レナ「話は後です。天城さんは、ここを動かないで下さい」
体勢を立て直し、何発と同時に糸を放つクモ
クモの糸を避け、地面についたレナの下に魔法陣が光る🔯
一斉に糸を吐くクモ
コウヘイ「橘‼」
糸は、レナ周辺の魔法陣から出る壁に無効化される。
レナ「終わりです」
炎の魔方を受け、消滅するクモ
繭に包まれた人々も元に戻る
コウヘイ「お、終わったのか・・・」
レナ「はい、跡形もなく消滅しました」
コウヘイ「アイツは何だったんだ❗それにお前も・・・」
レナ「色々聞きたい事があると思いますがとりあえず、ここを離れませんか」
コウヘイ「ここは」
レナ「私が所属してる部の部室です」
コウヘイ「部室?」
レナ「えぇ・・・、まずは座って下さい」
コウヘイ「あぁ・・・」
座る2人
レナ「まず何から話しましょうか・・・まずあのクモの事から話しましょうか」
レナ「あのクモは、とある魔術師の使い魔、天城さんを倒す為に召還したんだと思います」
コウヘイ「お、俺を❗何で?」
レナ「あなたが持っているその剣が欲しかったからです」
コウヘイ「この剣が欲しいって・・・この剣何だよ・・・」
レナ「この剣はディバインブレード、神々の力を扱える剣です」
コウヘイ「か、神々の力・・・?」
レナ「太陽・風・水・土その他9体の神々の力を自由に扱う事が出来ます」
コウヘイ「それって・・・」
レナ「その気になれば世界を征服する事だって出来ます。なので狙ったのでしょう」
コウヘイ「お、俺こんな剣いらない。橘達でやってくれよ」
レナ「無理です」
レナがディバインブレードを持ち、横に振るとディバインブレードは、消え
レナ「ディバインブレードは、一度所有者を選んだら、所有者が亡くなる迄離れる事はありません」
コウヘイ「そ、そんな」
レナ「その剣の強大さは、この世界だけではありません。裏の世界、この世界の者では無いものにも知れわたっています」
コウヘイ「ゴクリ」
息を飲む
レナ「色んな人、魔物からも狙われるでしょう」
コウヘイ「そ、そんな・・・、何とかならないのかよ・・・」
レナ「何とかならなくもないですよ」
コウヘイ「ほ、本当か❗」
レナ「私が入部している部活に入れば問題ありません」
コウヘイ「部、部活」
レナ「はい🎵入部して頂いて、私の元で修業をしながら、依頼をこなして頂ければ敵何て怖くないです」
コウヘイ「は、はぁ・・・」
レナ「いかがでしょうか🎵」
コウヘイ「う・・・・ん」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コウヘイ「悪いけどいいや」
レナ「えっ」
コウヘイ「俺部活とか興味ないし、悪いけどこれ、ここに置いて行くから橘でなんんとかしてくれないか」
コウヘイ「じゃあ、さよなら」
立ち去る。
レナ「なかなか上手くいきませんね・・・こうなれば少し手荒な手段でやるしかないようですね・・・」