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密林と誘惑(中) からの続き・・・
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麦わら帽子をかぶった男は、おもむろに僕にこう尋ねてきた。
「明日一緒に、ベンメリア行きませんか?」
ベンメリアとは、ここアンコールワットがあるエリアからかなり離れている、
まさに密林の奥地にある、秘境のような寺院遺跡だ。
たどり着くまでにひたすら遠いだけでなく、
遺跡は原形を留めないほどに崩れて
ほぼ自然と一体化しており、怪我する可能性だってある。
しかもここのように観光地として整備されていないため、
周囲の治安も不明、そしてこれがまた重要だが、
遺跡のそばにはなんと、今だに多数の”地雷”が埋まっているという。
地雷と言えば今回の『密林と誘惑』冒頭にもある、
一回踏んだらサヨウナラの危険極まりない物体だ。
しかし、それを補って余りある魅力がベンメリアにはある…
訪れた人々は口を揃えてそう言うそうだ。
「結構ここから距離が遠いんで、
11人くらいでミニバスをチャーターして行こうと思ってて、
いま仲間探しをしてたんです。
もし興味が無かったら他の人を当たりますが…」
これはまさに、密林からの誘惑だ。
身の安全を優先して冒険の誘いを断わるか、
何が起こるか分からない未知の旅に飛び込んで
伝説の遺跡をこの目で観るか。
そして僕は後者を選んだ。
翌朝からベンメリアへの道は悪路だったが、
悪路はタイからここまでのボロバスで経験済みだ。
到着した先は、まさに秘境だった。
昨日までの整備された観光地と比べ、
ほぼ手つかずの遺跡。
こんなとこ足を踏み入れていいんだろうかというレベル。
ふと、どこからか笛の音が聞こえてくる。
皆で音のする方へ行くと、
盲目のお爺さんが、石の上に腰掛けて笛を吹いていた。
その音がこれ以上ないほど場所にマッチし、
身震いするほどだった。
(あのとき録音しておけばよかった・・・と思い出すたび後悔するほど、
悲しくて美しいメロディーだった)
お爺さんのそばには小学生くらいの少年2人がおり、
ここに来た僕らの目的を知っているのだろう、
自分たちの遊び場=ベンメリアへと誘ってくれた。
彼らの身体は小さく、古いTシャツと短パンを身につけただけで、
足もサンダル履きだったが、勝手知ったる自分の庭のように、
ピョンピョンと崩れ落ちた遺跡の中を跳ねながら
奥へ奥へと僕らを案内した。
寺院はもはや建物としての形を留めていない。
石で出来た寺院の、かつて柱や床や壁だった所が
樹木や草、砂や泥と一体化し、足を踏み外すと
石と石との真っ暗な隙間に落ちてしまうような有様だ。
いくら地元と言えど、こちらが心配になるほどの軽装で
少年が身軽にヒラヒラと進んでいくさまは、
場所が場所だけに、まるで妖精のようだった。
噂通りベンメリアには危ない場所がいくつもあったが、
まるでゲームの中の世界のようなロケーションで、
まったくその光景には唖然とするほかなかった。
こんなにすごい場所なのにメディアなどで紹介されないのは、
大勢で行くには足元が危険すぎるし、
TVカメラなどで回っても伝わりにくいからではないだろうか。
地雷注意の看板が本当にあちこちにあり冷や汗をかいたが、
メンバーの中には特に大きな怪我をした者もおらず、
大満足のうちに帰途についた。
その後、僕はタイ経由で日本に帰り、
それまでと変わらぬ学生生活を続けたが、
カンボジア旅行は想像以上にインパクトが強く素晴らしかったので、
アンコールワットを一緒に回ったタクヤさんや
バプーオンゲストハウスで会った旅人たち、
麦わらの男とは、東京でも2,3回会って、一緒に酒を飲んだ。
特にクミコさんとは妙に気が合い、
3年ほど前には彼女の結婚式にまで呼んでもらった。
そして、今週。
急に僕宛てにお中元が届いた。
僕個人にお中元なんて、たぶん生まれて初めてだ。
差出人は、例のクミコさんだった。
中身はとても美味しそうな桃で、その商品名はこうだった。
”ゆうわく”
『密林と誘惑』 完
ありがとうございました!
よろしくお願いします!
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【お詫び】『密林と誘惑』は(上)(下)の予定でしたが、勢いがついてしまい長くなったので、(上)(中)(下)と致します。このブログは”1話を気軽に数分で読める”を意識してますので・・・何とぞご了承ください!
密林と誘惑(上) からの続き・・・
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えっ、疲労困憊のこの状態から、別の宿を探せと…!?
タイのカオサン通りからボロバスに一緒に乗ってきた
タクヤさんという人と苦笑いしていると、
ゲストハウスのスタッフに、
「ここ(タケオゲストハウス)はもう一杯だから、
バプーオンゲストハウス、って宿に行け。
そこならまだ寝床があるだろうから」と言われた。
なんなんだ、この展開は。大丈夫か?
いや、寝床がある可能性があるだけ、まだマシなのか…?
さて、そこに着くと、僕らと似たような状態の日本人が集まっていた。
スキンヘッドだが優しい目をしたヒデアキさんや、
タイ文化の勉強のついでに訪れたユウキさん、
ニコニコした笑顔が印象的なクミコさん、
二枚目気どりのイケメン君(名前忘れた)など…
皆が初対面だったが、カンボジア入りし、
いよいよアンコールワットが間近に迫った興奮で盛り上がり、
ビールを飲みながら何時間も話し合っているうちに
すっかり仲良くなった。(旅人というのはスグに仲良くなります)
宿には水シャワーもあったし、
宿のおばさんが洗濯もしてくれるという。
(ちなみに、返って来た洗濯物には全て勝手にエンジ色の糸が縫い付けられていた。
これで旅行者個人個人の洗濯物を分別しているのだろう)
翌日、僕はタクヤさんと、カンボジア人の少年2人を雇った。
彼らのバイクの後ろに1人ずつ乗り、
広大なアンコールワット遺跡を一ヶ所ずつ周ってもらうのだ。
密林の中に散在する遺跡は、想像以上のものだった。
というか、訪れるまで、ちゃんと想像できていなかった。
もちろんアンコールワットの写真は何度も眺めた上で来ているが、
写真からは想像も及ばない世界だった。
コブラのような石像が設置されている橋、
恐い顔をした神々たちが綱引きをしているような石像が並ぶ参道、
王のための広大な沐浴場、巨大な観音菩薩の顔が彫られた寺院や、
何体もの象のレリーフがある壁、崩れ落ちた石柱、
樹木と融合しつつある寺院など…
観光客が集中して騒がしい遺跡もあれば、
ほとんど人がおらず自由に自分のペースで観て回れる寺院もある。
そういう静かな遺跡の片隅で、何百年も前に彫られた
女神のレリーフなどを偶然発見し、一人きりで遺跡と対峙するとき、
僕はなんとも言えない気持ちになった。
そしてちょうど、ピラミッド状の寺院に訪れた時にはもう夕方になってきていて、
上の方まで登って行くと、旅行者たちが何人も集まり、ワイワイガヤガヤと
”何か”を待っていた。
そこには、昨日、宿で知り合ったヒデアキさんもいた。
同じく、タイ文化の勉強がてらカンボジアに来ていたユウキさんもいた。
(彼は「今は皆と騒ぐ気分じゃない」と離れた場所に1人でいたが)
待っていたのは、”日の入り”だった。
そして、そこにいる皆で、ゆっくりと夕陽が落ちていくのを
声も出さずに見つめた。
それがまったく、美しいのなんの・・・。
夕陽が染め上げる空の綺麗さもさることながら、
大勢で夕陽を見つめるというのは初めてで、妙に感動してしまった。
他の人々も同じらしく、気分が昂揚し、知らない人同士なんだけど
不思議とニコニコしてしまう。
そして、その時だった。
麦わら帽子をかぶった男に、僕が声をかけられたのは。
(密林と誘惑(下)に続きます!)
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「あなたにとって、世界一、美味しい食べ物は何ですか?」
という質問をされたら、さて、あなたは何と答えますか?
「それは実家のカレーである」
「それは妻が作る味噌汁である」
というような微笑ましい人もいれば、
「銀座マキシム・ド・パリの鴨肉のローストである」
「麻布 野田岩の鰻である」
というような食通の御仁もいるだろうし、
「なんだかんだ言って最終的には卵かけご飯」
「ハッピーターンさえあれば」
というシブい回答をされる方もおられよう。
この難問、決して満場一致の解答は無いと思いますが、
だからこそ勝手に、世界一美味しい食べ物を
ランキングしてしまったものがあります。
アメリカのCNNが作った、『World's 50 best foods 』がそれ。
そしてこのランキング、みごと栄冠に輝いたのは・・・
タイ料理の「マッサマンカレー」!!
え・・・
知らないんだけど・・・
という方も多いと思います。
僕も全く知りませんでしたし、当然食べた事も無かったので、
「タイは第二の故郷!」と胸を張る
タイ好きの元ルームメイトを誘い、先日
タイ料理屋に食べに行きました。
マッサマンとは”イスラム風”という意味らしく、
チキンや大振りのじゃがいも、ココナッツ、
そしてピーナッツなどが入った甘さが印象的なカレー。
タイのカレーと言えば
グリーンカレーやレッドカレーが非常に有名ですが、
このマッサマンカレーは色で言えば緑でも赤でもなく、
オレンジ色。これはこれで美味しそう。
確かに、初めて食べたものの深みがあるような味で、
気が付けばお皿は空になっておりました。
それからは一時期あちこちの飲食店で
チラホラ見かけるようになり、あの無印良品でも
マッサマンのレトルトカレーを置くような状態に。
何故か最近はあまり見かけなくなりましたが、なんと、
今日の昼に偶然見かけて、久々に注文してみました。
すると、こう言うではないですか。
「・・・すみません、マッサマンは売り切れてしまいました」
「・・・!!(それ食べに来たのに!!)」
「・・・ですが、マッサマンカレーとグリーンカレーのハーフ&ハーフならあります」
あぁ、1人前が無いだけか。考えようによってはお得。
という訳で2種のタイカレーを食べましたが、
いやぁ、やはり、うまい。
かなり量があったご飯が足りないほどであった。
タイに行ったらきっと格安で食べられるんだろうな。
暑い国で食べるカレーは最高だ。
あぁ今、無意識にゴクリと喉を鳴らしてしまった。
ちょうど今なら日本も立派な暑い国。
明日もきっとカレー日和だろう。
よ ろ し く お 願 い し ま す !
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ネットに上がってくる情報だけが世界の姿では当然なく、
とは言え、実際に現地に足を運ぶのにも限界がある。
しかし、今、世界で何が起きているのかを知りたい…
そういう時、優れた写真がその役割を果たしてくれる時がある。
恵比寿に「東京都写真美術館」という場所があり、
そこで開催していた『世界報道写真展』に行って来ました。
ちなみに、『世界報道写真展』というのは毎年やっている催しで、
主に昨年一年間に撮影された写真を対象とする報道写真のコンテスト。
約10万点の写真の中から厳選された写真だけがここに並びます。
行くたびに、必ず何か胸に迫る作品があるので、
僕は毎年観に行っている。
(ホント、本や、映画や、ミュージカルなどとは違う、
別の何かが迫ってくる感覚があるんです)
当然、このイベントでは展示物である写真を撮影することはできず、
このブログに写真そのものを載せることは適いませんが、
先日のガウディと井上雄彦の展示会 の時同様、
現地でメモしてきた内容を共有したいと思います。
僕の普段のブログのような軽い内容ではありませんが、
世界に近づくために現実を知る、という事もあるので
あえて載せます。
これを読む事によって
「へぇ、○○って国には、そういう側面もあるのか」と思う方が
1人でもいれば嬉しいです。
※もし、間違ったことを書いていたらすみません。
お手数ですが教えて下さい。訂正致します。
* * *
・アフリカのジブチ共和国に出稼ぎに来ている労働者は、
夜になると皆、同じ方角の空に向かって、自分のケータイをかざす。
ジブチより少しでも電波状況のよい隣国ソマリアの電波を拾って、
母国(エチオピア、エリトリアなど)の家族に連絡をとるため。
※今年のグランプリの写真。これはホームページでも確認できます。
・ケニアなどの精神病患者の中には、木に繋がれたまま、
雨ざらしの状態で、日に多くて1食の食事で治療を受ける人々がいる。
これが彼らなりの治療の仕方とはいえ、なかなか信じがたい。
・アメリカのノースダコタ州に今もいるスー族の中には、生まれてから
一度も髪を切った事のない少年たちがいる。
アメリカには今も先住民族であるインディアンが住んでいる場所がある。
・ルーマニアの、ある地域に暮らす少数民族では、ジャム作りは数時間かかる
大仕事であり、昔から男の仕事と決まっている。
リアルなジャムおじさんが外の大鍋でジャムを作っている写真は牧歌的で素敵です。
・ノルウェーで盛んなクジラ漁は、昨今の捕鯨への取り締まり強化により
急激に廃れてきている。
・コンゴに棲息するボノボという動物は、チンパンジーなどと同じく
非常に人間に近い生物とされているが、驚異的なコミュニケーションの
取り方をする。
その内容は健全なこのブログでは書けません(-"-;A)
・アメリカでは、一時期に数が危ぶまれたクーガーという獣が徐々に生体数を
回復し始め、都会近くにも姿を見せるようにもなってきている。
※街のネオンをバックにクーガーがこちらを見据える写真は妙に美しい。
これもホームページで見れます。
・エジプトの若者は、肉体の完成を趣味にしている人が多い。ボディビルディングをし、
自らの身体にうっとりし、家族たちもそれを誇りにする。
※老いた母と、傍らでムキムキな身体を晒す息子が同じ写真に納まっている。
これはもはやアートです。
・モロッコに住むベルベル人の花嫁は、花婿より先に自分の顔を見られてはいけない。
顔を隠してひたすら旦那を待つ。
・戦争で爆撃を受け、左腕を失い、顔の骨が粉々になったアメリカ人は、同僚の軍人を
励ます能力を買われ、その後、コメディアンになった。今では売れっ子だそうだ。
亡くなった戦友の妹さんの悩み相談にも乗ってあげている。彼は偉大だ。
・イランでは、年に600件以上の死刑執行が行われている。
・エルサルバドルは、中米の中でも最も殺人事件の発生率が高い。
・南アフリカでは、亡くなったマンデラ氏の葬列のために多くの国民が集まり、
ほとんどの人が前に行く事すらできないほどだった。
意気消沈した若い女性のアップの写真が印象的。
・ブルガリアは、EUの中でも最貧国。さらに、シリアやアフガニスタンから難民が
流入してきて、更に大変な状況になっている。
・フィリピンで発生した台風は、かつて日本軍も多く赴いたレイテ島で猛威を振るった。
写真ではあらゆるものがなぎ倒されたさまが映し出されている。
家や車も全て吹き飛んでいる。
・バングラデシュで発生した、縫裁工場での倒壊事故。この工場では、
いわゆるファストファッションの服を縫っていた。史上最悪の産業事故と言われる。
そばにいる女性を抱きかかえながら息絶えている男性の写真だった。
安価な服を世界中が求めた代償としては、あまりにも大きすぎる。
* * *
なんだか後半は特に重い内容のものばかりになってしまいました。
展示にはスポーツものなど、明るい写真も多かったのだが、
個人的にメッセージ性を強く感じたものからメモを取っていたので・・・
スミマセン。
遠い国の実情に関して、我々が出来ることなどほとんど無いかもしれませんが、
その事実を知っているか知らないかだけでも違うと思います。
今日取り上げた国の事をいつかテレビ等であなたが目にした時、
昨日より一歩でも前のめりになってくれれば、と思います。
ご静聴ありがとうございました!
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今日は、空耳(ソラミミ)によって簡単に
覚えられるフランス語のフレーズを一つご紹介します!
習得が難しいと言われるフランス語ですが、
これで、もし少しでもこの言語に興味を持ってもらえる人がいたら嬉しいです!
さて、そのフレーズとは…
Donnez moi le gateau.
ドネ モワ レ ガトー、と発音します。
意味は、「私にお菓子ちょうだい」
なんとも可愛らしい言葉です。
で、これが何の空耳か、つまり、一瞬なんと聞こえるかというと…
…。
まぁちょっと待ってください。
その前に、
もしあなたが誰かにお菓子をもらったら、
お菓子をくれた相手になんと言いますか?
そう、お礼を言いますよね。
「どうもありがとう!」って。
そう、まさにそのフレーズなんです・・・。
今周囲に誰もいない状態でこれを読んでいる人、
ちょっと「どうもありがとう!」って言ってみて下さい。
コツは、ハキハキというよりは
モゴモゴと「ドモアリガト」みたく言うことでしょうか。
「ドネ モワ レ ガトー」に、
…なんとなく似てませんか?
まぁ別に、極端な話、似てなくってもいいんです。
これでこのフレーズを覚えたり、
親しみを感じてもらえればいいので!
しかも、フランス語の「お菓子ちょうだい」が
日本語の「どうもありがとう」に聞こえるということは、
フランス人を前にして
日本語で「どうもありがとう」と言ったら、もしかして、
ポンとお菓子をくれるかもしれませんよ!?
いやまったく、フランスでも通じちゃうなんて、
「どうもありがとう!」ってホントに便利な言葉ですね!
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あの『サグラダ・ファミリア』のアントニ・ガウディを、
あの『スラムダンク』の井上雄彦が表現するとどうなるか?
上記をテーマに、いま六本木ヒルズで展示を行っています。
今日はそれを、友人に誘われて一緒に見てきました。
写真は不可だったので、自分が興味を持った点だけメモを取りました。
僕のブログに足を運んでくれる方には
ガウディに興味を持っている方もいらっしゃると思います。
そこで、スペインに惹かれる人がもっと増えればいいなと思い、
今日はその展示で得た情報を共有致します。
あくまでもその場で僕が走り書きしたメモをベースにしているため、
誤りがあるかもしれませんがその際はご容赦下さい。
* * *
・ガウディは少年の頃から自然の形や色に惹かれ、それを積極的に
自分の作品に取り入れた。例えば、取り入れた対象は、
ハチの巣、背骨、鉱物の結晶、渦潮、高山植物、木の節、巻貝、洞窟、
海草、波、重力など、多岐に亘る。
・ちなみに上記を端的に表す言葉は下記。
「人間は創造しない。人間は発見し、その発見から出発する。」
・ガウディが大学の卒業試験として作成した大学講堂の設計図からして
仕事は緻密であり、装飾的であり、色使い(特に青色の美しさ)が印象的である。
・『サグラダ・ファミリア』の初代建築家はビリャールという人で、
ガウディの師匠のうちの1人。2代目の建築家がガウディ。
・バトリョ氏がガウディに改築を依頼した建物、
『カサ・バトリョ』の内観は海底洞窟、中庭は深海をイメージしている。
建物内のインテリアも全てガウディがデザインしている。
・『カサ・ミラ』の採光は1階まで届くように設計されている。
屋上は”月面”に例えられるような雰囲気で作られており、
壁に関しては”波”を表している。
・ガウディの代表的作品のひとつ、『グエル公園』の名前は
ガウディのパトロンだったグエル氏から付けられている。
・グエル氏の全面的なバックアップがガウディの成功を決定付けた。
・老年になってから、ガウディはグエル公園内に住むようになるが、
幼い頃からの友人ロレンソが彼を心配して毎晩顔を見に来ていた。
・その後、ガウディはサグラダ・ファミリア内の敷地内に住むようになり、
そこから教会までミサに出かける途中、列車に撥ねられた。
しかし、既に身なりに無頓着だったため、誰も彼があのガウディとは思わず、
その結果、処置が遅れ、亡くなった。
・未完成の作品として最も有名な『サグラダ・ファミリア』のうち、
まだ公開されていない最後のファサードである
”栄光のファサード”には日本語で記される箇所があり、
そこは井上雄彦の手によって施される。
* * *
展示は、ガウディの作品に関する資料がメインを占め、
それを補足するように井上雄彦氏によるガウディの
イラストや漫画が展示されていました。
井上氏のガウディを理解しようとする気持ちが良く伝わってきて、
彼ら2人の天才の事が更に気に入りました。
展示場の解説は丁寧で非常に良く分かるものでしたが、
絵画や美術品と違って、
ガウディの作品はまさに『建築』という巨大なものであり、
本物は実際に現地に行かないと
見る事も、触れる事も、中に入る事も出来ません。
だからこそ、実際に現地で目の当たりにすると
作品のもつパワーに圧倒されます。
いつか見てみたい・・・そう思っている人は
あなた自身のその感覚を誇りに思って、
死ぬまでに実際に行ってみて欲しいと思います。
建築というものの柔軟性や可能性を、とても感じられます。
幸運にも僕は過去に2回バルセロナに行って観ましたが、
またゆっくりと観に行きたいと思わせる、それがガウディの作品です。
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過去に世界一周した事はありますが、
まだハワイには一度も行ったことがありません。
しかし40年ほど前から日本人にとっての
人気の旅先ということもあり、テレビだけでなく
周囲の人々から頻繁に情報を耳にします。
そして彼らハワイ帰りの人間に共通する事、
それは一様に顔を上気させながら興奮気味に
「やっぱりハワイはイイわ!」と口にする事です。
「いや、ぶっちゃけた話、それほどでもなかったよ」
と言う人は(少なくとも僕の周囲では)皆無であり、
必ず満足を得て帰ってくる・・・
そんな場所って、考えたらあまり無いのではないだろうか?
そんなにイイのか・・・
もう、ここまで来ると正直、
僕の中では期待値がかなり上がっていて、
全てが楽しい夢の国、みたいなイメージになってしまっている。
もし実際行って「う~ん」と思っちゃったら、どうしたらいいんだ。
まぁでも、観光そのものに期待をかけるのではなく、
例えば、”食べてみたかったものを食べる”
というだけでも満足は得られそうだ。
ハワイにあるそんな食べ物のひとつに、
”70マイル(約113km)ドライブしてでも食べたいハンバーガー”
と呼ばれるものがある。
ビーフパティを溶岩プレートで焼きあげ、その場で
ひとつひとつ野菜と一緒にこだわりバンズでサンド・・・
確かにうまそうだ。
ハワイに行った事が無い僕でも、
頭の中にある南国ムードと本格ハンバーガーは
なんとなくマッチするような気がする。
そしてそのハンバーガーを出すのが、
ハレイワという街が発祥の、「クア・アイナ」という店。
その美味しさゆえに、
ハワイの中心地であるワイキキから
70マイル離れた場所にあるハレイワまで
車に乗って食べに行きたくなるというのだ。
たいそうな話ではないですか。
ハンバーガーに113kmですよ。
仮にあなたがラーメンが好きだとして、そのためだけにそれだけの距離を
走らせるでしょうか?さすがアメリカ、大きく出ましたね。
ちなみにこの店、ハワイに3店舗あるそうですが、
なんと日本には20店舗もあるそうです!
(地元よりも日本のほうが店舗数が多いところに、
日本人のハワイへの愛が感じられます)
10年ほど前、実は僕も青山か代官山にある店舗に
入ったことがあるのですが、
そのときはオニオンリングしか食べなかったので、
ハンバーガーの実力は未だ知りません。
高校時代にモスバーガーでバイトしていた身としては
大いに期待が高まります!
どうせならいつか、
本家のハワイの店に行って、
ヤシの木でも眺めながら
思いきりハンバーガーにかぶりつきたい・・・。
そんな日を夢見ながら、今日はもう電気を消して
ハンバーガーの夢でも見ようと思います。
ハワイ経験者の方、面白い情報あったら教えて下さい!
↑ハンバーガー好きはぜひお願いします!
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