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31日目:ポーランド オシフィエンチム(アウシュビッツ)


地球日記-オシフィエンチム(アウシュヴィッツ)


グタンスクからの寝台列車は6時にクラクフ駅に到着した。
シーツも何も無いポーランド国鉄の寝台列車はお世辞にも快適とは言えなかった。


そのままオシフェンチム行きの列車のチケットを買い、列車に乗った。
オシフェンチムはドイツ語でアウシュヴィッツ。

オシフェンチム駅でパリから来たという日本人男性に会い、二人で収容所まで歩いて向かった。

20分程歩くと、強制収用所へ着いた。


アウシュヴィッツ強制収用所はテレビでも何度も取り上げられているし、何があるかは知っているつもりだった。
ただし、実際にその場所に立つと、それらの前情報を無にする圧倒的な圧迫感がある。


正直その生生しさに何も考えられなくなる。
遺品や写真、その数はどれも膨大である。
目の前に文字通り山と積まれた遺品、それらの所有者は全員殺されたのである。

死体の代わりに見せつけられるその人間のパーツの一部。
悲しいとか暗いとか、重いとかを越えた圧迫感を感じる。


朝早くから訪れたからであろうか、人は殆どおらず、静かな収容所が恐怖感を掻き立てた。
たまたま日本人二人で行ったので気がまぎれたが、一人で行っていたらどうだったのであろうか。



アウシュヴィッツ強制収用所から少し離れたビルケナウ強制収用所にも昼過ぎに行ってみた。
こちらはさらに広く、まるで工場の様だ。もの凄い広さだ。
ドイツ軍が終戦間際に破壊しようとしたのだろうが、宿舎やトイレのあとがまだ残っいる。


一角の広場でユダヤ人達が黙祷や祈りを捧げていた。


アウシュビッツ強制収用所は世界遺産になっている。
こんなにも悲しい遺産は世界中に無いだろう。

そしてこの負のインパクト。
これを感じられなくなった時、再び人間は繰り返すのだろう。


地球日記-ユダヤ人の靴

地球日記-ビルケナウ強制収用所を訪れたユダヤ人


『使用金額』:105.2ズウォティ+1ユーロ

クラクフ~オスフィエンチム電車代×2(18) パン(0.8) トイレ(0.5) 手荷物預代(2) 水(2.5)

チョコレート(2.8) YH代×2(45.6) 夕食(33) チップ(1)