「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
少しの沈黙の後
謎の生物「アァ・・・・」
謎の生物はコウヘイの所に向かって来た。
コウヘイ「うわ~」
全力で逃げる。
謎の生物から逃げ切ったコウヘイは、教室の角に隠れる。
コウヘイ「はぁ、はぁ・・・何なんだよ、アイツは」
休む隙を与えず、コウヘイを見つける。
コウヘイ「う、うわっ~」
全力で逃げるコウヘイ。
「はぁはぁはぁはぁはぁはぁ・・・」
全力で逃げていた為、息が切れ
コウヘイ「うわっ」
転倒する。
すぐ振り向くと謎の生物は、コウヘイに向かって飛び乗ってきた。
コウヘイ「離なれろ」
謎の生物「ぎゃあ」
コウヘイの背中で暴れる謎の生物
コウヘイ「このー、離れろ、離れろ‼️」
何とか払い避けようと壁に背中をぶつける。
謎の生物「ギャア‼」
コウヘイの背中から離れ、床に落ちる謎の生物
少し離れるコウヘイだが恐怖のあまり、尻餅をついてしまう。
謎の生物は、体勢を立て直しコウヘイに近づく。
謎の生物「テケ・・・テケ・・・」
音が鳴る。
コウヘイ「はぁはぁ、来るな」
謎の生物「ハァ、ハァ・・・、ギャア‼️」
コウヘイに襲いかかる謎の生物
手で顔をふさぐコウヘイ。
その瞬間物凄い光が放たれ・・・
ふさいでいた手をどかすと
謎の生物は怯えており
「大丈夫ですか」
コウヘイ「橘‼」
コウヘイ「アイツどうしたんだ?」
レナ「強力な光を放ちました。これでしばらくは動けないはずです」
動かず、その場で震える謎の生物
レナ「本来ならこんな時間には出てくるはず無いんですが・・・どうやら、ディバイドブレードの気配を感じて、やって来た見たいですね」
コウヘイ「どうゆう事だよ、あの剣は昨日置いてきたはずじゃ」
レナ「剣を頭で浮かべて手に力を入れて見て下さい」
コウヘイは目をつぶり言われた通りにする。
ビュン
目を開けると
チャリン
ディバイドブレードが落ちる。
コウヘイ「な、何で・・・」
レナ「昨日話したじゃないですか~、ディバインブレードは、一度宿主を決めたら主が亡くなる迄離れないと」
コウヘイ「そんな~、どうすれば・・・」
レナ「手段は、2つ❗
1つ私の部に入部して、修業をつむ。
2つこのままテケテケに襲われて消える。
どうしますか?」
コウヘイ「うっ・・・それってあるようで無くないか・・・」
レナ「まぁ、それは考え方次第ではないですか🎵」
謎の生物は、少しずつ視力を取り戻し始め、震えが止まる。
レナ「あら、どうやら視力が戻って来た見たいですね」
コウヘイ「お、おい・・・」
レナ「どうしますか?」
首を振り、動く準備をする謎の生物
コウヘイ「う・・」
コウヘイと目が合い
謎の生物「ギャァァ・・・・」
コウヘイ「お、おい・・・」
襲いかかる謎の生物
コウヘイ「わ、分かった❗入部するから助けてくれ‼️」
レナ「了解しました❗契約成立ですね‼️」
コウヘイの前に立ち‼
レナ「地獄に行きなさい‼️」
謎の生物「ギャ、ギャア・・・・・・・・・・」
うなりを上げながら消滅する謎の生物
コウヘイ「き、消えたのか・・・」
レナ「はい❗完全に消滅しました」
コウヘイ「そ、そうか・・・・」
ほっとする。
レナ「良かったですね🎵あの妖怪はテケテケと言う妖怪で、失ってしまった足を探している妖怪です」
レナ「あのままだったら、天城さん足取られてたかも知れませんね🎵」
コウヘイ「ま、マジか・・・」
鳥肌がたつ
レナ「天城さんちょっと良いですか」
コウヘイ「えっ❗」
コウヘイ「な、何をしたんだよ」
レナ「たいした事は、してないですよ🎵」
コウヘイ「これなんだよ‼️」
額を触り、怒る。
レナ「緊箍児です」
コウヘイ「緊箍児❓」
レナ「西遊記の孫悟空が着けてる金の輪っかありますよね。あれです🎵」
コウヘイ「あ、あれって確か、呪文か何かを唱えると頭痛がするって奴じゃ・・・」
レナ「そうです❗」
コウヘイ「そうですって・・・外せ‼️」
レナ「ダメです。天城さん、先程部に入るの了承したのもあの場を乗り切る方便だった可能性もありますしね・・・」
コウヘイ「ギクッ」
レナ「いつ辞めるとも言いかねませんし・・・この緊箍児は、天城さんが真に強くなった時に外れます」
コウヘイ「それっていつだよ」
レナ「天城さん次第ですね」
コウヘイ「外せ‼️」
頭の緊箍児を外そうとする。
すると頭の緊箍児が機能し
コウヘイ「い、いたた・・・痛いーー」
レナ「外そうとかよからぬ事を考えたりしても発動しますので気をつけて下さい🎵」
コウヘイ「って、早く言えよ‼️」
別の世界
謎の男「ディバイドブレードは、魔女の手に渡ったか・・・」
謎の男「魔女よ、お前は気付いていないだろうな・・・」
謎の男「私の計画が始まったって事に・・・・」