ホリデイ ~本来の自分自身を取り戻す~ | カラフルな世界へ

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とても好きな映画の一つに

キャメロン・ディアスとケイト・ウィンスレット主演、

ナンシー・マイヤーズ監督の「ホリデイ」(The Holiday)があります。



お互い見知らぬもの同士の

キャメロン・ディアス演じるLA在住のアマンダと、

ケイト演じるイギリス在住のアイリスが

どちらも失恋したばかり、という状況でお互いの家を交換して

2週間のバカンスを過ごすというもの。



キュートでチャーミングな魅力いっぱいのアマンダもいいけれど、

私が気に入っているのは、

ウジウジ恋に悩み続け、自分を見失っていたアイリスが、

本来の自分自身を取り戻す場面です。



アイリスが3年も思いを寄せていたのに、

他の女性と婚約してしまった同僚の男性が、

ロンドンからアイリスを追いかけてきて、

「地球を半周して君に会いに来たんだよ」とか

「これから二人でヴェニスにいこう」とか甘い言葉で

アイリスをグラグラさせます。



が、彼が婚約したままということを知り

「こんな関係はおかしい」ということに気がついたアイリスは

ついにキッパリと別れを宣言するシーン。



この瞬間からアイリスはスッキリ!して、

輝き始めます。



自分が自分をどう思っているのか(セルフイメージ)、

自分をどうしたいのか、ということにかかってくるのだと思いました。



また、単なるラブコメではなく、

本来の魅力的な自分自身を思い出す、ということもテーマになっている

映画だと感じました。



この映画の主人公のように、

環境が変わると本来の自分がのびのびと顔を出す、

ということもあります。



それは、周りが今までの自分を全く知らないという人たちの中で

今までの役割(妻、娘、母、上司と部下などなど)を演じなくてよくなるから

というのも理由の一つではないでしょうか。


あとは、今まで使っていなかった脳内のスイッチが入る、

ということもあります。

良い意味での刺激ですね。



環境を変える、というのも一つの方法ですが、

わざわざ遠くまで行かなくても、

1日のはじまりや、終わりに、

静かに自分自身と向き合う時間を作るだけでも

「本来の自分自身を取り戻す」ということは可能だと思います。



もしよかったら、「ホリデイ」観てみてくださいね。

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