コミック作家の海外デビューを応援!PANDAコミック大賞 事務局ブログ -51ページ目

【第4回メルマガ】漫画専攻のある大学・専門学校で編集部が続々特別講義中!

PANDA電子出版社の藤原です♪

最近は秋葉原でも雪がちらついたり、寒い日が続いていますが

いいぱんだ様は体調崩されたりしていませんか?


藤原は体調管理の為に(?)シャワーで済ませずにお風呂の中に入るようにしています。

お風呂の中で寝ちゃうのには注意が必要ですが…。


ではでは、第4回「PANDA編集部」メールマガジンをお届けいたします。


※毎週、藤原が編集部を代表して、PANDA編集部発のホットな話題をお届けします!

マンガのこと、中国のこと、コミックコンテストのこと、出版社としての活動など、

作家デビューに有益な情報を提供していきたいと思いますので、応援宜しくお願いします♪


※念のため…PANDA社のHP http://www.e-panda.co.jp/  


第4回のメールマガジンの内容です
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◇目次◇

1. ■【PANDA編集部からのお知らせ】

★なぜPANDA電子出版社は中国で「携帯コミック配信」を仕掛けるのか!?

2. ■【FAQコーナー/これって、何?なに?教えて?】

Q フキダシ以外の背景描き文字は、翻訳加工でどのようになりますか?

3. ■【中国マーケットを知ろう】

★中国の人が自助游(個人旅行)したい日本のスポットは?

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■【PANDA編集部からのお知らせ】
・・・日々作家活動にいそしむ皆様へ
編集部からの様々なお知らせやトピックをお届けいたします。
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★なぜPANDA電子出版社は中国で「携帯コミック配信」を仕掛けるのか!?★


PANDA電子出版社は、海外向け電子書籍の制作・取次ぎを主力事業として行っておりますが、

最近は関連業界の方や、プロ漫画家の方、マスコミの方まで、

その理由を聞かれることが多くなってまいりました。


今回はなぜPANDA電子出版社が、

「日本国内マーケットではなく、中国マーケットへ!」

「雑誌展開ではなく、電子書籍展開(第一弾は携帯端末)へ!」

といったコンセプトのビジネスを仕掛けるのか、その理由を簡潔にまとめてみました。


(1)携帯電話の優位性!


ずばり、5年ほど前に日本でも起こったような「iモード」ブームが、

中国でも起こると考えております。そして、コンテンツの売上げを牽引したのが「コミック」です。

日本の8倍以上のマーケット規模、2011年からは「世界の市場」へ変貌を遂げた中国。


文化の違い、翻訳コストなど、参入障壁の高さがあり、出版社をはじめ、まだまだプレイヤーが

少ない現状がございます。


また、紙媒体ではなく、携帯端末を選んだにもワケがあります。

それは、海賊版対策。DRM技術の進歩や、ビューアー制限による海賊版配信対策など

紙媒体よりも対策がしやすいのが現状です。


(2)中国の市場規模と利便性!


もともと、中国ビジネスを数年やっており、コネクションが大きかったのも理由ですが、

たった3時間で移動できる先に、世界一の市場が広がっていることが大きいです。

あまり実感は沸かないかもしれませんが、欧米・欧州は半日かけて移動するのが現状。


日本の立地は先進国中でも、広大なアジア市場にアクセスする上で圧倒的に有利なのです。


これからの時代を見据えて、飽和している日本市場ではなく、第3次産業開拓進行中の

中国市場に、新しいコミック作品発表のインフラを作ろうと考えたわけです。


おそらく今回のビジネスで培った人脈、経験、ノウハウは、

今後様々な中国ビジネスに横展開できるものと考えております。


(3)高い創作力と圧倒的な知識を有する日本のクリエーターの存在!


日本はおよそ50年近くの漫画のノウハウが蓄積され、他国を圧倒する創作力・技術を有しており、

読者の目も相当肥えております。


一方で、中国ではまだまだ漫画の歴史自体が浅く、今まで日本では使い古されたとされる

プロット、ストーリー、シナリオ、演出が、斬新に移る可能性が高いと考えられます。

これはある種のチャンス。


日本人がこれはもう古い!と思っていることを、中国人は知らない可能性があるため、

今まで読み込んできた漫画のストックが、ある種ネタの宝庫でもあるわけです。

日本人の感覚、先入観だけで作品の良し悪しを決めるのは時期尚早。

各省ごとに性格を変える中国市場戦略上では、あまり意味の無いことなのかも知れません。


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■【FAQコーナー/これって、何?なに?教えて?】

・・・日々PANDA編集部に、私、藤原房子が寄せられる質問にお答えして行きます♪

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Q フキダシ以外の背景描き文字は、翻訳加工でどのようになりますか?

(先週反響がございましたので、更にくわしく!)


A 背景に描かれる文字を翻訳するかどうかは、文字の種類によって変わってきます。

まずフキダシ以外の文字と言えば擬音ですね。「バキッ!」「し?ん…」など、漫画独特の表現です。

結論から申しますと、擬音は原則、日本語表記そのままになります。


擬音は背景の図案や効果線と合わせて描きこまれますので、中国語に描き直すとなると、

背景の図案や効果線も合わせて描き直さなければなりません。それは相当な手間となりますし、

原作版の背景を損ねる可能性も出てきます。


中国の読者にも、日本人がアメコミ作品を読むときの擬音「BOOOOM!」等と

同じように背景の一部として捉えられています。


次にフキダシに収まらない登場人物のツブヤキなどの「手書き」文字ですが、

こちらは、翻訳したうえで活字にて表記します。活字は、できるだけ手書きに近いフォントを使用します。

ただし、「チッ…」や「ペッ!」などの、音に近いものはそのままにする場合もあります。


背景に出てくる掲示物や看板などの文字は、物語の展開上必要な部分は翻訳します。

ただし、その場合も活字のフォントになります。

物語の展開上、翻訳の必要のない場合は、原作の図案を活かしてそのままにするケースもあります。


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■【中国マーケットを知ろう】

・・・中国のちょっと気になる習慣や、サブカル情報をお伝え致します。

創作の参考にしてもよし、トリビアにしてもよしです♪

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★中国の人が自助游(個人旅行)したい日本のスポットは?★


2010年度の中国人日本旅行者数はおよそ150万人。

去年度はいろいろとすったもんだがありましたが、

結果的には、09年度のおよそ1.5倍とのこと。


表向きの報道はさておき、相変わらず日本人気は高い模様です。

去年は、「北海道と、東京か関西の周遊」というのが人気だったようで

日本での楽しみでは「買い物」「桜」「紅葉」「温泉」「スキー・雪遊び」が

それぞれ5割超と上位に並ぶ状況でそうです。


※中国で大ヒットした映画「非誠勿擾」の影響で北海道羨望色が強く、

前回の中国出張ではお土産に北海道グッズを大量に持って行きました


さらに、中国紙・法制晩報によると、海外旅行に出掛ける人の数は

主要大都市で年々増加しているが、地方都市にも所得の増加に伴い

海外旅行ブームが到来しつつある、とのことで、

今後もさらに中国人旅行者が増えることが予測されます。


今でも、秋葉原、銀座、浅草には中国の団体旅行バスが何台も乗り付け、

大賑わいの模様ですが、それでも日本に観光にこられるのは一部の人たちで、

まだまだ多くの方々が日本観光のタイミングと計画を練っているものと思われます。


そこで、本日は、中国の人が自助游(個人旅行)したい日本の場所ランキングを

引用させていただき、漫画の設定を決める際にご参考になればと考えております。


今回の読者ターゲットは、10代後半?20代の方(バーリンホウ)が大半ですので

漫画を通して日本の人気スポットの魅力を伝える作品というのも、

若者の人気を集める可能性が考えられます。

ぜひ、今後制作の参考にしていただければ幸いです。



■都道府県別ランキング ベスト5

1.東京都
2.京都府
3.大阪府
4.北海道
5.沖縄県


■スポット別ランキング 

1.富士山
2.東京ディズニーランド
3.明治神宮
4.お台場
5.横浜
6.神戸
7.嵐山
8.銀座
9.札幌
10.上野
11.東京タワー
12.新宿
13.渋谷
14.池袋
15.原宿
16.日光
17.祇園


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第4回のメルマガはいかがだったでしょうか?

人気ランキングなどは情報の出所や時期によって変動も

あるみたいなので、あくまでご参考までに。


PANDA編集部に聞きたい質問等、それ以外の事でも

なんでもメールで気軽に問い合わせて下さいね。


では今回はこの辺で。

また第5回楽しみにしていてくださいね。


PANDA編集部 藤原

コミティア95に行ってきました!

昨日、コミティア95に行ってきました♪

写真は入場前に並んでる列です。

コミケよりは少ないですが、やっぱり活気あります!


コミック作家の海外デビューを応援!PANDAコミック大賞 事務局ブログ



私たちがいつもお世話になっている作家さんもいらっしゃっていました!


十数社参加されてる、出版社の列にはみなさん大勢並んで添削受けてました。

PANDA編集部では、今回出張編集部はやらなかったのですが

コミティアのカタログにコンテストの告知を掲載してもらいました☆(95ページ)


そして参加した何人かで、漫画コンテストの告知カードを配ってきました!


配ってきた告知カードに関しては後程アップします!

(なぜか今アップしようとするとバグる…(ノ_・。) )


中国のバレンタインデー事情

藤原です。


本日は、中国のバレンタインデー事情を少々。。



中国では、日本と同様、バレンタインデーの習慣があります。

ただネーミングは、「情人節」というそうです。

チョコレートを送ったりはもちろん、プロポーズの

タイミングとしても使われる、ちょっとしたイベント。

日本のように、義理チョコを渡したりもするそうです。

(お菓子会社は、どこも戦略的に使っているみたいですね)


そして、関連する記事に興味深い記事が。。。


「情人節」を活用して、北京では結婚カップルになる傾向が増えたとのこと。

なんと、その比率は8倍までなったそうです。


14日、北京市で結婚証明書を受け取ったカップルは午前中の3時間だけで150組と、通常の7~8倍。 中国で「情人節」と呼ばれるバレンタインデーは若者の間で定着しており、この日、各地で婚姻届を出すため若者の行列ができたという。甘粛省蘭州で結婚したカップルは「これで幸せになれそう」と話した。

こんな記事です。


 中国では伝統的に、縁起が良いとされる「8」が付く日などに結婚することが好まれてきたが(日本で言う大安ですかね)、伝統や形式に縛られない若者が増えているみたいですね。


ただ、残念なことに、仕事の忙しさなどから結婚と無縁な若者も多いそうで、14日、数千人の親が公園に集まり、子どものために結婚相手を探すイベントが開かれという話も聞いております。親が力を入れるのが、一人っ子政策推進の中国の特徴でもあるそうで、お見合いパーティー会社とかは、中国でも儲かりそうですね。


持ち家、土地持ちが、お見合い結婚の理想像だそうですが、日本人と結婚して、日本で住みたい中国の方も多いみたいなので、漫画家で有名になって中国にわたり、お相手を探すのも面白いかもしれません。