樹門流占い師 外崎:日本史探訪「豊臣秀吉」その2 | 占いブログ 魂ゆら占い 二代目樹門幸宰

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二代目樹門幸宰こと、外崎と申します。

樹門流姓名判断を主に日々東京・幡ヶ谷にて皆様の鑑定をしております。

ブログを通してより多くの皆様に樹門流占術のご理解の役に立てればと思います。

樹門流占い師のトノサキです。




今回は日本史に影響を及ぼした人物


先回の続き「豊臣秀吉」をピックアップします。




「豊臣秀吉」の運勢を樹門流占術(姓名判断)で見てみましょう。





1.秀吉の『派手好み』


秀吉の最初の名は“木下藤吉郎”といいますが、


その運勢型である「ヨコ型」は、


自分の存在や権利を認められたいという望みが強く出ます。


プライドが高く、品格がある人物像を理想としますが、


人生経験が未熟であれば周りからはただの見栄っ張りとしか映りません。


既存のブランドなど、すでに価値があると認められているものに依存して


人格に箔をつけようとする傾向があります。


秀吉の『派手好み』は既存のブランドに身にまとい箔をつける


ところからきているもので木下藤吉郎時代の習慣性からきたものです。




2.太閤さんと呼ばれる快活なイメージ


さらに最後の名である“豊臣秀吉”の運勢型は「斜め型」です。


「斜め型」は感性が豊かで、誰からも愛される人気スターを目指すタイプです。


性格は純粋で素直、好き嫌いが激しく、直情的でわがままです。


喜怒哀楽が激しいですが、この『喜』や『楽』が前面に押し出された場合は、


世間や人々に非常に人間的、朗らか、愉快という印象を与えることにもなります。


歴史に記録されている秀吉は明るく、時に愛くるしい印象があります。


秀吉の『快活なイメージ』は斜め型の運勢にある


「誰からも愛される人気スター」を目指す本質がより表に出たものといえるでしょう。




3.秀吉が天下人になれた理由


なぜ秀吉が天下人になれた理由はなぜでしょう。


天下人とはエゴを極限まで貫き、他者を威圧・排除して


トップのポジションを確保、また臣下を従えるためには


超個性的なワンマン性が必要になります。


これは運勢型の変遷に理由があります。


ヨコ型からその相性型である斜め型へと名前が変わっているのです。


樹門流姓名判断では、


姓名は母方系と父方系から遺伝する運勢で構成されています。


この両系の運勢が相性型となっているものを「自活運」といい、


物事のすべてを自分で考えて自分で行動する、


誰かに頼らずに一人でも生きていける相であると解きます。


秀吉は一人の中に相性の運勢型をもつ自活運であります。


これは、名前の変遷についても同じように解きます。




相性というのは本来、他の人と生じるものです。


それが自己の中で完結していることは、


何ごとにおいても自分の中だけで解決してしまう、


つまりは自我の強い人で即断即決型です。


これが超個性的な性格である豊臣秀吉を形成しています。




また、豊臣の豊は18画は和数といって10の位と1の位を


足した数が9画(1+8)になります。


豊臣姓のように9画もしくは、


10画で始まる家は白黒をつけたがる家系で


勝者を狙う人生を歩みます。


同時に他者を圧倒するエゴが強い家系でもあります。


同時代の武将の織田信長、前田利家、柴田勝家もこれに該当します。




4.朝鮮出兵


失政である朝鮮出兵は秀吉の性格にある、


常に現状に満足せず、何かを成し遂げたとしても不満足で


「もっと」とか「さらに」という心理がもたらしたものです。


いわば常時“不完全燃焼”で満足感は生涯得られません。


日本統一も飽き足らず、隣国にまで手を伸ばしたのは


この心理が誘導しています。


もし、中国を征服したならば、さらにはロシアやベトナム、


果てはヨーロッパの征服など飽くなく欲望がつづいていたことでしょう。




5.豊臣家の滅亡


豊臣秀吉の運勢にある一人で相性を完結させる自活運は


家三代の興亡でいう3代目で絶家代にあたります。


さらには、朝鮮出兵の誘導心理である、


「もっと」とか「さらに」と現状に常に不満足感がある運勢型は


本人代か子の代が絶家の宿命を持つ運勢型の一つです。


これは本人の上の親の代が裕福であった場合は本人代が絶家、


そうでなければ子の代が絶家の宿命を持ちます。


豊臣秀吉の場合は一代で伸し上がった代なので後者に該当します。


つまり次の代である秀吉の子の代 豊臣秀頼が絶家代にあたります。


包括すると、秀吉を絡んだ子の代で絶家する宿命があると解きます。


事実も同様の結果でありますので奇しき縁(えにし)という他ありません。




秀吉には名前の変遷がありますが、


最後に付いた名前が“豊臣秀吉”だから絶家を迎えたといえます。


すなわち最後に付いた名前で結果が出るのです。


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