさん。ぺ「今日はみんなの愛が色々ぶつかり合って『幸せ』っていうのが最初に出たんじゃないかな」ミ「めっちゃ幸せだよ〜めっちゃ嬉しいよ〜赤いサイリウムも〜」

ぺ「幸せだね、たくさんの時間をかけて返していきたいね」ミ「聞いてた?」ぺ「聞いてたよww 勿論聞いてたよwww」当たり前じゃん、って低い声で笑うぺいちゃんが好き。

ミ「だってそうでしょ?『これで返す』とかできないじゃん」ぺ「1個の言葉とか行動で返せるようなもんじゃなくて、ほんとに人生をかけてね返していきたいなって」

なのでこちらも人生をかけて推していきたいなと思います。頂いた恩に報いるように。


紅「みんなでハッピーになれるようにミキさんを支えていきます」ミ「頼もしい〜」

ふでちょは隕石を聴いて、栄「自分たちにも歌ってもらってる感じがして、二丁魁はもう少しで10周年を迎える中、僕たちはまだ半年も経ってないんですけど、『もっと早く出会っていたら』って、これからならもっと越えていけるからって気持ちが、僕たちにも刺さって、ミキさんの作る楽曲だったりとか、10周年を迎える二丁魁をもっと支えていきたいなと思いました」ミ「うれしー!(ふでちょ)泣いちゃった!かわいいでしょー!」ぺ「でもアンコール中メイクずっと直してた。嘘です」
ぺい先輩こうやって茶化すとこある(ぺ「お局のいびりです」)


ミ「26歳か27歳になって、今の私が一番好きですよ。過去もすごく大切だし、どの時期が楽しかったって問題じゃなくて、今の自分が一番好きって自信を持って言えます」

ぺ「素晴らしいことですよ。やっぱりさ歳を重ねるごとにできないことも増えてくる訳じゃない(苦笑) なかなか立ち上がりづらいとかさ。そん中で『今が一番好き』って言えるってすごく幸せなことだと思うしね、一緒にいてくれる人がいるから言える」ミ「そーよ!みんながいるからよー!」

『今が一番好き』はわたしの口癖でもあって、何回も何回も伝えてきた。ので、同じ気持ちで嬉しかったです。


ミ「誕生日に歌いたかった2曲を最後にお送りしたいと思います」



1曲目はアンハピ。サビで顔も一緒に動いてるときのぺいちゃんの髪の毛の広がりが今日の髪の毛大賞だった美しすぎて泣いた。
最後の9カウントはもしかしたらそろそろ見納めなのかもしれないな。感慨深い。


2曲目はハピデでした。他にまだやりそうでやってない曲色々あるのに、ハピデだって確信がなぜかあった。

1サビ終わり、腕を開いてお辞儀する拍子にぺいちゃんの髪がゆーーっくりふわっと広がる。これすごく珍しい。穏やかな波みたいに。
2番入りは左手が毛先に触れてまたふわっとなびいた。

泣かないで終わるかなと思ったけどぺいちゃんやっぱりそこ泣いちゃうよねえわかるよ。ミキちゃんに肩を抱かれながら『いつも元気に笑っていても』。

♪誰かを蹴落としても〜 くれちゃんの声が強くて、ああなるほど陽の光だなあと思った。「陽キャ!」ってしょっちゅうジジババにからかわれているけれど、そうなんだよ、まっすぐ照らす陽の声。

今日一番美しいなと思ったのがハピデのサビ入りの照明、まばゆい金色の逆光。アーカイブ見ると緑っぽいけど、わたしには柔らかい天国みたいな金色に見えた。

ふでくれユニゾンの落ちサビ、ひし形のフォーメーションでぺいちゃんが膝を着いて、ゆっくり会場を見回しながらぐるっと右手を差し伸べて、立ち上がった瞬間泣きそうになった。ミキ生誕だけどわたしの推しメンはやっぱりぺいちゃんで、わたしの世界はぺいちゃんがど真ん中にいること。それからやっぱりわたしも『動き出した』と思った。2019年Zepp Tokyoの先へ。3回目のハピデ。

最後決めポーズも一瞬遅れて金色ぶわっ!て来た。ぺいちゃんのダブルピース。世界でいちばんかわいいよ。

4人肩を組んで、ミ「せーのっ!」でジャンプ〆!バンドってこれ!



写真撮影。フロアに半身を向けてミキちゃんに、ぺ「なんか……いいね。動き出してるね、なんか」ミ「嬉しいね」ね。

ポーズどうする?ってなって、ぺ「\ゲイポーズ/ってあったよね(笑)」イントネーションは\ゲ↑イポーズ/だった気がします。
結局、ぺ「せーの!」\魁!/で撮ることに。\ゲイギャル/…………
撮るとき「さきがけーー!!」ってくれちゃん元気で超可愛い。



ご挨拶してミキさん以外全員捌け。
ミ「……みんな帰っちゃったけど、今日ほんとにこれで終わりだったんだけど、どうしてももう1曲だけ歌いたい曲があって、急遽決めたやつで、慎之甫さん、慎ちゃん来てもらって……

『青春は何度でもやり直せるなんて嘘だ』っていう私の大切な1曲なんですけど、この曲って年齢が歌詞に入ってて、どの年代の人にも届くかなーと思って、歳を重ねるたびにその年代に近づくたびに、この曲書いたときには30歳とかなってなかった……待って今もなってないんだけど、だから想像で書いてたんだよね。想像で書いてたのにすごく染みるなーとか思ってて。いずれ私も50歳の歌詞のところを生きる人生になる訳じゃん。みんなも。

『教えて知りたくない』って、誰も隣にいないんじゃないかと思って『教えて知りたくない』って歌詞を付けたんだよね。でもなんか今パフォーマンスしてて思うのって、誰もいないなんてこれっぽっちも思ってなくて、みんながいてくれたり、メンバーがいたり、でも未来って知っちゃったら面白くないじゃん。知らないから頑張ろうって思える訳じゃん。だから今は『お楽しみ❤』って感覚で『教えて知りたくない』って思ってます。今日はそういう気持ちを込めて歌いたいと思います」



慎ちゃんさんのギターだけで青春。

♪そっとしまっておこう のあと、イヤモニを外して一歩前に。拍手を浴びて、人差し指を口元に当てて「(しーっ)」て会場を見回した。ひとりひとりと目を合わせるように。そのお顔がとてもチャーミングで、ミキ推しのたくさんの友人たちのことを思ったりもしました。あなたたちの推しメン、いま世界でいちばん幸せそうな顔してて良かったね、わたしも嬉しい。

単サスおりて♪青春はやり直すものじゃなく からマイクを下ろして生声アカペラ。


わたしは普段ぺいちゃんのことばっかり書いていて、ぺいちゃんのパフォについてはあらゆる語彙を駆使して何万字とポエミーに語れるんですが、こんなにまっすぐに届けてくれたミキさんの歌をどうやって表現したら良いのか正直わからない。(そのためこのライブレポの更新が遅くなりました)

だから、ぺいちゃんみたいに「すごい良かったよ、マジで超よかった。マジマジ」ってキモチのことしか言えないんだけど、すごい良かったです。


「センキュー!」だけ言ってステージをあとにするミキさんめちゃくちゃかっこよかった。それから、春だーーって思いました。2年ぶりにやっと。






↓特典会の話↓





終演後は13ヶ月ぶりの対面特典会がありました。推しメン実在した。有観客ライブで目の前に来てくれることはもちろんあったけど、同じ目線の高さで、一対一で向き合えるのは本当に久しぶりでした。推しメンの質量💛最愛💛なので、パフォ厨のくせにガチ恋になってしまった。

久々の対面のご挨拶もなく「着けてきちゃった」って話の続きみたいに言った。今日は絶っ対にステージからわたしの姿見えてないはずなのに、イヤモニだからピアス全外しだったの気づいてたでしょ、って当たり前みたいに言う。そうだよ遠くても執念で視力4.0くらいまで上げられますのでオタクは。
(ピアホ性癖だからここノーピアスで来られたら狂ってしまっていたので着けてきてくれて良かったです)


昨夏から、ぺいちゃんしか知らない合言葉がありました。(一度ジジババ期のオンライン特典会でぺいちゃんが言って、ミキさんが「なにそれ?」って聞いたけど、すごくざっくりとした説明だけして、きっとミキさんは秒で忘れたと思います)

合言葉といってもわたしが一方的に「開けゴマ!」みたいに叫んでただけで、それで見えないドアが開いてるのかずっとわかんないまま壁に向かって唱えてた。

今夜「いっぱい『開けゴマ!』して」ってぺいちゃん言って、ちゃんと開いてたことを教えてくれた。届いてたんだなずっと。会えなくても。(開けゴマ!はたとえです)



きっとたくさんたくさん考えて、開催してくれてありがとうございました。4色のハートが乱舞している背景超かわいいんだわ。





「こういう楽しい時間はこれからもたくさんたくさんあるから、楽しみにしててね!」ってミキさんが写真撮影のとき言ってくれた。

10ヶ月かかってトンネル抜けたから、もうこれからは日が暮れない賑やかな道を進んでいく希望しかない。


幸せな生誕祭ありがとうございました!ミキちゃん本当におめでとう!ラブ❤







〇Born to be Mikiメモ〇

【アンコール】
ぺ「赤いサイリウムの海」
ぺ「たくさんの人に愛されてるねミキティー、って思って泣きそうになっちゃう」

ミ「お手紙のお返しでサイリウムが光ってたように思えて、あげて、もらって、って交換ができた感じがして届いた〜って」


【隕石】
ミキソロ曲、二丁魁として歌う予定は無い。太郎(仮)個人として届けたかった曲。おなカマのことしか歌ってない

ぺ「『なんてね』超好き。いろんな想いが詰まってるなって思ったよ。照れ隠しも入ってたりもするけど、『なんてね』って言える関係性になったって言うか、ミキティーとおなカマの関係性、信頼性にキュンとする」
ぺ「Cメロからなのよ!Cメロからミキティーそのもの」


【今も尚】
ミキソロ→希望を掴もうと手を伸ばしてる途中、頑張りたい

4人→頑張ろう、手を差し伸べるくらいの強さ、4人だとここまで希望の曲になるんだよって変化を見せたかった


【He is〜】
4人になって『寄り道』がニコニコ楽しくできるようになった
パレードみたいな雰囲気にしたかった
3番ジジババ期の振り付け残しておきたかった

マイクを置くことで両手の表現
マイクを置いてしまう選択をしてしまうこともある、そうなってしまうかもしれないけど自分の手で拾って、ミキはぺいに預けてもう一度受け取る、置いたとしてもまた拾うよって、最終的には自分のマイクをちゃんと持ってる、置きたくなっても持ってようねって

ぺ「4人とも置いてる時間がないっていうのがミソ」


ぺ「ミキティー本物が表現したいことを入って5ヶ月の新メンバー、もう新メンバーじゃないんだけど、ふでちょと紅が表現するのがすごいなって!」ミ「この2人じゃなきゃできなかったんだな、この2人だったから良かったって感じるパフォーマンスが見れて嬉しかった」ぺ「嬉しかったし、焦ったよ。負けてらんないよと思って」

ぺ「ほんとにイメージが変わったの私の中で!笑顔でこの曲を歌って希望を持てるってめちゃくちゃ幸せなことじゃんって」


セトリがずっと後藤真希
アンハピとハピデは2つ揃って完結するから続けて歌いたかった


【青春】
アカペラで始まってアカペラで終わりたかった、歌で魅せたかった
ぺ「(シーッのとこ)愛おしいね、すーごい良かったの。幸せしかない顔してたの、ミキティーが幸せなときの顔ってこれだよって。ちょっと照れも含んでるような、ほんとにいい顔をしてたから、幸せなんだねって思ってグッときちゃった」

ミ「(♪あの日の僕ら の前)走馬灯みたいのが見えたの。それこそ未来もそうだし、凄かったのあの瞬間」