「昨日の話のつづきなんだけど、

 

 しゃましゃまの意見も聞いてみたいなー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オチビノスケのいるところは、

 

 厳密に言えば、

 

 時間感覚はないだろう。

 

 

 

 なぜかと言うと

 

 彼はまだ、

 

 人間としての

 

 基本的な機能というか、

 

 

 人間が人間であるための

 

 必要な条件を

 

 まだ満たしていない」

 

 

 

 

 

 

(下に続く)

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「もしかしたら、おなかの中の胎児:

 オチビノスケと対話ができるんじゃないか?」

 

臨月が迫ったある時、

ふと思い立ち、

オチビノスケと対話してみることにしました。

 

オチビノスケは

色々な不思議なことを語り始めました。

 

これは、

 

本当にオチビノスケが

語っていたことかもしれないし、

 

サッキーの妄想かもしれませんw

 

「妄想だとしても、

 なかなか出来栄えの良い妄想だw」

 

と思ったサッキーは、

その対話を公開してみることにしました。

 

さて、あなたは何を感じるかな?

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(つづき)

 

 

 

 

 

しゃましゃま:

 

「だから彼の意識は、

 

 今、肉体に完全に

 

 くっついているわけではない。

 

 

 

 彼自身が語っているように

 

 今、肉体と魂を

 

 くっつけようとしているような段階。

 

 

 

 もちろんこの時点で

 

 彼の肉体が機能を停止し、

 

 いわゆる死ということも

 

 あり得るわけだけども。

 

 

 

 通常、生まれた人間は、

 

 肉体と魂がくっついている。

 

 

 

 だから意識というのも

 

 肉体にもあると言えるし

 

 魂にもあると言える。

 

 

 

 この状態に

 

 オチビノスケはまだなっていない。

 

 

 

 だから彼の感覚としては、

 

 時間を感じられなくて当然だろう」

 

 

 

 

 

 

 

サッキー:

 

 

「あー、そういうことなのか」

 

 

 

しゃましゃま:

 

 

「あなたがエコーを見ていて、

 

 時間がないように感じたのは、

 

 

 実際のところは

 

 時間はあなたの中で

 

 流れているけれども、

 

 

 オチビノスケの時間感覚の意識に

 

 少し触れたからなのではないかと思う。

 

 

 

 時計のことは

 

 偶然か必然か分からないが、

 

 

 ただあなたの認識を

 

 この質問に向けるためには、

 

 

 必要なことだったのではないか。

 

 

 

 仮に機械的な故障だったとしても」

 

 

 

 

 

 

〜つづく〜

 

 

 

 

 

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