世界20ヶ国以上のガールスカウトの子供達が折った折鶴。

形も色も折り方もぐちゃぐちゃですが、逆にそれがまた可愛らしかった。
殆どのこどもは折り方を知らなく、そして折り方を教えてくれる人もいないなか、
インターネットで折り方を学び、中にはメッセージを紙に書いてから折っている子もいた。

こども達が書いた愛らしい文字で



『地球の裏側にいる私たちも同じく、心を痛めています』


と。


座間ガールスカウトのメンバーが世界中から集めた10万羽の鶴を目の前にして、言われた言葉。


『この鶴を被災地に持っていって下さい』

・・・。

正直驚きました。
個人で活動している私には重い任務だと思いました。

でも、このストーリーを話し、渡したら面白いかもしれないと思い、私の回っている所には必ず持って行くと約束しました。
まずは3000羽頂きましょう!


『この1000羽は必ず福島に持って行って欲しい!』

『分かりました。責任を持って渡してきます!』





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まずは、いつも行っている大浦の仮設住宅の集会場にニコニコ
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盲目の鍼灸師藤原先生の自宅へ。
目が見えないので、匂いをかぎたい。
と鶴の中へ。
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高校生の娘さんも興味深々。
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今回私達の支援活動に、一緒に参加したアメリカ人のアリーシャ16歳。
被災地支援で、ある団体が、被災された300名の学生に無料でホームステイを支援するという企画があり、そこに申し込んだら行けることになったらしく、とても喜んでいました。
一人はアメリカ、もう一人は台湾へ!音譜

そんな海外留学に興味がある娘さん達はアリーシャに夢中でした。


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田中夫妻

被災者でありながらも被災者支援を積極的に活動なされているお二人。
いつもお邪魔すると、快く迎えてくれます。
この日もいつもの漬物とコーヒーでお出迎えニコニコ
いつも感謝しています。
ありがとうございました音譜



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福島、たんぽぽ保育園へ。
こども達は鶴の下をくぐってずっと遊んでいました。にひひ




被災地・折鶴

というキーワードで検索すると、

正直迷惑、鶴じゃなく、食料や毛布を!金を送れ・・・・。
などなど、率直な意見が書かれています。
私も被災していた身分であれば、同じ事を言ったかもしれません。

しかし、

今だからいいのかも知れない。

閑散としている被災地にはボランティアは殆どいませんし、新たな話題もありません。

未だに世界中で折られ、そして日本に送られてきている鶴の物語を話すと、感動してくれます。
そして私も心打たれました。しょぼん



元気づけるツールになればいいわけであって、それが折鶴だろうが、炊き出さだろうが、なんだっていいんですニコニコ

世界のみなさんありがとうございます!!
去年のクリスマスに訪れたたんぽぽ保育園クリスマスツリー
園長先生の顔が見たくなり、また訪れることにニコニコ



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丁度お昼寝の時間だったので、子供達とは遊べずダウン
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去年からどう変化したか、現状を伺いました。



震災後、このあいだ初めてこども達を外に連れて行きました。
バスをうごかしてくれたので、こども達はものすごく喜びました。
とても感謝しております。

私達個人ではどうすることもできません。
全く支援のないなか、こうやってうごいてくれる皆様に感謝しています。




最近やっと窓を開けられるようになったので、精神的に少しは楽になったと園長先生




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座間ベースガールスカウト様からジュースとお菓子を

アメリカから松本潤子様、子供たちが遊べるようにとお菓子と宝探し用のおもちゃ音譜
外に出れない現状を知り、アメリカ人の友人と相談しあい、考えてこのおもちゃを送ってくれました。

国境を越えたご支援に感謝です。
どうもありがとうございました!!




年間被爆1ミリシーベルトという規定

放射能は、原爆などで一気に浴びるのと、少しずつゆっくり浴びるのとでは、影響は異なり、少しずつ浴びれば、人間の細胞には放射線によるダメージを自己修復する能力があるため、影響が少ないことがわかっています。



ただ、日々、発表されている放射能数値には疑問を抱きます。
洗浄したあとの数値を図り、それを公表しては国民の信頼を損ないます。

私達が求めている真実を知ることは容易ではないようです。




こちら小児科医、山田真先生に伺った今現在の福島の子供達の状況です(H24年6月7日)
    ↓
http://www.asyura2.com/12/genpatu24/msg/502.html

私も去年の12月に、山田先生の講演を聞きに行きました。
知らない現実を知らないままにするのではなく、個々に真実を知ろうとする・調べる=自分を守ることに繋がるのだと思いました。
東北最大の屋内遊び場『ペップキッズ』

H23年12月23日OPEN音譜
屋外で遊ぶことのできない子供たちの為に考えられてつくられた遊び場です

  

こちらペップキッズの設立に携わった
菊池信太郎さん、( 郡山市震災後こどもの心のケアプロジェクトマネージャー)の言葉です。


 個人的な意見ですけど、私は3つほど考えています。
 
一つ目は、地域の子どもたちは地域が守る。つまり、私たちが郡山の子供たちを守らなければならないのです。
 
二つ目は、郡山から県外に避難されている方がたくさんいるが、その方たちは、郡山に帰ってきたいと思っていると思います。ですから、郡山の子どもたちは、このような施設を使って元気に遊んでいるということを全国に避難している子どもたちに見せてあげたいです。
 
三つ目は、今回の放射線の影響というのは稀な事態だと思いますが、もしかしたら、将来世界のどこかで起こるかもしれない。その見本が福島だと思っているので、福島に生きた郡山の人間は何をやったかという証拠を残していきたいです。





将来どこかでまた起こることかもしれない。
もし、原発が再稼働したら、可能性は0%ではありません。
私達は今の現状を再認識をし、
どのように生きていくか?どのように地球を守るのか?
与えられた課題を考えていかなくてはなりませんね。





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福島県内に設置された放射能測定器
2700台が学校や公園に設置されています。

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こちら福島県郡山市内の保育園横、
本日の放射線濃度、0,558マイクロシーベルト。
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ペットボトルに水を入れたものを窓わきに置いています。
室内に入ってくる放射能度をカットするそうです。

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嬉しいお昼ごはんの時間です!
音譜
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保育園を出るときは、0、589マイクロシーベルト。

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次回の園外保育はいつなんでしょう。
なるべく早く外に出せれたら・・・。
『外で遊べないの?』
『今日も外にいけないの?』


被災後のこども達はよく質問してきたらしいのです。

そして、今は外にいけないことが当たり前になり、もう何も聞いてこないそうです。

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人間のもつさまざまな感情

喜怒哀楽 喜び・怒り・悲しみ・楽しみ


おもちゃの取り合いで怒ることも、転んで泣くことも、
楽しくて笑うことも、おやつを食べる喜びも、

出来るだけ沢山の感情を引き出し、そして、その感覚を味わって欲しい。


この震災がきっかけで、感情を閉ざすような大人になって欲しくない。

そう願わずにはいられません。





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お昼の時間になったので、保育園に戻りますニコニコ
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去年の3月から園児は室内で過ごし、初めて園外に出たのは今年の4月20日

今日は震災後の園外保育2回目ビックリマーク

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こうや先生、運転宜しくお願いいたしますグッド!
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子ども達は外に出れる嬉しさで、おおはしゃぎDASH!
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園長先生に見送られいざ出発!アップ
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今回は、保育園から車で30分位離れたところにある廃校を利用した
こども達が遊べるようにとつくられた無料開放施設にやってきました

一か月前の4月下旬OPEN!
河内小旧夏出分校 『のびのびちびっこ広場』
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こちらの校庭では放射能の除去作業をしています
表面の土を削り取り、また下に埋めるという、表層土と下層土の入れ換えをしています

こちら読売新聞の記事です
  ↓
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110507-OYT1T00621.htm
H24年、5月30日のご報告をいたします星



H23年9月のある出逢いから、個人的に福島の子供支援をすることに決めました。


子ども支援とは何か?


皆さんの子供の頃に残っている記憶をたどってみてください。


楽しかった思い出は・・・?
逆に辛かった思い出は・・・?



私の記憶をたどってみました。


楽しかったことニコニコ

● アスレチックで遊んだこと
● 湖に連れて行ってもらったこと
● ザリガニ釣りをしたこと
● 暗くなるまで友達とドッチボールをしたこと
● 木登り
● 缶蹴り
● かくれんぼ

などなど、数えかれないほどあげられます。


辛かったこと
しょぼん

雨の日、やむ得なく家の中でゲームをしたり、テレビをみたりして過ごした時間。



そうなんです!


外に出るか出ないか?
楽しかった思い出は全て外で過ごした時間でした。



H23年の3月の原子炉の爆発により、福島県民の子供達が外で遊べない現状を皆さん、
知っていますよね?

この様な現状を打破するために、論議する時間よりも、まずは子供の健康を考え、私達有志でマイクロバスを購入。
放射線量の低い場所に連れて行き、そこで遊ばせるというこどもバスの運行を決行しました。


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私達のメンバーは仕事を分担しました。

公民館でガラスを拾う人
家財道具を家屋から出す人
周辺の情報を収集する人

私は竜巻の影響でムチ打ちになっている人がいないか?
それ以外でも体が辛い人がいないか、一軒一軒歩きながら声をかけていきました。


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『住むとこなくなっちゃったよー!』


と、意外にも明るい声で話すおじいちゃん汗
肩が痛いというので、椅子に座った状態で揉みながら話を聞いた。

『丁度、お昼ののど自慢見てた時だ。竜巻警報とテレビの画面上に出たから、なんだべな?
って思ったら、ここに直撃!まさか屋根がもってかれると思わなかった。リビングにあった机もどこいったっぺ? ねんだよ!』


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『一日で有名人になってしまった。』
と朝日新聞を出してきたおじいちゃん。


『父親が建てた家なんだよ・・・。』

と、時折寂しそうに家をみつめていました。

『命があっただけでも良かったと思うしかないな。』


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お昼は一度ボランティアの集合場所のテントに戻ったのですが、近所の方々が唐揚げやアンドーナツ、お菓子、バナナ、飲料水、などなど食べきれないほどの食べ物を持ってきてくれていたのです汗
お気遣いありがとうございましたしょぼん

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つくば青年会の方々の炊き出しテントです。
10日間休まずボランティア活動をしていました。
炊き出し以外にも、住人を気をかけながら、声掛けをしてまわり、子供達が安全に登下校できる様に、送り迎えまで、素晴らしい連携プレーをしていました。

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$海老名から被災地へ。直接支援活動ブログ 
カイロプラクティックの施術の場所を提供してくれた、商店街のおばちゃん、ときこさん。
アイスやとれたてのとうもろこしを配っていました。
ありがとうございます!!ニコニコ



私達ボランティアは、ここ北条地区の皆様に大変お世話になりました。
行くとこ行くとこで、お茶やお菓子、何故か手作り石鹸(?)まで頂き、
また、近隣の旅館はお風呂を無料提供してくれ、汗をかいた体を綺麗に、しかも癒され、おばちゃんたちと他愛のない楽しいお話をしながら、今回の支援活動は終了いたしました。ニコニコ



ここ北条地区では、震災直後から1日500人くらいのボランティアが入っていた為、
私が訪れた16日にはもうボランティアのニーズがあまりない状態でした。
(細かく探せばまだあるのでしょうが。)



こういった災害時に大切な事は、横の繋がりなんだと改めて実感させられました。
お互いの気遣い・声掛けで、迅速に対応できたことなのだと思います。


あとは、3・11以降の日本人がボランティアに対する意識レベルが明らかに上がっているのだと実感しました。
ボランティアに完璧という言葉はありません。
ガラスを拾うだけでも、おばちゃんの愚痴を聞くのも、私にガソリン代をくれた方も
皆ボランティアですニコニコ




今回同行して頂いた皆様にも感謝いたします音譜
どうもお疲れ様でした。
そしてありがとうございました
今回、海老名カイロプラクティックセンターからは、心強い4名の有志がボランティアが参加!

メンバーの一人ゆみちゃんは、被災直後すぐに現場に入ったというトムさんから情報を得る。

トムさんのブログはこちら! 現場の詳細がみれますグッド!
   ↓
http://ameblo.jp/tomkichige/



朝9近くに現場に到着車
日帰りボランティアという限られた時間の中で、現地で活躍されているボランティア団体
オープンジャパンさんを訪ねる。


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ここはもうボランティアはいらないとか、ここはガラスの破片が散乱しているから掃除して欲しいだとか、
事細かく現状況を地図上で説明をしてくれてました。

何かスキルのある人はいますか?

はい、髪切れます!
はい、体施術できます!

それでは、それでいきましょうグッド!

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歩いて現場に向かっています

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到着したのは公民館
全てのガラスは破損し、屋根も壊れていました
公民館の周りはガラスだらけしょぼん
間違いなく、暫く子供達はこの近辺で遊べないでしょう
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H24年5月16日の活動報告をいたします


竜巻災害で一番被害の遭ったつくば市北条地区へ行って参りました

こちらの地区の殆どの家屋が、瓦屋根になっていいます。
竜巻の通り道にあった家屋の殆どは、瓦が落ちたり、窓が破壊され、そして、屋根ごと吹き飛ばされたりと、尋常ではない大きな被害に遭われた家々が沢山こちらの地区ではみられました。

災害が発生されてはや10日
細かい情報が収集出来ず、独自の判断で車に掃除道具
(水・ブルーシート・縄・ホース・リヤカー・竹ぼうき・普通のほうき・チリトリ・バケツ・クワ・スコップ・ヘルメット・安全靴・長靴・皮手袋・ビニール袋・マスク)
その他、食料・生活用品や洋服などの物資を、車に載るだけ詰め込み現場に入りました。



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