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納車と楽しい時間

納車を待っている間って幸せですよね。僕は手に入れてしまうとどうしても粗を見つけてしまうので、手元にないのに僕のものになっている時間が一番幸せを感じる期間かもしれない。しかも契約後もアメイジングオートさんとは電話などで何かとやり取りがあり安心できる。

そんな時、追加で1つの作業を依頼しました。それがガラスコーティング。最初は何もしない予定でした。しかし、ショップと話している中で黒はどうしても汚れが目立つのでコーティングした方が良いと言われました。もちろん何かすればお金がかかるのですが、僕は車を綺麗に保つのが面倒に感じるので、だいたい妻に怒られます。怒られてもやる気は出ないのでそれならコーティングして高圧洗浄機でも買ってしまえば面倒が減ると考えました。

ガラスコーティングなんて自家施工でブリスをしたことがあるぐらいで、業者に頼むなんてなかったので良くわかりません。それでも撥水や親水につて丁寧に説明してくれて、金額も車購入時と同じ金額にしてさらに少しおまけしてくれたので、気持ちよく依頼しました。

僕は青空駐車でビッカビカにしたいわけではなく、メンテナンスの手間を減らしたいだけなので、迷わず親水式をオーダー。詳しい事は分からないので後はお店にお任せする事にしました。

それと古い車からグリルとスタッドレスを外しておいてもらうように依頼。今回の車はグリルがディーラオプションのビレットグリルになっているので、僕は普通の大きなメッシュタイプの方が好きです。あと、前の車についていたスタッドレスは流用可能なのでそれも依頼しました。これで冬も走れるし、気が向いたらグリルを変えてることもできます。ただこのグリルがかなりヤレているので、使う際は塗装に回さないとですが。

そんな事をしながら納車まで一か月弱を楽しく待つことができた。

そして記念すべき納車日当日。ついに僕もアメ車乗りの仲間入りです。ところがここで大きな問題発覚。なんと任意保険の会社がそ当日作業が難しいとの事でなんと納車日にドライブが出来なくなってしまった。翌日以降は対応可能と事なので、一日待てばいいだけなのですがやはり乗りたかった。

しかも、さらに問題があり、リアゲートパネルが割れていました。これは実車確認の際にお店の人とも確認した内容なので、タイミング良く割れた模様。今回は気持ちよくショップが修理対応してくれるとの事で、部品発注済みで後日作業してくれるよう手配済みとのこと。

そして完了はしていないものの、ついに僕の手元にエクスプローラーが来たのでした。今日1日は任意保険が無いので乗れないですが

 

 

 

 

車体決定と契約

数日するとアメイジングオートから連絡が。オークションに希望する車が出ているそうで、2004年式のエディバウアーはノーマルで状態は良さそうとの事。色がブラックというのが残念(個人的にはグリーンとかレッドとかせめてネイビーがよかった)だが、中古車の出会いは一期一会なので落札をお願いすることに。金額的にもこのまま上手くいけば僕の希望込々で乗り出し120万円ぐらいに落ち着きそうとの事でした。

改めて金額だけ見ると高いですが、ここで10万ぐらい値引いて今後の内容に支障がでるぐらいなら、今回はショップの言い値で買ってしっかりお付き合いして頂いた方が安上がりと僕は考えます。

月曜日に電話が来て、オークションは木曜日、初めて購入する車屋さんの車が在庫でなくオークションという事で、楽しみながら不安も抱きつつ吉報を待つことに。

そして木曜日、夜になって落札完了の連絡がくる。実車は日曜日お店に到着予定とというので、車が到着次第見に行くことで了承貰いました。しかし、オークションの車ってどこまでキャンセル可能で、どこまでお店が負担するべきなのかちょっと分かり難いと、この時改めて感じた。来た車が明らかに状態悪かったら僕の主観でキャンセルできるのだろうか?それを補うための高めの金額設定ではあるのだけれど・・・。

日曜日さっそく実車を確認しに。外装は綺麗。多少のへこみと多めの擦り傷はあるが問題はなし。この世代のエクスプローラーの持病でもあるリアゲートパネルの割れも(あくまでこの時点では・・・)なし。内装も綺麗。もちろん多少のけり傷や擦り傷はあり、レザーシートも使用感はあるものの大きな破れ(正確にはこの時点では発見できず・・・)もなく、下回りもひどい錆びは無く、唯一気になったのはフロントデフからのオイル染みですが、そこはショップとしては問題ないと言われ、即決で契約をすることに。

ただ、ここで大きなミスが、レザーシートですが運転席側の座面側面に15cmぐらいの裂けがあったのです。僕は痛恨の見逃し・・・、妻は気付いていたもののそういうものかと思い声に出さず、契約後に交渉してみましたがこの傷は修正して貰えず。こちらのミスですがショック。

でもそれ以外は文句なく、ここは敢えて値段交渉もせずに決めました。さぁ吉と出る凶と出るか。

 

 

 

 

購入決定と詳細

前回、購入決意への道のりで触れたとおり、突如として降って湧いたエクスプローラーの入手から、エクスプローラーの購入を決意したものの、当初エクスプローラーは全く考えていなかった。

フォードというと僕はT型とマスタングが思い浮かぶ。エクスプローラーも知ってはいるが、SUVというとタホやユーコンのようなフルサイズ(それでもショート)のイメージが強い。エスカレードやナビゲーターはSUVを道具と考えると方向性が大きく違う。想はサバーバンだけど、さすがに大きすぎて持て余すはずなのでそこまでは行けない。

そんな思いとは裏腹に思いがけず乗ったエクスプローラーXLT(GH-1FMEU74)はアメリカで売れるだけある素直な乗り味の使いやすい車。しかも右ハンドル。日本なら何かと右ハンドルの方が運転しやすいのは事実で、そういった事よりも今後、アメ車の右ハンドルってなんだか半端でいいと、僕のような天邪鬼は考えてしまう。欧州車なら右ハンドルで問題ないけど、アメ車はやはり左ハンドルがいいんじゃないかと。そこをあえての右ハンドル。ディーラーが撤退したからこそ、そこにあるストーリーがあって僕は好き。昔からアメ車の中では人気車だけど、現行と1代目以外はそんなに見かけないのも好感が持てるポイント。

そんな理由からエクスプローラーエディバウアーの3代目前期右ハンドル(GH-1FMWU74)を八王子のアメイジングオートさんへオーダーする事にした。

値段だけで考えれば既に店頭に在庫しているお店を探した方が安いけれど、趣味性が強く信頼が重要になる輸入車の購入に関しては値段では決めないと思っていて、車体、ナビ、フリップダウンモニター、ETC、ドラレコ付けて乗り出しで150万円以内という条件でお願いする。わかっていたことだけどその金額なら十分との事でした。もちろん十分な金額である事は自分でも理解していますが、それぐらいの方が後々の交渉もしやすくなると思っている。

※この記事の最後にもエクスプローラーの広告を載せていますが、同モデルと考えると僕が設定した金額の高さがご理解いただけると思います。とはいえ車で150万円ってやすいけれど。

ここで簡単ですが3代目前期エクスプローラー エディバウアーのスペックです。

基本情報
ドア数 5ドア
乗員定員 7名
型式 GH-1FMWU74
全長×全幅×全高 4825×1880×1805mm
ホイールベース 2890mm
トレッド前/後 1545/1555mm
室内長×室内幅×室内高 2565×1495×1180mm
車両重量 2170kg
エンジン・燃料系
エンジン型式 V2
最高出力 242ps(178kW)/4750rpm
最大トルク 39.0kg・m(382N・m)/4000rpm
種類 水冷V型8気筒SOHC
総排気量 4600cc
内径×行程 90.2mm×90.0mm
圧縮比 9.4
過給機 なし
燃料供給装置 電子制御フュエルインジェクション
燃料タンク容量 85リットル
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
足回り系
ステアリング形式 パワーアシスト付きラック&ピニオン
サスペンション形式(前) ショート&ロングアーム
サスペンション形式(後) ショート&ロングアーム
ブレーキ形式(前) ベンチレーテッドディスク
ブレーキ形式(後) ディスク
タイヤサイズ(前) 245/65R17
タイヤサイズ(後) 245/65R17
最小回転半径 5.8m
駆動系
駆動方式 フルタイム4WD
トランスミッション 5AT
LSD 標準
変速比 第1速 3.22
第2速 2.32
第3速 1.54
第4速 1
第5速 0.71
後退 3.07
最終減速比 3.73
環境仕様
10モード/10・15モード燃費 6.0km/リットル

 

スペックを見るとこの車が運転しやすいと言われる理由がよくわかります。ボディサイズは4825×1880×1805mmとコンパクトで、エルグランド辺りと同じと考えても良い。最小回転半径も同等レベル。そのうえスクエアデザインなので見切りよく、この辺りはフルサイズSUVとは明らかにサイズは小さく作られているため運転がしやすいという評価になる。車幅に関しては多少広いので気を遣う場面はあるのだろうが、この頃のモデルはまだ1900mmにすら届いない。

車重は2170kgとヘビー級だが、V8/4600ccから発生する最大出力242ps、最大トルク382N-mというパワーユニットはこの車体を確実に動かしてくれるはず。

そう考えると、2004年当初、燃費も10・15モード燃費で6.0km/Lなのになぜこの車が日本で売れなかったのか不思議にすら感じられる。