ビアンコ交流会③ | quarters

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いろんなライブの記録。二丁目の魁カミングアウト・きのホ。・ONIGAWARA・ RAG FAIR・ズボンドズボンなど。

わたしこれ初めて知ったんだけど、窓のサビはけんちゃんが作ったんですね。『愛しているよなんて恥ずかしくて言えやしないけど、世界など滅びて君とだけ居れたら良いのに』のとこ。せんせは「危うい」って言う。ちょっとレポするにも言い回しとかニュアンス伝わりにくくて書くの諦めるレベルなんですけど、窓の内側はともすれば絶望もあって、『居れたら良いけど、きっといつか離れるんだろうな』って諦念もあって。

閉じた世界だけで終わらせたらあまりにも、だったから最後♪窓の向こうは… って詞を入れることで、外の世界への憧れを示唆してると。あとけんちゃんのオクターブ上のコーラスは、男性目線の詞だけど女の子の方も同じこと考えてるってのを表したくてこだわったそうです。

けんちゃんとせんせは世界観の共有がうまいことできて、詞を書くより先にこの2人はどういう人なのかとか掘り下げてくみたいな。2人のエピソードを考えてやけに盛り上がったり。

でもけんちゃんこの詞の2人のこと「14、5歳」って最初言ったんだけど、せんせは即否定して「19、20、21」って。「大学生くらいの、まだ社会に出てない2人」。け「共通言語なかったね…」すごい根底から覆された…(苦笑)でもわたしも大学生のイメージでした。


ということでここでその2曲。『馬の骨』、『窓の向こう』。もう何回も聴いてるから今更の感慨ってのも無いんですけど、それでも窓の最後が“外の世界への憧れ”って聞くと考えちゃうとこもあったり。今日音がいつもよりガンガン響いてナマっぽい音で良かった。



そしてリーダーの曲作り。これは実際やってみることに。取り敢えず前に福岡でやった交流会で作った曲を。古「『second blind』って曲です」け「だっさ!!」歌詞とかあんまり意味ないって。洋楽だと思って聴いてください、とせんせ。


うあああもうこれ超好き!超好き!!メロはTHE古賀たかしなんだけど、歌詞がふわふわ英語だから「え?どちらさま?」みたいな感覚。あー…もー…古賀たかしかっこいいわー…よく分かんない英詞の軽い歌い方がもー…。これはさ、早急に定番にしようよ。すげぇ良いよ。ビアンコ好き曲ランキングいきなり上位に食い込むよ。せかんぶらぁ~♪


終わりまして緊張のお時間。せんせは2日前に何となく考えてきたそうで、思い出しつつ2人に指示。古「タイトルは『とぅーとぅとぅとぅーとぅとぅーとぅとぅーとぅー』」け「だっせぇぇ!!」何なんだよもうww

イントロはとぅー(略)で、2回しで「たかつかたかぽん」ってけんちゃんのリズム。古「こいつ原始的なことしか分からんけん」専門的な用語は分からないので、とにかくダイレクトな指示。
それで一回やってみるんですけど、ああもう…!けんちゃんの手ばっかり見ちゃう。すごいかっこいい。何で即興でこんな風にできるの!?大好きなんだよけんちゃんのカホン。

それからまあなんだかんだで最後まで。コーラスも付けて、3人は凄まじい緊張の中通しで披露。け「みんなちゃんと覚えとる!?歌ってもらうよ?」古「俺の代わりに歌ってくれる人ー」最初の方全然覚えてないっすスミマセ…。


とぅー(略)。これも良かった!好き!若干Ohのイントロも過ぎったけど。けんちゃんはほぼほぼせんせの指示を忘れてたようですが、それでも曲として形になってるのがすごい。


古「古賀たかし恒例のおトイレタイムです」って掃けるせんせ。残されたけんちゃんとぴょん。け「2人だといつも変な空気になる…さっきも時間があったんで、マルイの前?服買いに行ったんです、稲ぴょんと」
そこの店員さんが強烈だったらしく、「お兄さんハデなパンツ履いてんね」って忍び寄ってきたそうで(笑)