自己紹介① 夢のスポーツ栄養士＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
金メダリストの
サポート管理栄養士になるぞ！
…からの挫折
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国家試験の次の日から働きはじめ
そこからの2年3ヶ月は
文字通り必死でした。
死にたいと毎日のように思っていたけど
どうしてもスポーツに携わる
管理栄養士が良い！
何が何でもついていく！
身も心もボロボロだったけど
その気持ちさえあれば大丈夫
だと思っていました。
今思えばアクセルとブレーキを
同時にかけるような日々でした。
ある日、私は会社に行けなくなりました。
行かなくなったのです。
どうしても成し遂げたいと
思っていた道なのに…
心療内科や精神科にも
幾つか行きましたが決まって
「過労です。」
と言われました。
今思えば安易に薬を出されなくて
良かった。
その頃の同僚や先輩、友人からの
メールを見返すと
私が死を選ばないようにと
気遣った内容でした。
スポーツ栄養士になる！
その為だけに生きていたような
私だったので、退職したあとは
抜け殻のようになりました。
どうやって生きていけばいいんだろう？
もう栄養士としてはやっていけない。
たった2年で逃げるように辞めて
なんて根性無しの甘ったれなんだろう
前の会社で関わった
全ての人に顔向け出来ない。
私はもう終わったんだ。
そう思っていました。
以前の会社で関わった選手が
活躍するのも知りたくなくて
テレビや新聞も
極力見ないようにしました。
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北海道で農作業バイト
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退職して収入もないのに親にも言えず
一人暮らしを何ヶ月か続けていました。
ある日、母から電話が掛かってきて
退職したことを告げると
母が仕事を早退して
一人暮らしのアパートへ来ました。
ドアのチェーンをも切れる
はさみを用意して。
決死の表情だったのを覚えています。
私がドアを開けなかったら
ドアを壊そうと思って行った。
と後から母が言ってました。
私が何をしても何があっても
味方でいてくれる存在は
家族なんだと、
退職～北海道に行くまでの出来事で
実感しました。
実家に戻っても抜け殻な私。
このままじゃまずいと思い、
今何がしたいか考えてみました。
アスリート支援の会社では
レストランも展開していました。
そこで産地直送の野菜を
食べる機会があったのです。
赤と黄色のパプリカでした。
もうその美味しさに
びっくりしたの何のって
こんなに味が違うものなの？？
食品成分表に載っている
栄養素は決まっていて
それに則って栄養計算するけど
こんなに美味しさが違うなら
成分だって違うよね。
そういえば野菜って
どうやって育つのだろう。
そんなことも知らずに私は
パプリカにはビタミンCが
多く含まれるので
食べましょう！！
とか人に言ってたのか…
食べ物が
どうやって育つか体験してみたい
じゃがいもが好きだから
じゃがいも農家がいいなぁ
やっぱり北海道だよね。
インターネットで検索して
直感で、ここが良い！と
とある農場にバイトしたいと
申し込みました。
そこでの生活は
朝陽が昇ったら起きて
みんなで朝ごはん
仕事をはじめ
お昼になったらみんなでごはん
汗水垂らして仕事して
日が暮れたらおしまい
家族が作った
野菜たっぷりのごはんを
みんなで囲い、笑い
話しながら食べる
生きてるなぁ。
そう私は思いました。
理想の生活だなって思ったのです。
今まで忙しさにかまけて
身も心もボロボロ
こんな管理栄養士のこと
誰も信用しないだろう
私はそういう状態でした。
愛する家族が食卓を囲み
生き生きと生活する。
そう生きたい！
そのバイト先の農場が
夫の実家です。
続く
自己紹介③ 食を変えれば人生変わる生理前の不調（PMS）改善カウンセラー
管理栄養士・海老沢直美でした
それではまた！
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