心のふるさと・高雄散歩~2 | 台湾暮らし〜台湾・旅・レトロ

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台湾が好きすぎて、台湾在住・小さな会社を作りました。中国語教室とシェアハウスを経営しています。興味のある人はそれぞれ「フレンドシップ・ランゲージ」「シェアハウス101・台北忠孝復興」で検索してくださいね(^^)/

9月24日。

台湾南部を旅するなら一度は訪れて欲しい場所、それが竹田駅です。ここは、日本統治時代の駅舎が残されているだけでなく、「アジア最南端の日本語図書館」があることでも有名なんです。

高雄にもレトロはありましたが、こちらも負けていません。ぱっと見は日本の田舎です。


今は鉄道も高架になり、駅舎も味気ないコンクリート造りになってしまいましたが、そこは古いもの「も」大切にする台湾。旧駅舎もきちんと保存して、今では立派な観光資源です。

これらも戦前の遺構。左は古井戸で、右はトイレ?と思ったら、なんとこれは駅員のためのお風呂😱

そうか、戦前は多くの鉄道駅に職員が寝泊まりしていましたね。


そんな旧き良き竹田にもゆるキャラの嵐はやってきていました(^^;)

そのうち、I 💓竹田のTシャツができるかも?!


駅舎内部。時の流れを忘れそうです。旧事務室は、現在、観光案内所兼お土産コーナーになっています。


そして、台湾好きの日本人の中で竹田の名を有名にしたのが、こちら「池上一郎博士文庫」です。

池上文庫のことは、1月の「文庫開設15周年記念式典」の際にも書きましたが、日本統治時代にこの地に尽力した池上一郎博士の功績をたたえて建設されたものです。


「アジア最南端」の札が掲げられていますね。ちなみに、この文庫は地元の有志によって運営されており、午前中のみの開館です。この日は午後に竹田に着いたので、すでに閉まっていました。


この後、いつも大変お世話になっている邱幹國さんのお宅にアポなしでお邪魔しました。

実は、邱さんの電話番号やLINEアドレスは、前回1月に訪れたときに聞いていたのですが、その後マイ・スマホが完全死去(泣)。邱さんのデータも消えてしまったのです。以前手紙を書き、近いうちに行きます、とまでは知らせたものの、うまく連絡が取れず、思い切って来てしまいました。

幸い、邱さんは奥様と一緒に自宅にいらして、8ヶ月ぶりの突然の訪問を歓迎してくださいました。ごめんなさい、邱さん。どうせならもっと早くおうかがいすべきでした(^^;)

そして、今晩は泊まっていけとの温かいお言葉。ありがたくご厚意に甘えさせていただきました。

邱さんは客家人。いつもご近所のお宅に連れていっていただけるのですが、もともと竹田の近辺は客家人の比率が高い地域。地元の皆さんの会話は、台湾語とも違った響きで、完全に「聽不懂(ティンブドン:全然聞き取れない)」の世界。ああ、南部に来たなあ、と実感するひとときです。

そして夜になり、隣町の潮州まで車で連れていってもらい、おいしいローカル料理をたんまり食べました。










邱さんは、もうお年を召されているので、あまりたくさん食べません。ということは…?僕が3分の2以上を食べました。いやあ、粉モン連射攻撃はすごかったですよ!一品一品とてもおいしかったんですけどね(^^;)

これで、二人で1000円しません!!!台湾の田舎は、パワー無限大ですね~(*^_^*)


この店は、ご主人がすべての粉モンを焼いており、とにかくご主人が大変!なので、混雑時間帯は、かなり待たされることを覚悟してください(^^;)


このあたりは交通が不便なので、車かバイクが必須になりますが、それでも、離島以外の台湾でのんびりするなら、屏東はかなりおすすめです。

明日は高雄に戻る予定。田舎の夜は早いので、帰ったらすぐに寝ることにしましょう(^_^)ノ