震災後の4月に出逢い、一緒に支援活動をしてきました
被災者でありながらも、支援者側にまわり、避難所をまわり施術を夫婦で行ってきた
全盲の鍼灸師、藤原正

私達の願いは、被災者が被災者でなくなること
それは支援者から独立をし、自分の力で生活をしていけるようになること

そこまでは見届けたいという強い願いがます 

私達が支援している殆どの被災者は未だ仕事に就けていません
義援金を切り崩しながら生活をし、食べていくことがやっとです

漁師さんが、やったことのない畑仕事をし、荒れ果てた土地を耕し、生きていく為に懸命に野菜を作っています
いつ漁が再開するのか分からない絡まった縄を毎日解いています


そんな暗い話題の中、開業するという喜ばしい話があがりました
藤原先生が東道院をショッピングセンターMASTの中に

12月23日、開業!!祝日


今まで、どれだけの方が支援してくれたのでしょう


炊き出しをしてくれた人
物資をくれた方
物資を運んでくれた人
被災した実家から使えるものを出してくれた人
それを洗ってくれた人
引っ越しを手伝ってくれた人
引っ越し先の家を掃除してくれた人
買い物をしてくれた人
お店の下見をしてくれた人
お店の設計図を作ってくれた人
お店のロゴを考えてくれた人
お店のパンフレットを作ってくれた人
支援してくれた方々に礼状を作成してくれた人 

今や沢山の支援者が藤原先生の目となり動いてくれている事に、私も感謝という言葉しか出てきません

23日に大槌にいられないのが残念ですが、
開業祝いにお花を送りたいと思います

ひとりひとり連絡は出来ませんので、失礼ですが、こちらでご報告させて頂きます

藤原先生に関わったお方や、その他お祝いして頂ける方
一口1000円
でお花代預かります

もちろん現地被災地で新たに開店したお花やさんで購入させて頂きますチューリップ赤
そして、一言お手紙を添えて頂けるとまた励みになると思いますので、宜しくお願いいたします

一人を元気にすることによって、そこからまた元気が発信されますニコニコ
こちらの元気を大槌に届けませんか?ニコニコ



こちら藤原先生の記事です
三陸物語
  ↓
http://welblind.txt-nifty.com/blog/2011/06/post-5ad1.html

$海老名から被災地へ。直接支援活動ブログ
大槌のワークフォロー障害者施設の避難所にて
NEW秋田も支援!!グー

お年賀にカレンダーはいかがでしょうか?


$海老名から被災地へ。直接支援活動ブログ

料金1000円¥

●収益は被災地支援の活動資金にあてられます

販売は海老名カイロプラクティックセンター内となります音譜
先日、海老名消防署内で行われた災害ボランティアコーディネーターの初級講座を2日間に渡り
受講してきましたメモ



●災害ボランティアセンターの設置に関する関係機関との取り決め 
 海老名での設置場所は駅前の海老名中央公園となります

●センターの開設・運営・閉鎖とその後の取り組み
 被災者対応としての相談窓口、聴き取りの仕方
 ボランティア対応としての受付、マッチング、活動資材の管理、帰着報告

●実際に被災地へ行かれ釜石市内で活動してきた時の内容説明
→釜石では縦割り社会の現状が支援活動にも影響していたように思え、横の伝達がスムーズにいかず、混乱していたように思えた。海老名市では横の繋がりを強化し、定期的に活動を共にすることで顔の見える支援活動をしていきたい

こちらには共感できました!実際、私も釜石から大槌、山田と活動してきて、行政や災害ボランティア、自衛隊、消防団、と言っていることがそれぞれ異なり、支援しにきている側の混乱を招き、制限されている活動時間に支障をきたす事が幾度かありました
海老名市ではそれを強化するビックリマーク
素晴らしい
!!


●被災地での消防活動・救急活動
3月11日から活動した記録を紹介して頂きました
消防隊は震災があった当日早々から厚木基地と連携し活動を行っていました
友達作戦覚えていらっしゃいますか?

その友達作戦で出るヘリへ一番に物資を載せたのは海老名市でしたグッド!
そして災害派遣ボランティアバスを一番初めに出したのも海老名市でしたグッド!

その行為に私は感動致しました
皆さん、海老名は動いてますよビックリマーク





実際に受付、対応を実践し、最後に反省点をディスカッションし合うことができた有意義な講座となりました
そして、参加された皆さんそれぞれ、災害に対する意識レベルは高く、話し合いでは時間が足りないほど、お互いに熱く語りあいましたニコニコ
次回は中級講座、来年2月の予定だそうですニコニコ

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ご支援ありがとうございました星

池田桂子様
谷口愛守花様
大島紀子様
大石様
廣石様
内山様
小田切様
中村友子様
妙泉寺様
前田様
アリーカフェ様
佐々木民子様
徳丸由紀様
山本芳子様
山田なほ子様
大島芳美代様
大竹由美子様
小橋川様
小林様
Little Twitter様
長顕寺様
児島和子様
山内様
SHIPS様
AI様
藤田知子様
関本弘子様
持田由香里様


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●東京→石巻市桃生町仮設住宅へ!
SHIPS様のご協力のもと
段ボール10箱分の衣類等を送らせて頂きました
ブルゾン40着
ニット50着
コットンシャツ50着
トートバックなど沢山のご提供ありがとうございました

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無事、石巻へ到着致しました!


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●東京→山田町大浦小学校下仮設住宅
SHIPS様のご協力のもと
段ボール6箱分の衣類
ブルゾン・シャツ・ニットを送らせていただきました

●奈良→山田町大浦小学校下仮設住宅
奈良県長顕寺、ご住職から子供用冬服を3箱73着ご提供して頂きました
遠い奈良からの支援、感謝いたします音譜
子供達は喜んで、そのまま来て帰った子もいたそうですニコニコ
ありがとうございました!!

そして手配して頂いたAIさんありがとうございましたグッド!


次回の支援活動は12月8・9となります星

こちら陸前高田市広田半島の矢の浦公民館仮設住宅
7月に2度物資を持っていった場所なのですが、その後の状況が気になり、電話で話しを伺うと、
私達が訪れた7月以降は誰も来ていないとの事

完全に孤立されてしまっている仮設住宅があまりにも多く、その大半はお年寄りがそういった場所で生活しているような気がします
買い物できる場所までは車で30分車
最近、高田市から毛布、ファンヒーターが支給されたそうですが、底冷えする仮設住宅で体調を崩さなければいいのですが・・・。

こちらの住居人数は現在30名ほど
年齢は50代~70代



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皆様から頂いた物資はこちらに届けさせていただきました
個人で集めているものですから当然人数分はありません汗
でも、こうやってじゃんけんして仲良く分け合っていますニコニコ


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先日、偶然通りかかった海老名市役所でフリマーケットが開催されていました
物を安く買う楽しさももちろんありますが、売り手と買い手とのやり取り、見ず知らずの人とコミュニケーションをとる楽しさ、周りではしゃぐ子供達
そんな風景をみていたらほのぼのとした気持ちになってきました

これなんだよな~ってにひひ


来てくれるだけで有りがたい
そう言われると、この言葉がまた私達へのエネルギーとなり、次回にまた繋げていこうと思うのです


物資を運んでくれた宮沢さん、きいさん、有難うございました!!グッド!
災害ボランティアコーディネーター養成講座のお知らせ


平成23年、11月26・27日(2日間)
 9:45分~16:00迄
 料金無料


大災害時全国から駆けつけるボランティアと被災者の間に立ち、ボ
ランティアの派遣調整を行う災害救援ボランティアセンターのスタッ
フ(災害ボランティアコーディネーター)の養成講座です。
これは、大災害時に、海老名市民の海老名市民による海老名市民の
ための救援活動です。一人でも多くの方々に受講していただき、被
害の小さい市民が大きな被害を受けた市民の自立に向けた手助けが出
来る活動を目指す講座です。

詳細はこちら
  ↓
http://www.ebina-saibora.net/

いつどこで災害が起こるか分からないこの世の中、
温暖化や原子炉の影響で地球規模の大災害が起こるスパンは5年ごとにやって来ると推測されています

生き残る為に、そして人の命を繋ぐ為に学ばなければならない事は山ほどあります

3月から被災現場を見てきて思った事は、行政と被災者間での連携作業がスムーズにいかないがゆえに起こったトラブルが数多くあったように思えました
少しでも多くの方々がこういった講座を事前に習得し、いつ起こるか分からない災害に備えて頂くと、安心して住みやすい街づくりに貢献できるのではないでしょうか?

人任せではなく自分が学ぶ
一人一人の災害に対する意識レベルを上げ、またここから発信して欲しいものです



ということで、
皆様方にはまたご迷惑おかけいたしますが、海老名カイロプラクティックセンターはこちらを受講する為、
11月26・27は午後17時からの営業となります
宜しくお願いいたしますニコニコ
以前避難所になっていた大槌の金澤小学校
暫く来れていなかったので、気になり訪れることに。。。
今は廃校となっているのか、全く人気がない
そこの校庭には20世帯位の仮設住宅が建てられていました

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ここは被災地から内陸に入った最北端の山の中の仮設住宅
一番近いスーパーまでは車で20分はかかります
寒さと天候のせいなのか、なんとも言えない寂しさと暗さがありました

誰一人歩いておらず、話を出来る人がいない
一軒一軒、戸を叩き、声をかけてみた
すると、一人暮らしのおばあちゃんが出てきました

『物資を持ってきました。もし良かったらみて頂けませんか?』

そのおばあちゃんが近所に声をかけてくれてぞろぞろと目
寒さが増したせいか、やはり冬服はどこに持って行っても欲しがります



お隣の仮設住宅、86歳だいさん一人暮らし
『わたしゃ、な~んでもいいの な~んでもいいから欲しいな』
『こうやって毎日笑って暮らしてる そうしなきゃ楽しくならないからね!』


そういって私たちにみかんをくれました

『もう、これからは道が心配だから、来なくていいからね 遠い所からホントありがとうね』

その言葉は返って逆効果となりました

また来よう!!





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何故か、この時期に季節外れの菜の花がビックリマーク
寒くても咲くのですねチューリップ黄

寒い中で頑張って咲いている菜の花に
元気もらいました!!ニコニコ
ありがとう
こちら藤畑仮設住宅へ訪れるのは3回目

●一度目は2か月前にボランティアの朽木さん、いたこさんに頼み行ってもらいました
状況が分からないけど一様物資がいるかいらないか聞いて欲しいと。
結果、仮設に入ってから物資がきたのはこれが初めてだったらしく、皆さんに大変喜んで頂きました
車に入っていた物資は全てここへ下ろしました

●二度目に訪れたとき、私本人がいったのですが、もういらないと一つも受け取ることはなかった

●三度目、なんとなく気になり、再度パンパンに詰め込んだ物資を載せてこちらに伺う

その時の写真がこれです
   ↓
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何故このような事が起こるのか?
それは、未だこちらの仮設住宅にはコミュニティの連携が取れていなく、集会場もなく、まとめる人もいなく、何処に誰が住んでいるのかも分かっていないのです

何が必要で何が必要ないのか?
何が困っていることなのか?


お互いに分かっていないのですむっ

行政を頼っている地域と自立している地域の差がこの時点ではっきりと分かれてきています
私達なりにも色んな提案をあげ、他の仮設の現状を話したりしています

出来る事はやる。でもやり過ぎてしまっては生きる力を失わせていまう。。。
そう思うと、私達が支援できる範囲はどこまでなのか?と葛藤するときがあります


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帝王切開での出産4回目!
死を覚悟で出産を臨んだゆうさん
無事に出産! 

旦那さんは無職
生活は厳しく、義援金を充てに生活するようなお金はもうない

いまや沢山のボランティア団体があり、こちらに来るのを待っているのではなく、ネットから支援を要求すれば、簡単に物資が届くシステムも出来上がっている
そういったものを利用するように話をしました

実は、彼女はそのシステムを利用したことがあった
しかし、その現状を聞いて唖然・・・汗


子どものおもちゃを頼んでみたら、
首が取れた人形や腕が取れたロボット、使い古したメンコなど、段ボール1箱沢山に入ったおもちゃから使えるものを探したが、3つくらいしか入ってなかった
手紙が入っていた
ノートをザツに切り取ったものに書かれていたのは
『捨てるのに困っていたので、助かりました』


もう1つ届いた箱には
沢山の卵のパックと食べた後のヨーグルトの容器
こちらの手紙には
『これで何か作って遊んで下さい』


ミルクが届いた
名前も住所も手紙も何も入っていない
何処の誰かも分からない。怖くて子供に飲ませられない




確かに人はそれぞれの価値観がありますから何も言えません
送って頂いた行為には感謝しなくてはいけないでしょう
それでも、自分が貰った時の気持ちを考えて、送って欲しい
ただでさえ傷つき、繊細になっている心に新たな傷をつけて欲しくない

顔の見える支援
やはり大切だと思った
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絆愛(きあ)ちゃん星

きずな+あい 

そういった漢字、今年は沢山使われそうですねニコニコ
海老名カイロプラクティックセンターに礼状がとどきました
支援して頂いた方々にコピーをして渡して下さいと
そして、くれぐれも宜しくお伝え下さいとメモ書きが入っていました
こちらに来られない方々に読んでいただきたく、こちらに載せることにしました
どうぞお読みください
星




風と雪で体も心も震えたあの日から、うだるような暑さを過ぎ、涼しい風と虫の声が聞こえる季節となりました。
あの3月11日、着の身着ままで命からがら避難したため何もない私達にとってその節の支援、お見舞いは心にしみるものでした。
本当ありがとうございました。

家の財産もおそらく海のモクズとなりましたが、幸いにも家族全員無事であった事が救いと支えになっています。
通常我が家は子供は学校、妻(美幸)は自転車で10分程のところに勤務。私は治療院に一人でいる生活でした。
3月11日は子供達が午前授業で帰宅。それが運命の分かれ道となりました。
そして午後2時46分地震発生

直後家脇の側溝の水が引いていた事に気付き取るものの取りあえず避難しました。
車の行き交う県道を避け娘の肩につかまり裏通りに入りました。
同じ頃、妻も家に向かって自転車を走らせていました。
やはり普段走る県道を避け、裏通りに入った所でバッタリ遭遇しました。

後になってこの時既に津波の第1波が背後まで来ていたようです。

避難先のお寺に着いた直後、お寺ギリギリまで第2波が襲来
そして火事の発生。山越えをして体育館で一夜を過ごしました。
次の日から4ヶ月半親戚の家にお世話になりました。

不自由な避難所生活や親戚知人宅で人間関係で悩まされた人達と比べ、親戚である石井夫婦の行為と優しさに甘えさせて頂いた私達はなんとも恵まれた環境であったろうと感じています。

また3月16日より避難所を回り治療のボランティアをしたなかで何百人という一人一人のドラマを聞くにつけ自分達が生きている喜びそして生かされているという不思議さを実感しています。

引っ越し先は一軒家ですが、津波で浸水しひどく汚れていましたが、大勢のボランティアの方々の協力でなんとか住むことが出来、やっと家の中も片付きつつあり、治療院の看板もあげて仕事の再開と生活の再建がなりつつあるところです。

今回の震災で紙面では伝えきれないほど色々な事を感じ考えさせられました。
残酷な、しかし避けがたい自然の暴力に対して、人の優しさはともすると折れそうに、なえそうになる私たちの心を支え勇気付けてくれました。
心温まるご支援やお見舞いを頂き家族一同感謝し、そして改めて御礼申し上げます。
どうもありがとうございました

藤原正・美幸

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人の気持ちを動かすのはやっぱり人なんだ
そう胸に響いた言葉をかけられました
私達共々出会えたことに感謝しております
大槌から北上し、宮古の藤畑仮設住宅に向かう途中の景色です霧

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赤浜
以前は腐敗した魚の悪臭が酷かった場所でしたが、かなり瓦礫が片付いたのと、冬に入り、気温が下がり空気も変わったので、かなり良くなりました
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先月まではこの黄色いブイはなかったのですが、仕掛けを始めたのでしょうか?
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山田町
瓦礫はほぼ完全に撤去され、家の軸だけ残っています
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ホームセンターです
震災後は破壊されたあとしか残ってませんでしたが、完全に復活してますね!
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こちらしまむら
こちらもガラスが全て破壊され、立て直しの作業をしていたのを見ていましたが、
こちらも完全に復活です!
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沢山のはたも揚げてきましたね
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紅葉が綺麗ですもみじ