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10月16日7:45AMの奇跡

10月16日7:45AM の 奇跡 は、2011年10月16日に生まれた

4番目の子供 が 低酸素性虚血性脳症 になったこと

の記録になります。

奇跡への祈りが、最後の最後に、本当に奇跡となることを

信じて、この記録をつづっていきます。

第1回 2011年10月16日7:45AMの奇跡-1

第2回 2011年10月16日7:45AMの奇跡-2

第3回 2011年10月16日7:45AMの奇跡-3

第4回 2011年10月16日7:45AMの奇跡-4

第5回 2011年10月16日7:45AMの奇跡-5

第6回 2011年10月16日7:45AMの奇跡-6

第7回 2011年10月16日7:45AMの奇跡-7

第8回 2011年10月16日7:45AMの奇跡-8

第9回 2011年10月16日7:45AMの奇跡-9

第10回 2011年10月16日7:45AMの奇跡-10

第11回 2011年10月16日7:45AMの奇跡-11

第12回 2011年10月16日7:45AMの奇跡-12

第13回 2011年10月16日7:45AMの奇跡-13

第14回 2011年10月16日7:45AMの奇跡-14

第15回 2011年10月16日7:45AMの奇跡-15

第16回 2011年10月16日7:45AMの奇跡-16

第17回 2011年10月16日7:45AMの奇跡-17

第18回 2011年10月16日7:45AMの奇跡-18

第19回 2011年10月16日7:45AMの奇跡-19

10月16日7:45AMの奇跡-13

こんにちは、マネジメントとコミュニケーションの
専門家、決断コンサルタントの木村英一です。

10月16日7:45AMの奇跡 目次はこちら

前回からの続きとなります


女性は私を待つことなく、伝えると歩き始めた

かなり速足で、私は荷物を持って追いかけた。


話すといいながらエレベータホールに

いくまで、その女性も大急ぎだった。


エレベータにのると、

「奥さんは、手術になりました。通常帝王切開は

横に切るのですが急ぎの場合は縦に切ることも

あります。」

すぐについた。


女性に促され、

エレベーターを降りて、左側へ

「手術の時間は、2時間から3時間くらいです。

 こちらでお待ちください。」


といって、待合室と書かれた場所に私を

案内すると、女性は、10メートル先の手術室に

入っていった。


節電もあってか、待合室は真っ暗だった。


後で知ったのが、その階は、手術室が沢山ある階だった。

朝だったこともあるのだろうけど、人通りもほとんどなく、

とても殺風景。


待合室には、長いすが3つあった。

ついたての横に、照明のスイッチが2つ。


一つスイッチを押すと、待合室の半分が明るくなった

私以外だれもいないので、一つだけつけることにした


荷物を置いて、時計を見る

7時34分


妻のお母さんに、救急車で搬送すると伝えたことを

思い出した


きっと心配してるだろうから、、と思って電話する


「あ、木村です。今○○病院です。

 今手術が始まったところです。今のところ

 二人とも大丈夫なようです。・・・

 また何かわかりましたら、電話します。」


正直、二人とも大丈夫かどうかはわからなかったけど、

わからないといったら、不安になるだろうし、

そう言った


ここでもやっぱり座る気にならない


落ち着かないので、立って歩きまわる


長いすの方をみて、

「ここで家族はどんな思いで手術を待つんだろう」

と思った


まだ、朝 5時に家を出て、

5時20分にクリニックに着いて、

「30分程度で落ち着いたら部屋に戻れますよぉー」

と言われて、ほっとした状態から、、、

緊急手術になった今の状態の違い

がよく認識できなかった


あの妻が手術を受けている?

その実感がもてなかった


待合室の前を、いったり来たり

ぐるぐる歩きまわる


時計を何度も見る

時間はさっぱり進まない


ぐるぐる歩く

時計を見る

何度も何度も同じことの繰り返し


どのくらいたったろうか、


手術室のドアが開いて、

3人の看護師?とケースに入った息子が

ガラガラという台にのって出てきた


今回は立ち会えなくて、とても残念に思って

いたので、

こんな状況でカメラを回したら、変な奴と

思われるかも、、、と思いつつ

カメラを回す



ほとんどカメラには何も


この時、7時54分


息子はケースの中で泣いてない


看護師?の1人が

「赤ちゃんは大分苦しかったようで、、、、」

何を言ってるのかさっぱり飲みこめなかった


カメラに残ってるが、私は

「何グラムだったんですか?」

というとてもその場には不相応な質問をしているのが

残ってた



先ほどの看護師が、

「まだ何もわかりません。なので、処置が終わったら

お父さん呼ぶので、お父さんは、ここでもうしばらく

お母さん出てく来るのをまっていてください」


「はい、わかりました。」


これが、、、カメラに残っている会話


息子の顔はまったく映ってない


目に焼き付いてるのは、

まだ皮脂が顔にべっとりついたままの息子

ただ、静かに目を閉じてる息子


だった


彼らは、先ほど私が、ここに来た時のエレベータ

に消えてしまった


私は、1人妻を待つことになった


つづく

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木村英一

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10月16日7:45AMの奇跡-12

こんにちは、マネジメントとコミュニケーションの
専門家、決断コンサルタントの木村英一です。

10月16日7:45AMの奇跡 目次はこちら

前回からの続きとなります


救急車から降り立つと、そこに、女性が1人たっていた

「木村さんの御主人ですか?

 山崎(仮称)です。大変でしたね。どうぞこちらへ」

妻は、この病院の救急外来で働いていた。

妻の上司に当たる人で、妻が尊敬する人で、妻からよく話しを

聞いていた。


だけど、その時は、

とっさのことで、その当人だと認識することなく、

「お世話になります。宜しくお願いします。」

と私はいった。


この一連のことが起こって、短時間にいろんな人との接触があった

けど、その時まで、安心感を感じる人がいなかった


だけど、山崎さんは、違った

凛とした態度、はきはきとした受け答える姿に

ただただ安堵


この人が担当でよかったと思った


そんな感傷にはお構いなしで、山崎さんは、

「どうぞ、こちらへ」

といって手招きした。


言われるまま、私はしたがって、

廊下に入り、すぐに左側へ案内された


「こちらでお待ちください」

すぐに背後で、ドアがしまった


私が案内されたのは、受付で、

入院手続きの書類を記載するように

事務員の男性から書類を渡される


右手の荷物を急いで床に置いて、

書類を書きこんで、記入箇所が

結構あって、、、

さっさと済ませたいのに、

時間がかかった

普段の悪筆が、勢いを増して

悪筆だ


とにかく、書いて

急いで渡す



処置室は、廊下を挟んで反対側

待合室から、処置室は見えないように

なっていた

だけど、

待合室と、処置室と一直線につながる

薬の受け渡し所にたいなとこがあり、

があり、その場所と廊下は、カーテンで

仕切られていた


カーテンの隙間から、

医師の姿は見えるものの、

その先はみえなかった。


待合の椅子に荷物を置いて、

あちらの様子に目をこらしながら、

何をするでもなく、歩きまわる


座る気にはなれなかった


しばらくすると、ドクターらしい

人から、声がかかる


しゃがれた声だ


「手術が必要ですが、

 本人から同意をもらいました」

とだけいった


「私はここで待ってればいいんですね」


「はい、、、そうです」

といって、戻っていっった


1分もしないうちに、またその

ドクターは戻ってきて、


「一応ここに署名をお願いします」

といって、紙を渡された


手術に関する同意書で、内容も読まずに

サインして渡した


なんだか、、、もたついた感じのドクターだ

と不安になった


相変わらず、処置室の状況はわからない


と、また1分ほどして、

ドクターが今度は事務室の人に、コピーを依頼

にきていた


ドクターは、足早に戻り、、、、

そして、しばらくして、その紙を取りにきていた


その時、

女性の声がした、、


「鈴木(仮称)先生、先にいってますよ!」

ガラガラガラ、ベットが動く音、

数人の人が走る音がした


ふと、ドクターに目をやると、、、

その女性の声に応えるでもなく、

心電図?らしい紙を一生懸命束ねている・・・


正直、「このドクター大丈夫だろうか?」

と不安になった

”それって、誰かにやらせることだよね・・・”

とどくたーの行動にくぎずけになった


長い紙を畳み終わると、ドクターは、そそくさ

と事務所を後にした


待合の置くのほうから、

女性が1人結構な勢いで走ってきた


「木村さんの御主人ですか?」

「はい」

というと、

「動きながら、説明します」


大急ぎで、荷物をもって、その人

に遅れないように小走りでついていった



つづく

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