e5000さんのブログ -7ページ目
暮れなずむ
地平線の向こうに
もうひとつの世界が
広がっていて
そこには
争いや
あらゆる
妬みや
無意味な
破壊などないとしたら
私は
愛する人を
そこまで 送り届けたい
いま
この世の希望は失せ
大きな絶望だけが
深い 闇を連れてくる
私は 祈る
自分以外の
誰かのために
私は 祈る
心をかける
すべてのものに
やがて 祈りは
静かに 灯りを ともし
暗黒の闇にも
ひとすじの光を放つ
それは ちいさな
希望の灯り
未来への 道しるべ
ならば
けして見失わないよう
愛する人を
抱きしめて
たどろう
心からの
祈りとともに
冷たい雨でもいい
きわめて 悪天候だけど
どっちにしろ
運命は 変わらない
12月24日
街は 浮き足立つばかり
きらめくツリーを
見上げては
ため息 ひとつ
あなたを 許せない
小さな自分に
もう 充分
嫌気がさして
伸ばしていた 髪に
バッサリ はさみを
入れてみた
けれど
変わったのは
髪型ばかりで
何ひとつ 救われない
何ひとつ…
神様 もし
プレゼントをくれるなら
時間を 巻き戻せる
時計を ひとつ
あの日に 戻り
いまなら素直に
行かないでって
声の限り 叫びたい
薄ら笑いのつけは
こんなにも 寂しく
意味もない
プライドの結末は
こんなにも 哀しい
降りしきる
冷たい雨 雨 雨に
涙を
隠してもらおうか
ほら 滲んだ
クリスマス ツリーが
頬を つたい落ちていく
こんな
きれいな夕暮れは
誰のため?
あの頃
若さは 痛いほど
残酷で
この世で
かけがえのない
一番 大切な人を
一番 遠ざけていた
そんなことに
気づきもせず
君が いる
あたりまえの毎日
そして時には
君をうとましがった
「ミスチルのエソラが
一番好きな曲なの 」
iPodのイヤホンを
片方ずつ 分けて
何回も
フルボリュームで
聞いたね
すこしだけ
はにかんだ笑顔
夕陽に照らされ
輝いてた
何も変わらない
変わるはずもない
そう 思ってた
君が
あの夕陽の彼方に
逝ってしまうなんて
あの頃の 僕に
どんなふうに
想像できただろうか

