冷たい雨でもいい
きわめて 悪天候だけど
どっちにしろ
運命は 変わらない
12月24日
街は 浮き足立つばかり
きらめくツリーを
見上げては
ため息 ひとつ
あなたを 許せない
小さな自分に
もう 充分
嫌気がさして
伸ばしていた 髪に
バッサリ はさみを
入れてみた
けれど
変わったのは
髪型ばかりで
何ひとつ 救われない
何ひとつ…
神様 もし
プレゼントをくれるなら
時間を 巻き戻せる
時計を ひとつ
あの日に 戻り
いまなら素直に
行かないでって
声の限り 叫びたい
薄ら笑いのつけは
こんなにも 寂しく
意味もない
プライドの結末は
こんなにも 哀しい
降りしきる
冷たい雨 雨 雨に
涙を
隠してもらおうか
ほら 滲んだ
クリスマス ツリーが
頬を つたい落ちていく
