
本の街・神保町には、「ブックハウスカフェ」という絵本の専門店がある。
その奥に小さなバーが作られたことを知り、一度は訪ねたいと思っていた。
バーの名は「Lilliput(リリパット)」。
「Lilliput」とは、『ガリヴァー旅行記』に登場する架空の小人国を指す。
店主はそんなファンタンジーの世界に迷い込んでほしいと願ってつけたのかな。
絵本の本棚に囲まれたカフェ席もあり、私はそちらでくつろがせていただいた。
ガリヴァーは小人たちによって囚われの身になってしまったが、
この夜の私はさながら絵本に囚われたガリヴァーだなぁと感じたのである。