こんにちは、ASAKOです。
わたしたちは、いつも何らかの選択をしています。
ランチに何を食べるかといったことから、起こった出来事に対してどう感じるかまで色々です。
大きいものから些細なものまで色々あるとは思いますが、起こったことをどうとらえるかによって、次に起こってくる現実が変わってくると感じています。
無理矢理そう思えということもないのですが、でも、やっぱり「現実はこういうもので決して変わらない」ということでもないと思うのです。
事実は一つではないかもしれません。
派遣社員として働いていたM子さんは、どこかいつも受身で、自分に自信がありませんでした。
ある日、派遣先の上司から、お客様に配布するための資料を作る仕事を任されました。
今まで担当していた社員が急に辞めてしまい、その仕事がまわってきたのです。
エクセルで作成する資料だったのですが、M子さんはエクセルが苦手でした。
おまけに急なことだったので、前任者からの引き継ぎほとんどなく、どうしてよいのか途方に暮れてしまいました。
「お客様に配るものなのに、なにか間違いがあったらどうしよう?」
「それに、出来上がらないかもしれないし・・・」
「なんで私が・・・」
などなど、ネガティブな考えが怒濤のように押し寄せて、不安な気持ちに押しつぶされそうになりました。
しかし、しばらく鬱々とした気持ちでいましたが、ふと、このままの状態で本当にいいのか、実はこれはいいことなんじゃないのか?となんとなく思いました。
それから、こう思うことにしました。
確かに、エクセルは苦手とは思っていたけれど、それはあまり使ったことがないだけだ。
これをやりとげることで、スキルが上がるに違いないから、私にとってはよいことだ。
そうだ、私は前から、もっとエクセルやPCのスキルをあげたいと思っていたんだ!
・・・という具合に。
幸い、エクセルについて教えてくれる社員の方がいたので、M子さんは色々教えてもらいつつ、期限までに資料を仕上げることができました。
もちろん、M子さんにとって自信につながったことにいうまでもありませんが、まだおまけがありました。
その仕事をキッカケに、次の別の仕事をまかされ、それがもとになって社員に抜擢されることになりました。
M子さんが懸命に仕事に取り組む姿をそっと見守っていた、エクセルを教えてくれた先輩社員が後押しをしてくれたからなのです。
・・・M子さんの現実が変わったキッカケは、どこにあったのでしょうか?
そうです。
ものごとに対する見方を変えた、というところです。
自分以外の人やものごとを変えようとしたのではなく、自分の内面にある見方、感じ方を変えた、そうです。
ものごとに対する見方を変えた、というところです。
もし、M子さんが「自分は不幸だ」とずっと逃げ腰でいたら、もっと違う現実が待っていたかもしれません。
「自分は不幸だ」という現実が続いたことでしょう。
そして、本当に「これをやるんだ」と決めた時に、サポートも出現します。
宇宙は素敵なはからいをしてくれるものなのかもしれません。
宇宙は素敵なはからいをしてくれるものなのかもしれません。