『禅ごよみ365日: 毎日に感謝したくなる』より印象に残った禅語についてです。
読み:ひゃくしゃくかんとういにいっぽをすすむ(百尺竿頭に、一歩を進む)
解説:百尺もの長い竿の先まで上りつめても、さらにそこから一歩進める。悟りに終わりはない。
百尺とは、約30メートル超の長さです。
精魂を傾けて、努力して取り組んで満足しているところから、何かもっとできることを考えて実践することが、”もっとできる自分”に引き上げてくれる原動力になる。
禅の修行がまさにそれで、「もうこれでいい」ということがないそうです。
悟りを開くに限らず、自らが取り組むことについてこういった心構えを持つようにということなんですね。なかなか難しいところもありますが、ときにはこの言葉を思い起こせるようになりたいと思います。