無料新曲発表会(ホモサピ)②/二丁魁 | quarters

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いろんなライブの記録。二丁目の魁カミングアウト・きのホ。・ONIGAWARA・ RAG FAIR・ズボンドズボンなど。

そしてまたアンコ。ミ「ダブルアンコールありがとうございます(笑)」ミキちゃん笑っちゃってるもん。

ミ「あたしたちもう歳だから休憩挟まないとってことで、こーゆー感じにしたんだけど」ぺ「もう前髪どこ!?すだれ!?『やってる〜?』って!?」ぺいちゃんの前髪が汗でおでこに張り付いてすだれ?のれん?になってました。たぶんおなカマのJKには伝わってない。

4回目の無料新曲発表会ということですが、1回目が140ちょい、2回目が160ちょい、3回目が180ちょいの動員で、200人を目指してきた二丁魁さん。今日の動員人数が書かれた紙をミキちゃんが持ってきて、ここで発表することに。まだメンバー誰も知らない。
ミ「どうしよう、あたしが先に見る?」ぺ「勝訴!みたいに」せーのっ!でご開帳。208人!!!!!!

ミキちゃんはおなカマに見せるように紙を開いたから、4人はおなカマの反応を見た一拍後に紙を覗き込んだんですね。だからわたしは4人のこみ上げてきてる顔がちゃんと見えた。今の今まで「勝訴〜」とか言ってたぺいちゃんがクルッて後ろ向いて下がって泣いちゃって、そんなん見たらもう今すぐ抱きしめたいじゃん……好きじゃん……

きまるくんが「泣かないで〜」ってぺいちゃんの背中さすってあげて、ミキちゃんも「ばあさん(笑) ばあさん……(笑)」って茶化して、家族みたいだったんだよ4人が。ミキちゃんの声音は、本当に長年苦楽を共にしてきた連れ合いに向けてのそれだった。優しかった。


ミキちゃんから一人ずつご挨拶。ミ「最初アイソでやった時、あたしたちのお客さん2人しかいなくて、ね?」ってまたぺいちゃん見て、頷いて、もうほんとに、見つけられて良かったこの子たちを。まだ半年の新規だけど、1/208になれたことがこんなにも嬉しいです。

こっちも胸いっぱいだったから、正確な言い回し全然覚えてないんだけど、「お金もだけど、みんなの時間をいただいて。平日の夜のこんな一番忙しい時に。それが一番嬉しいです。いつかこれから、ここがもういっぱいで入れなくなっちゃったりするかもしれないし、そしたらチェキの時間も短くなって、距離が離れちゃうって思うかもしれないけど、あたしたちはおなカマ一人一人とちゃんと向き合って、一人一人のために続けていくので」みたいなお話でした。

2ヵ月前のシャイシャイ発表会でも、「一人の人間として向き合っていきたい」ってミキちゃん言ってくれてたのすごく覚えてます。あの、ライブレポとかあんまりミキちゃんの挙動書いてなくて申し訳ないんですけど、でもわたしミキちゃんの言葉が一番覚えてるよ、だいすきだよ。


ぺいちゃん。「続けてきて、ステージ立つのが怖い日もあって。でもさっき青春で『跳ぶよ!』って言った時にみんな跳んでくれて……」って涙拭いながら一生懸命話してくれた。
「遠征に行ったらいつも来てくれるおなカマがいてくれたり、ずっと前の方で長い時間待っててくれたり、高いお金を出してくれたり」

『待っててくれたり、高いお金を……』っていうのは多分出演者がいっぱいいるイベントだったり、チケ代がそれなりの額するフェスのことだと思うんですけど、それって嬉しいだけじゃなくて、きっと申し訳なさとかプレッシャーとかいろんな気持ちになるんだと思う、けど、「もう怖くないです」ってぺいちゃん言ってくれたの。無敵じゃんそんなの。

いつも特典会で「今日も叫んで〜💛」「叫んだ〜?💛」って訊いてくれるんだけど、ぺいちゃんがぺいちゃんの望む日まで怖がらずにアイドル続けられるように、何百回だってわたしは叫ぶよ。

ミ「マイクの持ち方が松山千春……(笑)」ぺ「千春イズムが出ちゃった。48歳だから」
ぺいちゃん笑ってる顔が一番好きだよ。アラフィフでも好きだよ。


きまるくん。「きまるは初ステージがここで、ずっと楽しかったけど、今はこんなにたくさんのおなカマさんが来てくれてるんですけど、これから増えるのかなとか不安になる時もあったんですけど、」ってたどたどしかったけど、ちゃんと伝わりました。
「もう前しか向きません。もっと素敵な景色をみんなと見たいです」って。

わたしが4月に初めてここで二丁魁見た時から、一番変わったのはきまるくんだと思います。正直ぶっちぎりで。わたしたちの希望の、頼もしい男の子です。


はくちゃん。「白鳥が入った時はもういつも来てくださってるおなカマさんはもういらっしゃってる時期で、だから自分が入ったことで役に立ててるのか分からなくて。ダンスもへたっぴだし。でもこうやって数字で増えていったのを見ると、少しは役に立ててたのかなって……」

わたしはギリギリ二丁ハロのステージ2回だけ見れてるんですが、ここまでハマれたのはやっぱりハク様のいる二丁魁だからだと思います。だからとっても感謝してる。
「これからも二丁魁の翼として」って言ってくれるはくちゃん心強い。一緒に遠くまで連れてってね。生誕の時にあげるカードに書こうと思ったこといま全部書いたな。

ミ「……はくちゃん頭の飾りでかくない?」き「でっかーい」白「新しいから?」ミ「それ気になって言ってたこと入ってこなかった。もう一回やって」白「(´・ ・`)」ミ「うーそっ!……いい景色、見せるからね。んふふ」

勝気に笑うミキちゃん超超超かわいかったよ!!!あのね、ミキちゃん以外みんな泣いてたんです。はくちゃん鼻すんすんしてて、とても愛おしかったんですけど。でもミキちゃんはここ泣かなかった。二丁ハロを、二丁魁を作り上げてきた人の矜持だなと思った。


ミ「あたしたちはゲイで、人を好きになると自分を嫌いになることもあって、だからもう人を好きになるのは止めようとも思った」って曲振り。この先なんてつなげたっけな、ミ「それでは聴いてください。『カエルのうた』!」で全部飛んだわよ。そっちー!!!


でも今日ずっとカエル聴きたかったからすごい嬉しかった!推しジャンの最後の「きま!」ばりくそ可愛くないですか。きま!って。きま!って。その後のぺいちゃんの「とぶよっ!」の合図からの全員ジャンプの愛しかない感じ最高。ぺ「うー!にばんっ!」もかわいかった。

きまるさんがお立ち台乗ってくれるのすごく好きなんです。お立ち台乗ると “かわいい” より “かっこいい” きまるさんになるので。

サビ前指差しや、サビの押し引き振り付け、イェイイェイ、最後のミキちゃんへのケチャ、もう全部全部ほんとうに嬉しくて楽しくて、大袈裟かもしれないけど生きてるって感じした。だいすき。


で、また掃けてトリプルアンコ。これは出てきてすぐ曲へ。やっとのやっと。ホモサピ。

きまはく/みきぺいで向かい合って人差し指伸ばすところとても良かった。あと、これ振り付けなのか分かんないけど、4人がそれぞれ別の部分押さえてたとこ。ハク様が耳、きまるくんが胸、ぺいちゃんが手首、ミキちゃんが目だったかな、合ってたらミキちゃん褒めて。同じグループのメンバーだけど、それぞれが二十数年抱えてきた、それぞれの違う痛みみたいなものかなって思った。♪花が咲いて〜 のとこも花が開くみたいに腕を広げて綺麗だったな。

キャスで2回聴いてたけど、この流れで聴くと涙腺直撃してやばい。歌詞が〜すごく良いよ〜!!パート割がもうこれしかないでしょ!ってくらいドンピシャ。『どうか通り過ぎないでほしい』みきぺいだったよね?はー……素晴らしい……ミキちゃん…………


そんで最後の最後にミキちゃん泣くんだよ!!それでも堪えて「以上わたしたち〜」って挨拶して、笑って手ぇ振って掃けてった。なにそれ!!愛してる!!!!


わたしの激情は収まらないまま、たぶんそんな感じで終演。いつも通りライブは1時間半だったんですが、今までで一番濃密な無料新曲発表会でした。
終演後は同担のmちゃんと「俺たちのぺい……」って呟きながらしゃがみこんでしまった。俺たちのぺい……

お友だちすごく楽しんでくれてて!「初見なのに泣けた」って言ってくれた。すっっっごい嬉しかった。チェキまで撮っていってくれて、楽屋出てきた後の反応が半年前のわたしと完全に一緒で「そうでしょ!!!」って感じだった。チェキ見せてもらったら超良くて、わたしライブでは泣いてないのにこれで泣けてきたよ。ワンマンも一緒に行くからね!やったよミキちゃん!!!


いつも二丁魁のライブ楽しいけど、今回は特典会まで含めて一番 “嬉しい” ライブでした。こんな気持ちをくれてありがとう。

改めて208人おめでとうございました。4ヵ月間ありがとう。お疲れ様でした!