反対運動は反対勢力にパワーを与える | カラフルな世界へ

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こんにちは、ASAKOです。


「私は反戦運動には参加しません。平和のための活動なら参加します」

これは
マザー・テレサの言葉です。

なぜ「反戦運動には参加しない」といったのでしょうか?


話しをちょっと変えます。


「すっぱいレモンを絶対に想像しないでください。」


といわれたら、どうなりますか?

すっぱいレモンが頭に浮かばないでしょうか?


そうなんです。


「戦争反対!」となったとたんに、戦争に意識が向けられて、かえって「戦争」というものにパワーがいってしまうんです。


だから、マザーテレサは「平和活動なら参加する」といったんですね。


「平和」にフォーカスすることになりますから。


もう一つ例をあげましょう。


自転車にはじめて乗ったときのことを思い出してください。

うまくハンドルが切れずに、「あっちにいっちゃいけない!ぶつかる!」と意識が向かったほうに進んでいったりしませんでしたか?


「●●してははいけない」というとき、潜在意識は否定形は理解しないそうです。
「●●」の部分しか聞いてくれません。


あなたは今、「これは嫌だ!」「あれはダメ」など、現実の中で受け入れられないものはないでしょうか?

世の中色んなことが起こっていますから、当然反対したくなることもありますよね。
また、人間関係の中でもそうしたことがあるかもしれません。


でも、「●●は嫌だ」「●●あっちいけ!」「●●なくなっちゃえ!」と、思えば思うほど、そうした「●●」に関する現象が発生するのはこうした原理なのです。


では、どうしたらいいのでしょうか?


マザーテレサのように、自分の望むものにフォーカスしたらいいのです。

いいなとか、心地が良いと感じるものにフォーカスしたらいいのです。

それは、「こうあるべき」とか「こうならならなければいけない」とか、そういう「キュっ」と胸が縮こまるようなものじゃなく、ゆるゆるとほっとするような感覚の方を選択すればいいと思います。 


あなたが本当に望んでいる、心地よいと感じる現実は、どんなものでしょうか?
何にフォーカスしますか?