今年の初めに書いた腹式呼吸に関する記事第二弾。
前回の記事はこれ
↓↓↓
腹筋の使い方について書いた前回。
その後、聴きこむチャンネルで腹式呼吸の回がアップされました!
息を深く吸うためのイメージなど話していますw
この中で出てくる背筋について今回は解説しようと思います。
背筋って実は大事です。
まず前の腹筋だけ膨らませるだけではなくちゃんと後ろにも息を入れることが大事。
動画で樋口さんが解説してますのでご覧ください。
そして今日書くのはその後音を出すときにどうなるか?
実は
息を吐くときにさらに腰が膨らむんです。
これは実際に腰を触ってみないとなかなかわからないので
レッスンでは必ず実際に触ってもらいます。
レッスン以外にも飲み会でやったりもしますが、
みなさん不思議がります。
「え?なんで膨らむの?」
って感じ。
でもこの腰の筋肉を使えるかはとても大事なポイントです。
一昨年にファゴット界の巨匠ミラン・トルコビッチもマスタークラスでこれを言っていました。
自分が吹くときに腰の筋肉がどうなっているのかを生徒に触らせて示します。
この腰の筋肉を使うことで音の張りが出てきます。
ただ大きい音ではなく張りがあり、遠くに飛ぶ音が出るのです。
また、ファゴット界の現代音楽の第一人者パスカル・ガロワも
「腰から発音するイメージだ」
と言っていました。
口で発音するのではなく腰から発音するイメージ
ガロワのレッスンで一番印象に残っているのはこれです。
なかなかこの感覚を持って演奏する中高生やアマチュアの方はいないと思うのでぜひ考えてみてください。
でも腰ばかり使って腹筋を使わないと腰を痛めます。
バランスが大事です。
腰に息を入れて腰の筋肉で音のクオリティを上げる
そうすることによってより息は安定して全体的に音が安定します。
さらにメロディラインもより繋げることも可能になります。
旋律を歌うことが容易になり、表現しやすくなります。
また、息をしっかりと安定して供給できれば音程も変わってきます。
ぜひチャレンジしてみてください♬
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