ヘイデンのブログ -2ページ目

ヘイデンのブログ

日々の出来事をフィギュアで再現したり、figmaやフィギュアーツ、その他1/12のフィギュアを使ってオリジナルストーリーを投稿してます。

「キーンコーンカーンコーン」
チャイムがなる。

コウヘイ「うーん、終わった~」

レナ「じゃあ行きましょうか」

コウヘイ「はぁ」
ため息をつく

レナ「少し寄り道しても良いですか」

コウヘイ「あ、良いけどどこ行くの?」

レナ「買い物ですよ」




野菜屋「おう、レナちゃん大根安いよ🎵」

レナ「後で行きます🎵」

肉屋「レナちゃん❗牛肉安いわよ~見ていって~」

レナ「はーい❗」

コウヘイ「レナすげーな」

レナ「いえいえ👐ただ常連ってだけですよ🎵」

魚屋「らっしゃい‼️おっ❗レナちゃんもしかしてそっちの彼は・・・」

レナ「彼は、同じ部員の天城薫平さんです」

コウヘイ「よ、よろしくお願いいたします」

魚屋「よろしくな❗ヨシ❗持ってけ泥棒‼」
鯛を持ち上げる

魚屋嫁「あんた❗どうするの・・・」

魚屋「いや、その・・・」


その時・・・

物凄い速さで魚を取る影が



魚屋「またか‼待て‼」
影を追いかける。

レナ「今のって・・・」

魚屋嫁「ええここ最近多くて困っているのよ・・・」

魚屋「待て・・・はぁ・・・はぁ・・・」

猫「ニャー」
影の正体猫が逃げて行く・・・

レナ「もし、よろしければ、その猫捕まえましょうか?」

魚屋嫁「えっ❗本当かい」

レナ「はい、いつも色々お世話になってますし」

魚屋嫁「大丈夫かい?

レナ「はい、できる限りやって見ます🎵」

魚屋嫁「じゃあ頼もうかね🎵」

魚屋「よーし、前賃だ❗持ってけ泥棒」
鯛を渡す。

野菜屋「これも持ってけ❗」

肉屋「これも」

色々なお店の方から色々貰う
レナ「私そんなつもりじゃ・・・ないので・・・」

魚屋「良いのよ貰っておきなさい🎵気持ち何だから🎵」

レナ「ありがとうございます🎵」

コウヘイ「お、おい、大丈夫なのかよ・・・」
耳打ちする。

レナ「こうなってしまった以上・・・何とかやるしかないですね❗」


次の日

レナ「こんにちは」
コウヘイと二人で魚屋を訪ねる。

魚屋「よう!レナちゃんどうしたんだい🎵



レナ「お願い事がありまして・・・」



数時間




魚に目をつける黒い存在


魚を奪う黒い存在

魚屋「あ、くそ~」

魚屋嫁「大丈夫、レナちゃんを信じましょう」


黒い影は、家の屋根や人が通れなそうな道を器用に進み、廃家にたどり着く

黒い影「ニャー」

小さい猫2匹が現れ、食事を持って行く。

???「ニャ、ニャニャー」
吹き飛ばされる。

ブレイブ「辞めろ❗仲間じゃないのか❗」


警戒する猫2匹
奥からボス猫らしき猫が現れる。





ブレイブ「お、お前・・・」
ボス猫を見て、何かを悟るブレイブ。



会社内


レナ「ここは上と下別れて探しましょうか?」

コウヘイ「えっ、何で別れるんだよ❗もし、遭遇したらどうすれば良いんだよ‼️」

レナ「その時は、ブレイブが助けてくれますよ🎵何かあればかけつけますので・・・」
その場を去るレナ

コウヘイ(こいつで大丈夫かな・・・)
どや顔で構えるブレイブを見て思う。

数十分後

ワンフロアずつ、確認して行くコウヘイとブレイブ。

コウヘイ「ここも居ないな」
落ち着いて次に行こうとしたところ

ブレイブ「うわっ‼️」
コウヘイの後ろから驚かす。

コウヘイ「う、うわっ~
後ろを振り向かず走るコウヘイ。


ブレイブ「お、おい冗談だよ~」

コウヘイ「はぁ、はぁ、はぁ」
息を切らしていると人の気配を感じて顔をあげると・・・







女妖怪「私ってキレイ?」

コウヘイ「で、出たー‼️」

ブレイブは大型の姿に変え、女妖怪に飛び乗る。

ブレイブ「コウヘイ❗緊箍児の力を解放するんだ❗」

コウヘイ「な、何だよそれ❗」

ブレイブ「緊箍児には真の力が隠されている。今までの修業を思い出せ❗」

コウヘイ「修業って、座禅しかしてないじゃん」

ブレイブ「そう座禅だ❗座禅をここでやるんだ❗」

コウヘイ「座禅をここで❗」

ブレイブ「あぁ、そして緊箍児に願うんだ力を貸して欲しいと」

コウヘイは、言われた通り立ちながら座禅を始める。

「お前の相手は、今戦う為の準備中だ・・・もう少し待っておけ❗」
女妖怪を押さえているブレイブだが吹き飛ばされる。

すぐに体勢を立て直し、女妖怪に立ち向かうブレイブ。









コウヘイの目の前には、緊箍児が浮いている。

浮いている緊箍児に触れる。


触れた緊箍児は、光だし・・・


女妖怪に吹き飛ばされるブレイブ。

そこに





ディバインブレードを取り出し


襲いかかってくる女妖怪をすれ違い様に切る。

女妖怪「ギャー」
悲鳴をあげる。

すかさず飛びながら切りをし




止めをさす

女妖怪「ギャアーーーーーー」
消滅する。

ブレイブ「やったな🎵」

コウヘイ「あぁ・・・」
自分の力に驚く。

レナ「緊箍児の力解放出来た見たいですね


次の日


萩原「ありがとうございました」

レナ「何かご入り用の際は、どうぞ」

立ち去る萩原

レナ「コウヘイさん、修業を始めましょうか」

コウヘイ「えっ、修業は終わったんじゃ・・・」

レナ「何言っているんですか❗緊箍児の力を解放するのに時間かかっていると聞きましたよ」

コウヘイ「そ、それは・・・」

レナ「すぐに解放出来るまでは、続けますので🎵」

コウヘイ「そ、そんな・・・」



次の日

チュンチュン

コウヘイ「ふぁ~」
アクビをする。

レナ「おはようございます🎵コウヘイさん」

コウヘイ「おはようっ❗・・・」

コウヘイ「今なんて」

レナ「おはようございます。コウヘイさん」



コウヘイ「コウヘイさんって」

レナ「だって同じ部の仲間ですから🎵名前で呼んでも言いかと思いますが?

レナ「ダメですか?」

コウヘイ「べ、別にダメじゃないけど・・・」
少し照れる😳

八神「て、天城‼いつの間にレナちゃんと・・・」

コウヘイ「いや、お前が思ってる事は何もないから」

八神「天誅‼」

コウヘイ「ひ、ひぇ~」


昼休み

レナ「どうぞ❗」

コウヘイ「失礼しまーす」
部室に入る。

レナ「ようこそ、便利部へ」

コウヘイ「所で便利部って何をやるんだ?」

「猫探しから世界の平和を守る何でも屋さ🎵」

コウヘイ「い、今変な声が聞こえたんだが」

「変な声って何だ‼」




コウヘイ「ぬ、ぬいぐるみが喋ったら‼️」

「ぬいぐるみな訳あるか‼」
コウヘイの頭にツッコミを入れる。

レナ「ブレイブやめてあげて下さい。彼は貴方を見るのは初めて何ですから・・・」

「ふん、まぁ仕方ないか」

コウヘイ「何だよこのぬいぐる・・」
その瞬間ブレイブの足蹴りツッコミを受ける。

コウヘイ「痛った~、何すんだよ」

「オリは、ぬいぐるみじゃない‼️使い魔だ❗」

レナ「私の使い魔のブレイブです」

ブレイブ「フン」
どや顔する。

コウヘイ「変わった使い魔だな~」
この一言がブレイブの堪忍袋の緒が切れ、コウヘイの頭にツッコミを入れる。

コウヘイ「何するんだ❗」

ブレイブ「オリをバカにしたろ‼」

ムー‼
にらみ会う二人

レナ「二人ともいい加減にして下さい‼️いい加減にしないと・・・」
呪文を唱える。

コウヘイ「い、タタタ、痛い
頭を押さえる。

レナ「わかってくれました?」

コウヘイ「分かった、分かったよな🎵」

ブレイブ「お、おう‼」

レナ「良かったです🎵コウヘイさん、こちらで座禅を組んで貰えます。まずは座って頂いて・・・」
座禅の仕方を説明するレナ





コウヘイ「で、どうすれば良いんだ?」

レナ「眼を半分にして、ゆっくり深呼吸して下さい。」

コウヘイ「お、おう」
言われた深呼吸を行う。

コウヘイ「げっほ、げっほ・・・」
息を吸いすぎて、咳をはく

レナ「息を吸いすぎです。無理をしないでやって下さい」

コウヘイ「お、おう・・・」


コウヘイ(この座禅何の意味が・・・)



バシン‼
コウヘイの肩に何か凄い衝撃が走る。


コウヘイ「痛ったあ‼何をするんだよ‼」



レナ「集中してませんね❗」


コウヘイ「口で言ってくれれば良いじゃないか❗」

レナ「敬策で打つのは、偉い菩薩様の励ましの意味がある、由緒あるもの何ですよ🎵」

コウヘイ「よく分かんないけど、痛いものは痛いんだけど・・・




それから数日


さらに数週間が立ち




ブレイブ「始めに比べれば大分マシになったな🎵」

レナ「えぇ・・・」

「トントン」

レナ「どうぞ」

女子生徒「失礼します。こちらどんな依頼でも受けてくれると言うんで来たんですが・・・」

レナ「はいどんな依頼でも受けますよ🎵どんなご依頼でしょうか?」

女子生徒「実は・・・」


そして数日後




コウヘイ「何だ、このユニフォームは」

レナ「私が作成したのですが、いかがですか」

コウヘイ「少し恥ずかしいかな」

レナ「私は似合っていると思いますが・・・、結構機能性を重視したユニフォーム何ですよ🎵」

コウヘイ「へぇ~」

ブレイブ「それより依頼はどうなんだ❗」



レナ「依頼主は、4組の萩原さん、内容は、お父様の会社に出る妖怪退治です」

萩原父親「お待ちしておりました。本当にいるんでしょうか?」

レナ「入ると思います。ここからでも少しですが気配を感じますので・・・」




コウヘイ「な、何だコイツは・・・」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」





少しの沈黙の後






謎の生物「アァ・・・・」


謎の生物はコウヘイの所に向かって来た。

コウヘイ「うわ~」
全力で逃げる。



謎の生物から逃げ切ったコウヘイは、教室の角に隠れる。

コウヘイ「はぁ、はぁ・・・何なんだよ、アイツは」

休む隙を与えず、コウヘイを見つける。

コウヘイ「う、うわっ~」

全力で逃げるコウヘイ。

「はぁはぁはぁはぁはぁはぁ・・・」
全力で逃げていた為、息が切れ

コウヘイ「うわっ」
転倒する。

すぐ振り向くと謎の生物は、コウヘイに向かって飛び乗ってきた。

コウヘイ「離なれろ」

謎の生物「ぎゃあ」

コウヘイの背中で暴れる謎の生物

コウヘイ「このー、離れろ、離れろ‼️

何とか払い避けようと壁に背中をぶつける。

謎の生物「ギャア‼」

コウヘイの背中から離れ、床に落ちる謎の生物


少し離れるコウヘイだが恐怖のあまり、尻餅をついてしまう。


謎の生物は、体勢を立て直しコウヘイに近づく。

謎の生物「テケ・・・テケ・・・」
音が鳴る。



コウヘイ「はぁはぁ、来るな」


謎の生物「ハァ、ハァ・・・、ギャア‼️」


コウヘイに襲いかかる謎の生物


手で顔をふさぐコウヘイ。


その瞬間物凄い光が放たれ・・・


ふさいでいた手をどかすと
謎の生物は怯えており

大丈夫ですか」


コウヘイ「橘‼」

コウヘイ「アイツどうしたんだ?」

レナ「強力な光を放ちました。これでしばらくは動けないはずです」

動かず、その場で震える謎の生物

レナ「本来ならこんな時間には出てくるはず無いんですが・・・どうやら、ディバイドブレードの気配を感じて、やって来た見たいですね」

コウヘイ「どうゆう事だよ、あの剣は昨日置いてきたはずじゃ」

レナ「剣を頭で浮かべて手に力を入れて見て下さい」

コウヘイは目をつぶり言われた通りにする。

ビュン

目を開けると


チャリン
ディバイドブレードが落ちる。

コウヘイ「な、何で・・・」


レナ「昨日話したじゃないですか~、ディバインブレードは、一度宿主を決めたら主が亡くなる迄離れないと


コウヘイ「そんな~、どうすれば・・・」


レナ「手段は、2つ❗
1つ私の部に入部して、修業をつむ。
2つこのままテケテケに襲われて消える。
どうしますか?」

コウヘイ「うっ・・・それってあるようで無くないか・・・」

レナ「まぁ、それは考え方次第ではないですか🎵」

謎の生物は、少しずつ視力を取り戻し始め、震えが止まる。

レナ「あら、どうやら視力が戻って来た見たいですね」

コウヘイ「お、おい・・・」

レナ「どうしますか?」

首を振り、動く準備をする謎の生物

コウヘイ「う・・

コウヘイと目が合い

謎の生物「ギャァァ・・・・」


コウヘイ「お、おい・・・」

襲いかかる謎の生物

コウヘイ「わ、分かった❗入部するから助けてくれ‼️」

レナ「了解しました❗契約成立ですね‼️」

コウヘイの前に立ち‼




レナ「地獄に行きなさい‼️」


謎の生物「ギャ、ギャア・・・・・・・・・・」

うなりを上げながら消滅する謎の生物

コウヘイ「き、消えたのか・・・」

レナ「はい❗完全に消滅しました」

コウヘイ「そ、そうか・・・・」
ほっとする。

レナ「良かったですね🎵あの妖怪はテケテケと言う妖怪で、失ってしまった足を探している妖怪です」

レナ「あのままだったら、天城さん足取られてたかも知れませんね🎵」

コウヘイ「ま、マジか・・・」
鳥肌がたつ

レナ「天城さんちょっと良いですか」

コウヘイ「えっ❗」


コウヘイ「な、何をしたんだよ」

レナ「たいした事は、してないですよ🎵」

コウヘイ「これなんだよ‼️」
額を触り、怒る。

レナ「緊箍児です」

コウヘイ「緊箍児❓」

レナ「西遊記の孫悟空が着けてる金の輪っかありますよね。あれです🎵」

コウヘイ「あ、あれって確か、呪文か何かを唱えると頭痛がするって奴じゃ・・・」

レナ「そうです❗」

コウヘイ「そうですって・・・外せ‼️」

レナ「ダメです。天城さん、先程部に入るの了承したのもあの場を乗り切る方便だった可能性もありますしね・・・」

コウヘイ「ギクッ」

レナ「いつ辞めるとも言いかねませんし・・・この緊箍児は、天城さんが真に強くなった時に外れます

コウヘイ「それっていつだよ」

レナ「天城さん次第ですね」

コウヘイ「外せ‼️」
頭の緊箍児を外そうとする。

すると頭の緊箍児が機能し

コウヘイ「い、いたた・・・痛いーー

レナ「外そうとかよからぬ事を考えたりしても発動しますので気をつけて下さい🎵

コウヘイ「って、早く言えよ‼️」





別の世界





謎の男「ディバイドブレードは、魔女の手に渡ったか・・・」


謎の男「魔女よ、お前は気付いていないだろうな・・・」


謎の男「私の計画が始まったって事に・・・・」














コウヘイ「ふぁ~」
アクビをする。

八神「天城、お、はよう」


コウヘイ「おはよ、くっつくな」
肩を避ける。

八神「眠そうだな~」

コウヘイ「まぁー色々あってな」

レナ「おはようございます🎵」

八神「レ~ナ~ちゃん、おはよー」



コウヘイ「お、おはよう」

レナ「どうしたんですか」

八神「レナちゃんに話しかけられて上がってンな✨」

コウヘイ「ち、違うし」

八神「またまた~横倉総合学園きっての天才美少女に声をかけて貰えるなんて、素晴らしい事だぜ~

コウヘイ「はぁー」

レナ「そんな事ありませんよ、美女だなんて・・・😳

レナ「天城さんと八神さんっていつも一緒にいますね。昔からの知り合い何ですか?」

八神「おう❗小学校の時から馴染みだ❗」

レナ「そうなんですか❗」

八神「こう見えてコイツ昔はヤンチャだったんだぜ🎵今はネクラだけど」

コウヘイ「うるせー」



女子生徒「レナ様🎵」

女子生徒「おはようございます✨」

レナ「おはようございます」

女子生徒「キャー」

女子生徒「レナ様何ですか、このゲスな人達は」

八神「ゲス‼聞き捨てならんぞ❗」

にらみ会う二人

女子生徒「あんた達なんてレナ様と比べたらゲスよ」

八神「お前だって、レナちゃんと比べたら、ゲスのゲスのゲーだ❗」

女子生徒「何ですってー‼️」

にらみあう二人

コウヘイ「八神・・・」
レナ「河村さん」
輪に入って止める。

レナ「私がお姫様な訳ないじゃあないですか~、私がお姫様なら皆さんだってお姫様です。」

女子生徒達「えっ❗」

レナ「だって女性はみんなお姫様なんですから🎵」



女子生徒「キャー( ☆∀☆)、レナ様流石です」

コウヘイ「ははぁ・・・、キザなセリフ」

女子生徒「うん❗」
睨む一同

コウヘイ「いや、みんなお姫様、お姫様、あっ❗チャイムだ❗」

先生「お~い、皆座れ~、出欠を取るぞ~」



先生「出欠は以上・・・、今日江口が風邪を引いて休んでいるので誰か変わりに委員会に出て貰いたい」

先生「誰か出てくれる者はいるか」

シーン

先生「よし、それじゃ・・・」

出席簿を見ながら

先生「天城、やってくれ」

コウヘイ「えっ‼️ちょっ、何で」

先生「よろしくな🎵これで朝礼を終了する」

一堂「ありがとうございました」

コウヘイ(えっ・・・・)

レナを見ながら

コウヘイ(気まずいよ・・・)

レナ「よろしくお願いいたします。聞いているだけで結構ですので🎵

コウヘイ「よ、よろしく😅」


放課後



コウヘイ「う~ん、終わった❗」
伸びをする。

レナ「行きましょうか」

コウヘイ「お、おう・・・」

会議室

ドアを開け
レナ「失礼します」

コウヘイ「失礼します~」




女子生徒「あ、お疲れ様。橘さん早いわね。あれ、そちら」

レナ「江口さんがお休みなので、代理でお願いしました天城さんです」

コウヘイ「ど、どうもお願いします」
会釈する。

女子生徒「わかりました。よろしくね🎵」

テーブルの上に置いている書類が目に入り
レナ「私も手伝いましょうか」

女子生徒「えっ❗でも・・・」

レナ「構いませんよ🎵書類をテーブルに置けばいいんでしょうか」

女子生徒「そう。お願いしてもいいかしら」

レナ「はい🎵」

女子生徒「ありがとう🎵お願いします」
他の作業をやりに行く。

レナ「天城さんも手伝って貰ってよろしいですか」

コウヘイ「あ、あぁ・・・」
書類を取り、机に置く。


数時間後


コウヘイ「う~ん、終わった🎵」
伸びをする。

レナ「今日はありがとうございました🎵」

コウヘイ「いえいえ」

女子生徒「橘さ~ん」

レナ「はい❗じゃあ天城さんお疲れ様でした」

コウヘイ「お疲れ様」

レナは、女子生徒の方に向かって行った。

会議室を出て、下駄箱に向かって歩く。





会議室を出て行った生徒達も居なくなり一人になるコウヘイ。



ピタピタ






何か気配を感じたが気のせいだと後ろを振り返らないコウヘイ。







ピタピタ






やはり何か気配を感じ、後ろを見るコウヘイ。



そこにいたのは



「アァ・・・」




コウヘイ「橘、何で」

レナ「話は後です。天城さんは、ここを動かないで下さい」

体勢を立て直し、何発と同時に糸を放つクモ



クモの糸を避け、地面についたレナの下に魔法陣が光る🔯

一斉に糸を吐くクモ

コウヘイ「橘‼」

糸は、レナ周辺の魔法陣から出る壁に無効化される。

レナ「終わりです」





炎の魔方を受け、消滅するクモ

繭に包まれた人々も元に戻る

コウヘイ「お、終わったのか・・・」

レナ「はい、跡形もなく消滅しました」

コウヘイ「アイツは何だったんだ❗それにお前も・・・」

レナ「色々聞きたい事があると思いますがとりあえず、ここを離れませんか」



コウヘイ「ここは」

レナ「私が所属してる部の部室です」

コウヘイ「部室?」

レナ「えぇ・・・、まずは座って下さい」

コウヘイ「あぁ・・・」

座る2人

レナ「まず何から話しましょうか・・・まずあのクモの事から話しましょうか」

レナ「あのクモは、とある魔術師の使い魔、天城さんを倒す為に召還したんだと思います」

コウヘイ「お、俺を❗何で?」

レナ「あなたが持っているその剣が欲しかったからです」

コウヘイ「この剣が欲しいって・・・この剣何だよ・・・」


レナ「この剣はディバインブレード、神々の力を扱える剣です」

コウヘイ「か、神々の力・・・?」

レナ「太陽・風・水・土その他9体の神々の力を自由に扱う事が出来ます」

コウヘイ「それって・・・」

レナ「その気になれば世界を征服する事だって出来ます。なので狙ったのでしょう」

コウヘイ「お、俺こんな剣いらない。橘達でやってくれよ」

レナ「無理です」

レナがディバインブレードを持ち、横に振るとディバインブレードは、消え

ビュン‼️


レナ「ディバインブレードは、一度所有者を選んだら、所有者が亡くなる迄離れる事はありません」

コウヘイ「そ、そんな」

レナ「その剣の強大さは、この世界だけではありません。裏の世界、この世界の者では無いものにも知れわたっています」

コウヘイ「ゴクリ」
息を飲む

レナ「色んな人、魔物からも狙われるでしょう」

コウヘイ「そ、そんな・・・、何とかならないのかよ・・・」

レナ「何とかならなくもないですよ」

コウヘイ「ほ、本当か❗」

レナ「私が入部している部活に入れば問題ありません」

コウヘイ「部、部活」

レナ「はい🎵入部して頂いて、私の元で修業をしながら、依頼をこなして頂ければ敵何て怖くないです」

コウヘイ「は、はぁ・・・」

レナ「いかがでしょうか🎵」



コウヘイ「う・・・・ん」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コウヘイ「悪いけどいいや」

レナ「えっ

コウヘイ「俺部活とか興味ないし、悪いけどこれ、ここに置いて行くから橘でなんんとかしてくれないか」

コウヘイ「じゃあ、さよなら」
立ち去る。

レナ「なかなか上手くいきませんね・・・こうなれば少し手荒な手段でやるしかないようですね・・・」





コウヘイ「はぁ、はぁ、はぁ・・・・」

友人「ギリギリだな」

コウヘイ「あぁ・・・間に合って良かったよ・・・」

友人「それより・・・お前玲奈ちゃんと何してたんだよ💢」

コウヘイ「玲奈ちゃんって誰だよ」

友人「さっき手を差し出した女の子だよ‼️」

コウヘイ「あぁ・・・、さっきぶつかっちゃって・・・」

友人「何‼羨ましい・・・」

コウヘイ「は、はぁ・・・」




数十分後



校長「新入生代表、橘玲奈」

レナ「はい‼」









コウヘイ(あの子、さっきの・・・、凄い人なんだ・・・)

レナ「私達新入生達は・・・」

コウヘイ(まぁ、俺とは関わることは無いんだろうな・・・)





それから数日後




コウヘイ「う~ん、終わった❗」

友人「天城帰ろーぜ🎵」

コウヘイ「あ、あぁ良いよ」

女子生徒「八神君今日掃除当番でしょ‼️」

友人「俺掃除当番だっけ?」

女子生徒「さっき井上さんが出来ないから変わりにやるって言ってたじゃん」

八神「へーい、やりますよ🎵というわけで一緒に帰れなくなった」

コウヘイ「女子の前で格好つけたて訳か」

八神「違う、俺は彼女の為を思って」

コウヘイ「彼女の為?」

八神「この事がきっかけで彼女と・・・」

コウヘイ「やっぱり格好つけじゃん」

女子生徒「話してないで掃除して💢」

八神「へーい」


コウヘイ「とりあえず今日発売の漫画でも見に行くか」




ド・ン!!
揺れる床
コウヘイ「うわっ」






コウヘイ「な、なんだアイツは・・・」








周りの人「なんだ」

女子生徒1「まずくない、逃げよ」

女子生徒2「キャー」

逃げ惑う人々

人々に糸を吐き、繭状にするクモ


コウヘイ「あ・・・あ・・・・・」

立ち尽くすコウヘイの元に糸をはくクモ


コウヘイ(うわ・・・・・・)



少しし目を開けると・・・


コウヘイ「な、なんだ・・・」
剣はコウヘイの前に落ちた。

クモは、もう一度糸を吐く。

コウヘイ(ダメだ・・・)


ドン・・・
と共に吹き飛ばされるクモ


レナ「大丈夫ですか?」


少年「がはっ・・・」
バタン


謎の男「ふ、ははは・・・」







謎の男「ハハハハハハ・・・・







がはっ❗

少年「ゆ、夢か・・・」

母「コウヘイ遅れるわよ」

コウヘイ「今何時」

母「8時」

コウヘイ「遅刻だ~」
ドタバタ

母「はぁ~いくつになって変わらないわね~」


コウヘイ「遅刻だ・・・・」

バタン
少女にぶつかるコウヘイ。


コウヘイ「す、すみません」

少女「大丈夫ですか?」
コウヘイ「だ、大丈夫です」
少女の手を借りて立ち上がるコウヘイ。

コウヘイ「ありがとうございました。すみませんでした・・・失礼します」
学校の中に入って行くコウヘイ。

少女「フフ・・・」