お産後の起き方。骨盤調整1

お産後に骨盤の調整を希望される方は、非常に多いです。

産院でも最近では産後に骨盤にベルトを巻く指導をする院も増えているようです。

何故お産後に骨盤の調整が必要なのかは、西洋医学では腰痛防止程度しか考えてないようですが。

整体法（野口整体）では、分娩時に産道を通って赤ちゃんが生まれてくるときに骨盤が開いて対応します。

そして産後その骨盤が片側ずつ少しずつ閉じて元に戻ろうとします。その間に起きてしまい腰に力が入ってしまいますとその時点で骨盤が閉じなくなります。

閉じてくる側の体温が高いとされています。ある時期が来ると左右一緒に動き出します。それが左右の体温が3度目に一致した時だと言われていてこの時に起き上がるのがベストだとしています。（人によって3～5日、10日かかる人もいる。）

この時期に起きますと女性としての美しさが保て、産後の体調不良や更年期時の体調不良が軽減されます。

整体法（野口整体）では、お産は赤ちゃんを無事に生ますためだけではなく、お産を通して母体を整体にしていこうという考えで指導されます。

また、昔から産後の肥立ち（さんごのひだち）といって産後の生活を大事にしてきました。

当時の日本は母体の栄養状態が悪く、生活環境が過酷だったりしたので産後に調子を崩し寝込んでしまったり、お産時の衛生環境が悪く感染症に感染し亡くなることも多かったので産後1月半から2か月間は気をつけましょうという習慣がありました。

現在は母体の栄養状態、衛生環境もよく体力もあるので昔よりは気を使うことが少なくなってきているのが現状ですし、産院でも分娩後翌日には立ち上がり、1週間以内に退院というのも珍しくないと思います。（帝王切開などはもう少しかかります。）

それぞれの生活環境にもよりますが、可能なら退院後も1ヶ月半～2か月くらいは、ご主人、親御さんなどのサポートを受け自分は授乳に専念する生活が望ましいと考えます。

船橋全生整体院は、自然な体を愛する人を応援いたします。自然治癒力は、生きていれば誰にでもある力です。それを働かせることの応援をするのが整体法です。身体のことでお悩みの方はご来院ください。

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