今、県立や私立病院の自治体病院は全国で約1千あるがその6割は赤字で
あるという。
今までは、自治体の補助金で赤字を賄ってきたが小泉内閣の地方財政改革で
交付金も減額になり、支援が継続できなくなっている自治体もでてきたという
(9.8付日経新聞)
福岡県では、昨年4月に3つの県立病院を民営化・民間委託し、残る2病院も
売却先を探し今年度中に病院事業から撤退するという。
神奈川県では民間病院の経営経験者を病院事業庁に任命し、昨年度から民間の
外部委託や経営手法を導入して経費削減効果を挙げている。
今後の自治体病院は高度な医療技術が必要な患者の受け入れを中心にしたり、
入院ベッドの少ない診療所へ転換する一方積極的な民間経営手法を導入し、
また自治体が簡単な風邪や治療は民間病院の利用を指導していくべきであろう。
自治体などの大病院では、「3時間待ちの3分治療」が常態化しているが、パソコン
や携帯電話を利用した予約制による待ち時間の大幅短縮や診療科目部を超えた
医療器械や用具の調達や相互利用が考えられよう。
それと官僚に近く、社会的地位やプライドが高い医者の意識改革、経営マインドの
醸成が必要であることは言うまでもない。
既成社会の「先生」と呼ばれる人が住む業界―この医療界、教育界、政界、
CPA税理士の士業界には、ビジネスの宝が沢山埋蔵されていそうである。
- 江上 剛
- 最高の上司が実践する哲学

















