本日6月1日は、「電波の日」。
昭和25年(1950年)6月1日に、「電波法、放送法及び電波監理委員会設置法」が施行され、それまで政府に限られていた電波の利用が、広く国民に開放された。
これを記念して6月1日が「電波の日」に定められ、今年で72回目を迎える。
わたすが、小金井市の郵政省通信総合研究所に在籍していた、1994頃は、Communications Reserch Laboratory 略称CRLと呼ばれていた。
(在籍中に予算が確保でき、新築工事が始まった)
今は、組織改編で総務省の管轄となり、国立研究開発法人 情報通信研究機構National Institute of Information and Communications Technology 略称NiCTと呼ばれている。
(日本の標準時と、電波時計の時間を発信しているのもこの施設)
ヘルツが今のテレビ業界を見たら、お笑いやバラエティを見て、がっかりするだろうな。
「通信と放送の融合」も、お騒がせYoutuberがテレビ番組を席巻するとは。。。哀れだ。
【経緯】
マイケル・ファラデー(英1971~1791)が、直流電流を流した電気伝導体の周囲の磁場を研究し、物理学における電磁場の基礎理論を確立。
つづく、マクスウェル(英1831~1879)が1864年、ファラデーの理論をもとに独自のファラデー方程式を導いて古典電磁気学を確立。
ヘルツ(独1857~1894)が1888年、マクスウェルの理論を実験で確かめ、電波が本当に存在すること、光と同じく反射、屈折する性質があることをつきとめた。