#235 TVアニメ『平家物語 第七話「清盛、死す」』 | 歴史に遊び!歴史に悩む!えびけんの積読・乱読、そして精読

歴史に遊び!歴史に悩む!えびけんの積読・乱読、そして精読

歴史をもっと知りたい!
本を読めば広がる光と闇を楽しんでいます。
歴史と読書記録。積読などをアップしながら、日本史や世界史を問わず歴史の考察などを発信します。

アニメ『平家物語』 第七話「清盛、死す」について

第七話、ついに思うままに生き、悪行を重ねた驕れる平氏の象徴的存在の清盛の最期
福原に遷都を強行した清盛ですが、半年で京へ
高倉上皇(後白河法皇の子)の病は篤く、妻の徳子(清盛長女)も看病しますが亡くなります。徳子は残された幼き安徳天皇を守ることを誓います。

京に戻ると、頼朝の挙兵と富士川の戦いの勝利で各地で反乱が、源氏の一族木曾義仲も挙兵。そして源氏だけでなく南都(奈良)の興福寺もと、怒りちらした清盛は重衡に興福寺討伐を命じます。

重衡は半年前に園城寺を焼いてしまったことを悔いており、興福寺攻めも乗り気ではなかったのですが清盛の命により出陣、戦が夜に及んでしまったこととその日の強風が重なり、興福寺だけでなく東大寺も焼いてしまい、みずからの「悪行」の大きさに苛まれ、帰京後は念仏に、一方の清盛は南都炎上にも喜ぶ始末、清盛の妻、時子もバチがあたらねばと言いますが、、、

人物相関図
時子の不安は、あの有名な清盛の高熱発症で、身体に水をかけてもすぐに蒸発させてしまうような高熱に苦しみます。時子も不吉な夢を

時子に
「頼朝の首を我が墓の上にかけよ」
と言い残して、ついに死にます。

びわは、清盛の死を受け、重盛から受け継いだ亡者を見る目で重盛と会話しようとしているところ、維盛、資盛、清経の重盛三人息子が現れ、一騒動ののちに資盛からこの家から出ていけと命じられ、故重盛邸から一人出ていきます。

重盛につづき、清盛も失った平家、盛者必衰の流れが加速していくことを感じる七話でした。



にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村