あれから10年。地震について考える。 | エビナホームの住まいの「ミチシルベ」

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今年の3月11日で東日本大震災から10年がたちました。

10年前のあの日皆さんは何をしていたか覚えていますか?

私は当時勤めていた会社の事務所にいたのですが、

1階の事務所だったため外に避難し揺れる信号を同僚と見ていました。

その後、16時すぎには会社を出ましたが家についたのは24時近くでした。

 

当時の経験を忘れないように、毎年3月11日付近には

家族で災害時の対応などを確認しあうことにしています。

地震の時に家にいなくて帰ってこれなくなった場合にどこで落ち合うか、

連絡手段はどうするか、防災用品は確保できてるか、期限切れや使えないものはないかなどなど。

 

地震は短期予測をすることができません。

ただ長期的には高確率で発生を予測できる。

首都直下地震はすでにいつ起きてもおかしくないというデータが出ていますし、

南海トラフ巨大地震は2040年ないし2050年までにかなりの高確率で発生する

というデータがあります。

 

私たちは迫りくる地震の影響からは逃げられないエリアにいます。

ならば、起こってしまったときどうするかを普段から考えていく必要がありますよね。

 

住宅についていえば熊本地震までは

震度7クラスの地震が2回来ると想定して建てられている住宅は

かなり少ないものでした。

当時の耐震基準を満たした住宅が倒壊してしまったこと考えると、

自分が住んでいる住宅の築年やスペックによっては震度7の地震が来たあとは

外観上住居に問題がなくても避難所に避難したほうが安心の場合もあります。

 

幸か不幸か、関東エリアはここ数十年大地震を経験することなく、

他の地域で発生した地震の教訓を生かすことができます。

様々な教訓を今後は活かしていかないといけませんね。