一歩、世界に近づくブログ -37ページ目

一歩、世界に近づくブログ

どんな国へも、まずは興味から!

言葉や食べ物やその他の文化など、
自分が直接触れた「面白い!」と思った
”外国に関わること”を、力を抜いて書いていきます。

1記事あたり、約2分で読めます!

↓サイドバーから、気になる国をご覧ください!

今、オレのカッコ見て、『コイツちゃんと仕事してんのか』って思ったやろ?」

ほんの数日前、新宿西口の飲み屋街を歩きながら、T先輩は僕にそう聴いてきた。

確かに正直そう思った。
お盆前の平日の夜にも関わらず、いまT先輩はシャツに短パン、サンダルにキャリーバッグ、という姿なのだから。
仕事というより、旅行する格好だ。

そして会話はこう続いた。
「いまそのカッコしてるって事は、既にお盆休みを取って、どっか行ってきた帰りって事ですか?」
「いや、これからや。」
「エッ、これから?いまもう21時ですよ?どこに行くんですか?」
「マレーシア」
「マレーシア⁉」
「ま、飛行機は明日の朝6時くらいやから、大丈夫。
23時くらいまであと2時間ほど一緒に飲んで、それから空港行けば、数時間休めるやろから。空港ホテル取ってあるし。」
「…いや搭乗手続きとか考えたら、休めるのホント数時間じゃないですか!大丈夫ですか?仕事で行くんですよね?」
「大丈夫やって。乗るのはあのシンガポール航空のビジネスクラスやから」
「あぁ、あのシンガポール航空ですか」

その先輩の最後のセリフで僕は妙に納得してしまった。

ビジネスクラスっていうのは僕はまだ一度も乗った事が無いので、どれほどの快適さなのかは知らないけれど、シンガポール航空のサービスは知っている。

とにかくホスピタリティが高く、サービスレベルは世界トップクラスと言われている。
あらゆるサービスをひっくるめると、日本が世界トップレベルというのは誰もが知る事だが、空の旅に限定すると、シンガポールも有名だ。
きっと、約2時間でしこたま飲んだあの日の翌日、先輩もゆっくり休めたに違いない。

そしてつい最近知ったのが、エコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラス、の更に上に、このシンガポール航空はスイートクラスというものがあるらしい。

美しく盛られた料理はジバンシィの皿の上に乗り、アメニティセットはフェラガモ、テレビはワイドスクリーン、ベッドは身体を完全に横に出来る仕様であり、席はもはや席というより部屋のような状態!
まさに空飛ぶホテル、空飛ぶスイートルームであります。
うーむ乗ってみたい。

また、シンガポールは飛行機の中だけでなく、空港も素晴らしく、チャンギ国際空港はまず広さが世界一だったと思う。

僕がかつて利用した際は空港内に映画館やプール、ジム、ホテル、庭園、キレイな仮眠室などがあった。

乗り換えまでにかなり時間があった場合でも飽きさせないような工夫が随所にしてあり、シンガポールというのは小さな国なのに空港が巨大で非常にレベルが高いので、ハブ空港としての役割を身を持って感じた。

ちなみに、仮眠室で仮眠どころか熟睡してしまい、慌てて飛び起きたため枕元にパスポートを忘れてきてしまい、空港中の放送で名前を呼ばれたのはこの僕です。

いま経済的にも非常に注目されているシンガポール。市内に出る前、空港からいきなり楽しめます。機会があればぜひ行ってみて下さい!

密林と誘惑(上)

   ↑ ※(上)がまだの方はコチラからどうぞ!



密林と誘惑(中) からの続き・・・

   ↑ ※(中)がまだの方はコチラからどうぞ!



麦わら帽子をかぶった男は、おもむろに僕にこう尋ねてきた。

「明日一緒に、ベンメリア行きませんか?」



ベンメリアとは、ここアンコールワットがあるエリアからかなり離れている、

まさに密林の奥地にある、秘境のような寺院遺跡だ。

たどり着くまでにひたすら遠いだけでなく、

遺跡は原形を留めないほどに崩れて

ほぼ自然と一体化しており、怪我する可能性だってある。



しかもここのように観光地として整備されていないため、

周囲の治安も不明、そしてこれがまた重要だが、

遺跡のそばにはなんと、今だに多数の”地雷”が埋まっているという。



地雷と言えば今回の『密林と誘惑』冒頭にもある、

一回踏んだらサヨウナラの危険極まりない物体だ。



しかし、それを補って余りある魅力がベンメリアにはある…

訪れた人々は口を揃えてそう言うそうだ。



「結構ここから距離が遠いんで、

11人くらいでミニバスをチャーターして行こうと思ってて、

いま仲間探しをしてたんです。

もし興味が無かったら他の人を当たりますが…」



これはまさに、密林からの誘惑だ。



身の安全を優先して冒険の誘いを断わるか、

何が起こるか分からない未知の旅に飛び込んで

伝説の遺跡をこの目で観るか。



そして僕は後者を選んだ。



翌朝からベンメリアへの道は悪路だったが、

悪路はタイからここまでのボロバスで経験済みだ。



到着した先は、まさに秘境だった。


昨日までの整備された観光地と比べ、

ほぼ手つかずの遺跡。

こんなとこ足を踏み入れていいんだろうかというレベル。





ふと、どこからか笛の音が聞こえてくる。


皆で音のする方へ行くと、

盲目のお爺さんが、石の上に腰掛けて笛を吹いていた。

その音がこれ以上ないほど場所にマッチし、

身震いするほどだった。

(あのとき録音しておけばよかった・・・と思い出すたび後悔するほど、

悲しくて美しいメロディーだった)



お爺さんのそばには小学生くらいの少年2人がおり、

ここに来た僕らの目的を知っているのだろう、

自分たちの遊び場=ベンメリアへと誘ってくれた。

彼らの身体は小さく、古いTシャツと短パンを身につけただけで、

足もサンダル履きだったが、勝手知ったる自分の庭のように、

ピョンピョンと崩れ落ちた遺跡の中を跳ねながら

奥へ奥へと僕らを案内した。



寺院はもはや建物としての形を留めていない。
石で出来た寺院の、かつて柱や床や壁だった所が

樹木や草、砂や泥と一体化し、足を踏み外すと

石と石との真っ暗な隙間に落ちてしまうような有様だ。



いくら地元と言えど、こちらが心配になるほどの軽装で

少年が身軽にヒラヒラと進んでいくさまは、

場所が場所だけに、まるで妖精のようだった。




↑目立たない所にこんな猿のレリーフもありました



噂通りベンメリアには危ない場所がいくつもあったが、

まるでゲームの中の世界のようなロケーションで、

まったくその光景には唖然とするほかなかった。


こんなにすごい場所なのにメディアなどで紹介されないのは、

大勢で行くには足元が危険すぎるし、

TVカメラなどで回っても伝わりにくいからではないだろうか。


地雷注意の看板が本当にあちこちにあり冷や汗をかいたが、

メンバーの中には特に大きな怪我をした者もおらず、

大満足のうちに帰途についた。



その後、僕はタイ経由で日本に帰り、

それまでと変わらぬ学生生活を続けたが、

カンボジア旅行は想像以上にインパクトが強く素晴らしかったので、

アンコールワットを一緒に回ったタクヤさんや

バプーオンゲストハウスで会った旅人たち、

麦わらの男とは、東京でも2,3回会って、一緒に酒を飲んだ。


特にクミコさんとは妙に気が合い、

3年ほど前には彼女の結婚式にまで呼んでもらった。




そして、今週。

急に僕宛てにお中元が届いた。

僕個人にお中元なんて、たぶん生まれて初めてだ。

差出人は、例のクミコさんだった。

中身はとても美味しそうな桃で、その商品名はこうだった。


”ゆうわく”



『密林と誘惑』 完

ありがとうございました!




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【お詫び】『密林と誘惑』は(上)(下)の予定でしたが、勢いがついてしまい長くなったので、(上)(中)(下)と致します。このブログは”1話を気軽に数分で読める”を意識してますので・・・何とぞご了承ください!






密林と誘惑(上) からの続き・・・

        ↑ ※(上)がまだの方はコチラからどうぞ!




えっ、疲労困憊のこの状態から、別の宿を探せと…!?



タイのカオサン通りからボロバスに一緒に乗ってきた

タクヤさんという人と苦笑いしていると、

ゲストハウスのスタッフに、


「ここ(タケオゲストハウス)はもう一杯だから、

バプーオンゲストハウス、って宿に行け。

そこならまだ寝床があるだろうから」と言われた。


なんなんだ、この展開は。大丈夫か?


いや、寝床がある可能性があるだけ、まだマシなのか…?




さて、そこに着くと、僕らと似たような状態の日本人が集まっていた。

スキンヘッドだが優しい目をしたヒデアキさんや、

タイ文化の勉強のついでに訪れたユウキさん、

ニコニコした笑顔が印象的なクミコさん、

二枚目気どりのイケメン君(名前忘れた)など…

皆が初対面だったが、カンボジア入りし、

いよいよアンコールワットが間近に迫った興奮で盛り上がり、

ビールを飲みながら何時間も話し合っているうちに

すっかり仲良くなった。(旅人というのはスグに仲良くなります)



宿には水シャワーもあったし、

宿のおばさんが洗濯もしてくれるという。

(ちなみに、返って来た洗濯物には全て勝手にエンジ色の糸が縫い付けられていた。

これで旅行者個人個人の洗濯物を分別しているのだろう)



翌日、僕はタクヤさんと、カンボジア人の少年2人を雇った。
彼らのバイクの後ろに1人ずつ乗り、

広大なアンコールワット遺跡を一ヶ所ずつ周ってもらうのだ。



密林の中に散在する遺跡は、想像以上のものだった。

というか、訪れるまで、ちゃんと想像できていなかった。

もちろんアンコールワットの写真は何度も眺めた上で来ているが、

写真からは想像も及ばない世界だった。



コブラのような石像が設置されている橋、

恐い顔をした神々たちが綱引きをしているような石像が並ぶ参道、

王のための広大な沐浴場、巨大な観音菩薩の顔が彫られた寺院や、

何体もの象のレリーフがある壁、崩れ落ちた石柱、

樹木と融合しつつある寺院など…



観光客が集中して騒がしい遺跡もあれば、

ほとんど人がおらず自由に自分のペースで観て回れる寺院もある。

そういう静かな遺跡の片隅で、何百年も前に彫られた

女神のレリーフなどを偶然発見し、一人きりで遺跡と対峙するとき、

僕はなんとも言えない気持ちになった。



そしてちょうど、ピラミッド状の寺院に訪れた時にはもう夕方になってきていて、

上の方まで登って行くと、旅行者たちが何人も集まり、ワイワイガヤガヤと

”何か”を待っていた。

そこには、昨日、宿で知り合ったヒデアキさんもいた。

同じく、タイ文化の勉強がてらカンボジアに来ていたユウキさんもいた。

(彼は「今は皆と騒ぐ気分じゃない」と離れた場所に1人でいたが)


待っていたのは、”日の入り”だった。



そして、そこにいる皆で、ゆっくりと夕陽が落ちていくのを

声も出さずに見つめた。


それがまったく、美しいのなんの・・・。


夕陽が染め上げる空の綺麗さもさることながら、

大勢で夕陽を見つめるというのは初めてで、妙に感動してしまった。

他の人々も同じらしく、気分が昂揚し、知らない人同士なんだけど

不思議とニコニコしてしまう。

そして、その時だった。


麦わら帽子をかぶった男に、僕が声をかけられたのは。



(密林と誘惑(下)に続きます!)



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「おい、『地雷を踏んだらサヨウナラ』って知ってるか?」

大学生の時、となり町に住んでいた友人が聞いてきた。


「知らない。何それ?」

「写真家の、一ノ瀬 泰造をテーマにした映画だよ。浅野忠信が主演してんだ」

「いちのせ たいぞう?」

「おう。戦場カメラマンとしてアンコール・ワットに行って、そこで命を落とした人」

「マジで?そんな人がいんの?」

「マジだよ。お前も、旅が好きならあの映画、一回観とけよ。」


その”となり町に住んでいた友人”は趣味で写真をやっており、

一眼レフを持ってバイクを駆り、日本はもちろん、

アジア各地の写真を撮りまくっている男だった。


僕と同じ学生だったが、部屋の押入れを写真を焼くための

真っ暗な場所に自分で改造したりだとか、

ベッドがあるのにわざと寝袋に入って窓を全開にして寝るだとか・・・。


元々、人間として面白い奴だと思っていたので、

その時も僕は彼の言う通りにし、レンタルビデオ屋に走り、

『地雷を踏んだらサヨウナラ』を観て衝撃を受けた。


そして僕は、実際に映画の舞台となった国、

カンボジアに行く事にした。

(物価が安い国だし、時間だけはあったのです)




カンボジアへいく目的はアンコール・ワットを観ることだったので、

「それならタイから陸路で国境越えするのが安い上に簡単だ」と聞き、

早朝のタイ、バンコクのカオサン通りからボロバスに乗って

向かったが、実際は簡単どころか、かなり大変だった。


砂ぼこりが舞い続ける悪路を走り続けるので、

バスの窓を開けるとバンバン砂がバスの中に入ってくる。

しかし、こりゃたまらん、と窓を閉める訳にもいかない。

非常に暑いのに、ボロバスにエアコンなんて付いていないからだ。


おまけに小さなボロバスには僕のようにお金が無く、

でも好奇心は人並み以上にある旅人たちが

詰め込まれており、足すら伸ばせない。


つまり、あつい・せまい・くさいのフルコース。

もう最高です。


悪路とバスにシェイクされ、砂を食べ続け、

トイレ休憩だと止まった小さな町では

幼稚園~小学生くらいの子供たちに囲まれ、

土産物などを買ってくれと売り込みをかけられる。


「ポストカード買っておくれ」

「ここの工芸品を買ってよ。安くしとくから」

「お腹すいてない?チキンあるよ」

「コーラはどう?」


その勢いたるや凄まじいもので、

断るだけでもパワーを使う。

ゴメンよ。おにいさんは、トイレに行きたいだけなんだ。


それにしてもこんな小さな歳で商売とは。

家族の生活のため、重要な売り子として外国人と

交渉するのは並大抵のことではないだろう。

でも彼らの目は非常にイキイキしていた。

商売を、ある意味で遊びと捉え、

楽しみながらやっているのかもしれない。



ようやく国境に着き、バスから全員降ろされ、皆自分の荷物を

抱えて小さな小屋に歩いて入った。

島国である日本に生まれ育った僕にとって、

”国境”というのは意味は知っていても、

この目で見たのは初めてだった。


ホント小さな小屋の中で自分のパスポートにスタンプを

押してもらい、「カンボジアにようこそ」と言われ、

小屋の反対側の出口から出る。少し歩き、また別のボロバスに乗る。


呆気なかったが、それでもうそこはタイではなく、カンボジアだった。

ずっとボロバスで進んできた一本道。

ここまでがタイで、こっから先はカンボジア。

同じ道なのに、国が違う。

なんだか不思議な感じがした。


カンボジアに入ってからは更に道がひどくなり、

疲れがピークに達した頃、

アンコール・ワットへの玄関口である小さな町、

シェム・リアップに到着した。


もう夜だったので、その日は有名な安宿である「タケオゲストハウス」

までバスで送ってもらい、そこで寝る予定だった。


そう、その予定だった・・・!


なぜか宿は満杯。

そして急遽、別のとこに行ってくれ、と言われたのだった・・・!

(『密林と誘惑(下)』 に続きます!)

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「あなたにとって、世界一、美味しい食べ物は何ですか?」
という質問をされたら、さて、あなたは何と答えますか?



「それは実家のカレーである」
「それは妻が作る味噌汁である」


というような微笑ましい人もいれば、



「銀座マキシム・ド・パリの鴨肉のローストである」
「麻布 野田岩の鰻である」
というような食通の御仁もいるだろうし、


「なんだかんだ言って最終的には卵かけご飯」
「ハッピーターンさえあれば」
というシブい回答をされる方もおられよう。



この難問、決して満場一致の解答は無いと思いますが、


だからこそ勝手に、世界一美味しい食べ物を


ランキングしてしまったものがあります。



アメリカのCNNが作った、『World's 50 best foods 』がそれ。



そしてこのランキング、みごと栄冠に輝いたのは・・・


タイ料理の「マッサマンカレー」!!





え・・・


知らないんだけど・・・



という方も多いと思います。



僕も全く知りませんでしたし、当然食べた事も無かったので、

「タイは第二の故郷!」と胸を張る


タイ好きの元ルームメイトを誘い、先日


タイ料理屋に食べに行きました。



マッサマンとは”イスラム風”という意味らしく、


チキンや大振りのじゃがいも、ココナッツ、


そしてピーナッツなどが入った甘さが印象的なカレー。


タイのカレーと言えば


グリーンカレーやレッドカレーが非常に有名ですが、


このマッサマンカレーは色で言えば緑でも赤でもなく、


オレンジ色。これはこれで美味しそう。



確かに、初めて食べたものの深みがあるような味で、


気が付けばお皿は空になっておりました。



それからは一時期あちこちの飲食店で


チラホラ見かけるようになり、あの無印良品でも


マッサマンのレトルトカレーを置くような状態に。



何故か最近はあまり見かけなくなりましたが、なんと、


今日の昼に偶然見かけて、久々に注文してみました。

すると、こう言うではないですか。



「・・・すみません、マッサマンは売り切れてしまいました」


「・・・!!(それ食べに来たのに!!)」


「・・・ですが、マッサマンカレーとグリーンカレーのハーフ&ハーフならあります」



あぁ、1人前が無いだけか。考えようによってはお得。


という訳で2種のタイカレーを食べましたが、


いやぁ、やはり、うまい。


かなり量があったご飯が足りないほどであった。



タイに行ったらきっと格安で食べられるんだろうな。


暑い国で食べるカレーは最高だ。


あぁ今、無意識にゴクリと喉を鳴らしてしまった。


ちょうど今なら日本も立派な暑い国。


明日もきっとカレー日和だろう。




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ネットに上がってくる情報だけが世界の姿では当然なく、

とは言え、実際に現地に足を運ぶのにも限界がある。


しかし、今、世界で何が起きているのかを知りたい…

そういう時、優れた写真がその役割を果たしてくれる時がある。



恵比寿に「東京都写真美術館」という場所があり、

そこで開催していた『世界報道写真展』に行って来ました。



ちなみに、『世界報道写真展』というのは毎年やっている催しで、

主に昨年一年間に撮影された写真を対象とする報道写真のコンテスト。

約10万点の写真の中から厳選された写真だけがここに並びます。



行くたびに、必ず何か胸に迫る作品があるので、

僕は毎年観に行っている。

(ホント、本や、映画や、ミュージカルなどとは違う、

別の何かが迫ってくる感覚があるんです)



当然、このイベントでは展示物である写真を撮影することはできず、

このブログに写真そのものを載せることは適いませんが、

先日のガウディと井上雄彦の展示会 の時同様、

現地でメモしてきた内容を共有したいと思います。



僕の普段のブログのような軽い内容ではありませんが、

世界に近づくために現実を知る、という事もあるので

あえて載せます。



これを読む事によって

「へぇ、○○って国には、そういう側面もあるのか」と思う方が

1人でもいれば嬉しいです。


※もし、間違ったことを書いていたらすみません。

お手数ですが教えて下さい。訂正致します。


* * *



・アフリカのジブチ共和国に出稼ぎに来ている労働者は、

夜になると皆、同じ方角の空に向かって、自分のケータイをかざす。

ジブチより少しでも電波状況のよい隣国ソマリアの電波を拾って、

母国(エチオピア、エリトリアなど)の家族に連絡をとるため。

※今年のグランプリの写真。これはホームページでも確認できます。


・ケニアなどの精神病患者の中には、木に繋がれたまま、

雨ざらしの状態で、日に多くて1食の食事で治療を受ける人々がいる。

これが彼らなりの治療の仕方とはいえ、なかなか信じがたい。


・アメリカのノースダコタ州に今もいるスー族の中には、生まれてから

一度も髪を切った事のない少年たちがいる。

アメリカには今も先住民族であるインディアンが住んでいる場所がある。


・ルーマニアの、ある地域に暮らす少数民族では、ジャム作りは数時間かかる

大仕事であり、昔から男の仕事と決まっている。

リアルなジャムおじさんが外の大鍋でジャムを作っている写真は牧歌的で素敵です。


・ノルウェーで盛んなクジラ漁は、昨今の捕鯨への取り締まり強化により

急激に廃れてきている。


・コンゴに棲息するボノボという動物は、チンパンジーなどと同じく

非常に人間に近い生物とされているが、驚異的なコミュニケーションの

取り方をする。

その内容は健全なこのブログでは書けません(-"-;A)


・アメリカでは、一時期に数が危ぶまれたクーガーという獣が徐々に生体数を

回復し始め、都会近くにも姿を見せるようにもなってきている。

※街のネオンをバックにクーガーがこちらを見据える写真は妙に美しい。

これもホームページで見れます。


・エジプトの若者は、肉体の完成を趣味にしている人が多い。ボディビルディングをし、

自らの身体にうっとりし、家族たちもそれを誇りにする。

※老いた母と、傍らでムキムキな身体を晒す息子が同じ写真に納まっている。

これはもはやアートです。


・モロッコに住むベルベル人の花嫁は、花婿より先に自分の顔を見られてはいけない。

顔を隠してひたすら旦那を待つ。


・戦争で爆撃を受け、左腕を失い、顔の骨が粉々になったアメリカ人は、同僚の軍人を

励ます能力を買われ、その後、コメディアンになった。今では売れっ子だそうだ。

亡くなった戦友の妹さんの悩み相談にも乗ってあげている。彼は偉大だ。


・イランでは、年に600件以上の死刑執行が行われている。


・エルサルバドルは、中米の中でも最も殺人事件の発生率が高い。


・南アフリカでは、亡くなったマンデラ氏の葬列のために多くの国民が集まり、

ほとんどの人が前に行く事すらできないほどだった。

意気消沈した若い女性のアップの写真が印象的。


・ブルガリアは、EUの中でも最貧国。さらに、シリアやアフガニスタンから難民が

流入してきて、更に大変な状況になっている。




↑ブルガリアの切手



・フィリピンで発生した台風は、かつて日本軍も多く赴いたレイテ島で猛威を振るった。

写真ではあらゆるものがなぎ倒されたさまが映し出されている。

家や車も全て吹き飛んでいる。


・バングラデシュで発生した、縫裁工場での倒壊事故。この工場では、

いわゆるファストファッションの服を縫っていた。史上最悪の産業事故と言われる。

そばにいる女性を抱きかかえながら息絶えている男性の写真だった。

安価な服を世界中が求めた代償としては、あまりにも大きすぎる。


* * *


なんだか後半は特に重い内容のものばかりになってしまいました。


展示にはスポーツものなど、明るい写真も多かったのだが、

個人的にメッセージ性を強く感じたものからメモを取っていたので・・・

スミマセン。



遠い国の実情に関して、我々が出来ることなどほとんど無いかもしれませんが、

その事実を知っているか知らないかだけでも違うと思います。


今日取り上げた国の事をいつかテレビ等であなたが目にした時、

昨日より一歩でも前のめりになってくれれば、と思います。


ご静聴ありがとうございました!



明日以降もヨロシクお願いします!


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今日は、空耳(ソラミミ)によって簡単に


覚えられるフランス語のフレーズを一つご紹介します!



習得が難しいと言われるフランス語ですが、


これで、もし少しでもこの言語に興味を持ってもらえる人がいたら嬉しいです!




さて、そのフレーズとは…



Donnez moi le gateau.



ドネ  モワ  レ  ガトー、と発音します。


意味は、「私にお菓子ちょうだい」


なんとも可愛らしい言葉です。






で、これが何の空耳か、つまり、一瞬なんと聞こえるかというと…


…。


まぁちょっと待ってください。



その前に、


もしあなたが誰かにお菓子をもらったら、


お菓子をくれた相手になんと言いますか?



そう、お礼を言いますよね。


「どうもありがとう!」って。




そう、まさにそのフレーズなんです・・・。


今周囲に誰もいない状態でこれを読んでいる人、


ちょっと「どうもありがとう!」って言ってみて下さい。



コツは、ハキハキというよりは


モゴモゴと「ドモアリガト」みたく言うことでしょうか。



「ドネ モワ レ ガトー」に、


…なんとなく似てませんか?




まぁ別に、極端な話、似てなくってもいいんです。


これでこのフレーズを覚えたり、


親しみを感じてもらえればいいので!



しかも、フランス語の「お菓子ちょうだい」が


日本語の「どうもありがとう」に聞こえるということは、


フランス人を前にして


日本語で「どうもありがとう」と言ったら、もしかして、


ポンとお菓子をくれるかもしれませんよ!?



いやまったく、フランスでも通じちゃうなんて、


「どうもありがとう!」ってホントに便利な言葉ですね!



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あの『サグラダ・ファミリア』のアントニ・ガウディを、

あの『スラムダンク』の井上雄彦が表現するとどうなるか?



上記をテーマに、いま六本木ヒルズで展示を行っています。

今日はそれを、友人に誘われて一緒に見てきました。



写真は不可だったので、自分が興味を持った点だけメモを取りました。



僕のブログに足を運んでくれる方には

ガウディに興味を持っている方もいらっしゃると思います。

そこで、スペインに惹かれる人がもっと増えればいいなと思い、

今日はその展示で得た情報を共有致します。


あくまでもその場で僕が走り書きしたメモをベースにしているため、

誤りがあるかもしれませんがその際はご容赦下さい。


* * *


・ガウディは少年の頃から自然の形や色に惹かれ、それを積極的に

 自分の作品に取り入れた。例えば、取り入れた対象は、

 ハチの巣、背骨、鉱物の結晶、渦潮、高山植物、木の節、巻貝、洞窟、

 海草、波、重力など、多岐に亘る。


・ちなみに上記を端的に表す言葉は下記。

 「人間は創造しない。人間は発見し、その発見から出発する。」


・ガウディが大学の卒業試験として作成した大学講堂の設計図からして

 仕事は緻密であり、装飾的であり、色使い(特に青色の美しさ)が印象的である。


・『サグラダ・ファミリア』の初代建築家はビリャールという人で、

 ガウディの師匠のうちの1人。2代目の建築家がガウディ。


・バトリョ氏がガウディに改築を依頼した建物、

 『カサ・バトリョ』の内観は海底洞窟、中庭は深海をイメージしている。

 建物内のインテリアも全てガウディがデザインしている。


・『カサ・ミラ』の採光は1階まで届くように設計されている。

 屋上は”月面”に例えられるような雰囲気で作られており、

 壁に関しては”波”を表している。



↑カサ・ミラ。不思議空間!(4年ほど前に撮影したものです)



・ガウディの代表的作品のひとつ、『グエル公園』の名前は

 ガウディのパトロンだったグエル氏から付けられている。




↑グエル公園の一部(4年ほど前に撮影したものです)


・グエル氏の全面的なバックアップがガウディの成功を決定付けた。

・老年になってから、ガウディはグエル公園内に住むようになるが、

 幼い頃からの友人ロレンソが彼を心配して毎晩顔を見に来ていた。

・その後、ガウディはサグラダ・ファミリア内の敷地内に住むようになり、

 そこから教会までミサに出かける途中、列車に撥ねられた。

 しかし、既に身なりに無頓着だったため、誰も彼があのガウディとは思わず、

 その結果、処置が遅れ、亡くなった。


・未完成の作品として最も有名な『サグラダ・ファミリア』のうち、

 まだ公開されていない最後のファサードである

 ”栄光のファサード”には日本語で記される箇所があり、

 そこは井上雄彦の手によって施される。



* * *



展示は、ガウディの作品に関する資料がメインを占め、

それを補足するように井上雄彦氏によるガウディの

イラストや漫画が展示されていました。


井上氏のガウディを理解しようとする気持ちが良く伝わってきて、

彼ら2人の天才の事が更に気に入りました。



展示場の解説は丁寧で非常に良く分かるものでしたが、

絵画や美術品と違って、

ガウディの作品はまさに『建築』という巨大なものであり、

本物は実際に現地に行かないと

見る事も、触れる事も、中に入る事も出来ません。



だからこそ、実際に現地で目の当たりにすると

作品のもつパワーに圧倒されます。



いつか見てみたい・・・そう思っている人は

あなた自身のその感覚を誇りに思って、

死ぬまでに実際に行ってみて欲しいと思います。

建築というものの柔軟性や可能性を、とても感じられます。


幸運にも僕は過去に2回バルセロナに行って観ましたが、

またゆっくりと観に行きたいと思わせる、それがガウディの作品です。



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過去に世界一周した事はありますが、

まだハワイには一度も行ったことがありません。



しかし40年ほど前から日本人にとっての

人気の旅先ということもあり、テレビだけでなく

周囲の人々から頻繁に情報を耳にします。



そして彼らハワイ帰りの人間に共通する事、

それは一様に顔を上気させながら興奮気味に

「やっぱりハワイはイイわ!」と口にする事です。


「いや、ぶっちゃけた話、それほどでもなかったよ」

と言う人は(少なくとも僕の周囲では)皆無であり、

必ず満足を得て帰ってくる・・・

そんな場所って、考えたらあまり無いのではないだろうか?


そんなにイイのか・・・

もう、ここまで来ると正直、

僕の中では期待値がかなり上がっていて、

全てが楽しい夢の国、みたいなイメージになってしまっている。

もし実際行って「う~ん」と思っちゃったら、どうしたらいいんだ。



まぁでも、観光そのものに期待をかけるのではなく、

例えば、”食べてみたかったものを食べる”

というだけでも満足は得られそうだ。


ハワイにあるそんな食べ物のひとつに、

”70マイル(約113km)ドライブしてでも食べたいハンバーガー”

と呼ばれるものがある。

ビーフパティを溶岩プレートで焼きあげ、その場で

ひとつひとつ野菜と一緒にこだわりバンズでサンド・・・

確かにうまそうだ。


ハワイに行った事が無い僕でも、

頭の中にある南国ムードと本格ハンバーガーは

なんとなくマッチするような気がする。

そしてそのハンバーガーを出すのが、

ハレイワという街が発祥の、「クア・アイナ」という店。


その美味しさゆえに、

ハワイの中心地であるワイキキから

70マイル離れた場所にあるハレイワまで

車に乗って食べに行きたくなるというのだ。


たいそうな話ではないですか。

ハンバーガーに113kmですよ。

仮にあなたがラーメンが好きだとして、そのためだけにそれだけの距離を

走らせるでしょうか?さすがアメリカ、大きく出ましたね。


ちなみにこの店、ハワイに3店舗あるそうですが、


なんと日本には20店舗もあるそうです!


(地元よりも日本のほうが店舗数が多いところに、

日本人のハワイへの愛が感じられます)



10年ほど前、実は僕も青山か代官山にある店舗に


入ったことがあるのですが、


そのときはオニオンリングしか食べなかったので、


ハンバーガーの実力は未だ知りません。



高校時代にモスバーガーでバイトしていた身としては

大いに期待が高まります!



どうせならいつか、


本家のハワイの店に行って、


ヤシの木でも眺めながら


思いきりハンバーガーにかぶりつきたい・・・。





そんな日を夢見ながら、今日はもう電気を消して


ハンバーガーの夢でも見ようと思います。



ハワイ経験者の方、面白い情報あったら教えて下さい!


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これまでずっと誤解して生きてきた。

なぜ国の名前が付いているんだろうと。
そしてなぜ、その国の名前が繰り返されているんだろうと。

その名前というのは・・・・・


イランイラン。


東急ハンズやロフトなどに行くと、
アロマなどが売っているいい匂いのするコーナーがあり、
たまたまそのコーナーを通り過ぎる時に
香りに誘われて男の僕も立ち止まってしまうことがある。
(けっこう居づらくはあるのだが)

立ち止まったからには、時には
「ほう、どれどれ・・・」となにやら小さい小瓶などを
手に取ってしげしげと眺めることもあるのである。


その際にまず毎回目に飛び込んでくるのが
この「イランイラン」だ。


「ジャスミン」とか「なんとかローズ」、とかは分かる。
ジャスミンはお茶にもあるし、ジャスミンライスは好物だ。
薔薇という字が書けなくてもローズが何かは知っている。


しかし、「イランイラン」とは何なのだ。
あの中東の国イランをイメージさせる香りという事なのか。
イランで昔から使われていた香料なのか(この国の歴史は実際に古い)。
しかもなぜ2回繰り返されるんだ・・・!

ずっと、気になってはいたけれど
わざわざ調べるということはせず放置していたのだが、
この『一歩、世界に近づくブログ』を書くようになって
「イランという国でひとつネタになるな・・・」とようやく調べてみた。

そして驚愕の事実を知った。
なんと、イランイランのイランは、国のイランではなかった!!

どうやら、イランイランというのは、
タガログ語で”花の中の花”という意味の、花の名前らしい。

で、タガログ語はどこで話されている言葉かというと、
イランがある中東ではなく、なんとフィリピン。東南アジアです。

そして更に、
「じゃあこのイランイランの花が最も多く収穫されるのが
フィリピンなのか~」と思ったら、それも違う。
最も収穫されるのはコモロという、
先日書いたセイシェル の近くの国。

イランで完結するかと思ってたのに、
フィリピンやらコモロやら、
なんだかすいぶんと盛りだくさんな
広いエリアの話になってしまいました。

盛りだくさんついでにもう一つ。
バリで有名なインドネシアには、
新婚夫婦のベッドの上に
イランイランの花を散らす風習があるそうな。

う~む、なにやら意味深だが、
とにかく世界中で愛されている花のようだ。

それにしても、
必要とされてるのに「要らん」とは、これいかに。
では、おあとがよろしいようで~

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