さて、3ndアルバム『タイニイ・バブルス』シリーズに突入します!
丁度、充電期間(※1)に入った1980年前半(3月)に発売。
その間、世間への露出がなくなった事もあり、一気にシングルが売れなくなった(※2)。
しかし、こちらはサザンのアルバムでは初のオリコン1位を獲得するヒットとなる。
あちこちに、相変らず色んなオマージュが散りばめられた1枚となっており、人気の高い楽曲も含まれた1枚となっている。
因みに、タイニイ(tiny)の意味を調べてみると、色んな物に対して“小さい”という意味がある。
そこからか、英語圏ではペットに付けられるポピュラーな名前のひとつとなり、特に猫によく付けられるらしい。
日本でいうと“チビ”のような感じだろう。
そう理解すると、アルバムジャケットが猫になっている事に納得が出来るw
なお、この時期に発売され、アルバムに収録されていないシングル曲は、このシリーズのあとに書きたいと思う。
(※1) 2年間の過度な仕事振りに、80年初頭からから6ヶ月間の充電期間に入った。
その間、TVを中心としたマスコミへの活動を行わず、レコーディングに専念するというものだった。
(※2) ※1の間も、毎月シングルは出すという事で、FIVE ROCK SHOWと銘打って、5枚のシングル(涙のアベニュー、恋するマンスリーデイ、いなせなロコモーション、ジャズマン、わすれじのレイドバック)を立て続けに発売(実際は2曲目と3曲目の間は2ヶ月空いていたが)。
然し、当時のTVの影響力がいかに強かったかを思い知らされるかのように、涙のアベニューがオリコンで最高16位止まり…その後、出す度にセールスは下降する。
そのまま、充電期間が過ぎたにも拘らず、売れない癖(?)がついてしまい、今では名曲といわれる栞のテーマやシャララでさえ、当時はヒットに繋がらないまま、苦悶の2年間を過ごす事になる。
《ふたりだけのパーティー》
上手いと評判の桑田さんのスライドギターで始まる軽快な曲。
個人的には、好きだなぁ~でも、サザンの楽曲の中で一番キーが高いのでオケると厳しいww
これ、建長寺ライブの時、生で聴いたんだけど、感動やった(≧▽≦)
あと、当時ナビスコのチップスターのCMでも使われたなぁ。
なんか、ウエスタンな感じの衣装を着たメンバーが登場していた記憶があるが、この映像残ってないのかなぁ。
沢山の昔のCM、集めてるけど、これはその後見た事がない・・・
なお、本来はふたりだけのパーティー~Tiny Bubbles (type-A)という形でメドレー形式になっているが、
tiny~に関しては、あとにまとめて書きたいと思う。
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